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椿

やぁみんな

椿

今日は湖だよ

椿

綾女も来てどうなるかはお楽しみ

椿

それではどうぞ

綾女

まぁまぁそちらこそ落ち着きたまえ

綾女

金八先生も言っていただろ!

綾女

人という文字は支え合い出来てるのだと!

由希

それが、なに?

綾女

いいセリフだよね

2人 言ってみただけか!

疲れる……お前がいると本当に疲れる

用がねぇなら帰れってんだ

綾女

失敬な!

綾女

用ならいつでもあるさ!

綾女

由希!今日こそ兄弟の絆を深め合おうか

由希

その前に湖の底に沈めてやる

綾女

そうかいそうかい
何時でも一緒さ!

由希

お前一人で沈んでろ!

えっと、

コテ

はとり

あまり周りを困らせるなと言ってるだろう綾女

綾女

やぁやぁトリさん

はとりさん!起きてしまわれましたか?

はとり

あのうるささで寝ていられるわけないだろ

紫呉

悪かったね起こしちゃって

綾女

寝ていると知っていればもうちょっと静かにしていたね!

はとり

はぁ、うるさい

はとり

んで、お前なんでここに来たんだ?

綾女

本家に行ったらトリさんは皆と一緒に別荘に行ったとお手伝いさん(53歳)に聞いたのでならば僕もご一緒したいので出向した次第だ!

綾女

無論快適無敵

由希

(こいつ……)

(はとりの前じゃあっさり喋りやがって)

はとり

由希、夾今日は本田くんを連れて湖に行くんじゃなかったのか?

2人 あ……

綾女

そうなのかい?

綾女

ならばさっさと行きたまえ

綾女

何をちんたらと足止めしているか知らんが女性をエスコートするならばもっとスマートにしなければいけないよ

あ、あの!では私たちは湖へと行ってきますです!

紫呉

あーや絶対ついて行くと思ったのに

綾女

何を言う!グレさん!僕もそこまでは野暮じゃないさ

綾女

それに久しぶりに3人揃って話をできるしね

綾女

夜は長い今日は眠らせないよグレさん

紫呉

今日は君と一緒の夢が見られるなんてねあーや

2人 よし!

はとり

お前らも飽きないな

ふわぁぉぁ!

何やらとても清々しい気持ちになります

由希

あいつ今日泊まる気か、?

てめぇの兄貴だろうが
ちっとはなんとかしろや

由希

できるもんならやってるよ

由希

嫌だなたりききょんな奴は

たりききょんなのはどっちだ

紫呉におんぶされてる癖によ

由希

そんなのお前に関係ないだろ!

由希

一々知ったふうな口きくなよ!

聞きたくて聞いてんじゃねぇよ!

てめぇが目の前をうろちょろするから嫌でも目に入るんだよ!

由希

だったらお前からいなくなればいいだろ!

あーあ!いなくなってやりてぇよ!

なんで俺がてめぇと湖なんざ見なきゃなんねぇんだ!

由希

俺だってお前と湖見るのなんて苦痛極まりないよ!

くっ!くだらねぇ!こんなとこ!

2人 あ……

由希

違うからね!本田さん

へ?

単にこいつとが嫌なだけで

誤解すんなよ!

はいぃ

へ?

由希

いや、いいんだ、うん

誤解してねぇなら

綺麗ですね?良ければぐるりと湖の周りを見てきませんか?

由希

うん

おう

椿

ちょうどいいからここまで

椿

明日は一気に行くよ

椿

それではじゃあね

フルーツバスケット

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