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さぁ、平和の為に今行こう

第1話 - さぁ、平和の為に今行こう

2020年06月24日

#ストーリー

#絆

#不思議

#戦争

#仲直り

#旅立ち

まーくん

俺はなんで、悲しまなきゃならないのだろう

悪い事なんてして無いのに

親の言うことも聞いてたのに

あんな日は二度と来て欲しくない。

敵兵

日本人を見つけたぞ

敵兵 A

手を頭の後ろに置いてひざまつけ

俺

何すんだよ！

敵兵

黙って座れ！

俺

やめろ！

敵兵 A

大人しくしないと撃つぞ！

俺

いくら敵国だと言おうが俺たちは無力だぞ！

俺

俺は、兵隊じゃないんだぞ！

敵兵

だからなんだ

敵兵

お前の国は我国の国民を次々と殺した。

敵兵

そんな国の国民なんざ生きる価値すらない

敵兵

俺の家族は、お前達に殺されたんだからな！

俺

だからってやり返すのは違うだろ、

俺

あんたのお母さん日本人でしょ、

俺

美佐代さん。

敵兵

なんで、名前を

俺

あんたの事を毎日語ってくれた。

俺

ある日は、雨の中泣きながら帰ってきたりとか

俺

親父さんが亡くなった時1番泣いてた親思いな貴方も

俺

戦争に行くと告げられた時、笑顔で必ず帰るから安心してくれと伝えた貴方も

俺

全て、聞きましたよ、、

敵兵

な、、

俺

貴方は、無差別に人を殺すような人じゃないはずだ！

敵兵

うるさい！

敵兵

お前達が母を殺したには間違いは無いのだ！

俺

じゃ、なんであの時反撃しなかった。

俺

日本は急攻撃したが、貴女方もそれは知っていた。

俺

なぜ、

俺

死ぬ様な真似をした

敵兵

、、、

敵兵

俺たちは上にこう言われた。

敵兵

日本は攻撃してこないと、

敵兵

日本は、我々と家族なのだから、と

敵兵

緊急避難警報も出た。

敵兵

空襲警報も発令した。

敵兵

なのに、反撃はしたく無かった。

敵兵

何故なら、日本人を我々は皆信じていたから

敵兵

でも、あからさまに、殺しに来てる零戦飛行編成

敵兵

あれは、戦争体制だった

俺

、、、

敵兵

｢撃たれる｣皆そう思い、神に願った

敵兵

戦争をもう、辞めてくれと。

敵兵

そして、皆死ぬまで、日本人は殺さない、そう信じた

敵兵

7月20日、午前3時15分

敵兵

停戦、8月15日、午後5時24分

敵兵

約１ヶ月間、撃たれ続けた

敵兵

死者約束1543万人

敵兵

負傷者約3623万人

敵兵

家族を失った者。恋人を失った者

敵兵

家が無くなった奴も居た

敵兵

それでも、日本を最後まで信じた

敵兵

我々は哀れだ、そう他国からも言われた。

敵兵

他国の侵略にも会いかけた

敵兵

植民地にだって。

敵兵

でも、そこから発展した。

敵兵

裏切った日本人を殺すため

敵兵

無抵抗で死んで行った国民の為に

敵兵

俺達はほんとに日本人が憎い

敵兵

だけど、もし、仲良く出来るなら

敵兵

同盟を組み、平和に生きたい

敵兵

反撃したってなんの意味も無い。

敵兵

国民を殺すなんて、人として自決するべきだ

俺

そんな、

俺

あなた達は日本を信じてた、、、

敵兵

あぁ

俺

無差別攻撃実行指令が国から出された。

俺

理由は、同盟撤回が行われたと。

俺

アメリカは、日本を乏しくして見放したと。

俺

そういう伝えが全国民に知れ渡った

俺

そしてまた、日本人も嘘だと信じていた

俺

高度成長期であった日本は政治も単価も崩壊していた。

俺

バランスがとにかく傾いていた。

俺

そんな中アメリカが撤回したとなれば

俺

怒りや、憎しみが湧いてもおかしく無いだろう。

俺

でも、現実は違った

俺

｢1度｣一時撤回となっていた

俺

理由は、ソ連侵略の為戦争が絶えないため

俺

その為に戦争被害を日本に出させない為。

俺

だが、今撤回すれば、日本は確実に政治バラスが崩れるであろうと。

俺

でも、日本国民を守る為、御理解頂きたいと、きちんと定時してあった。

俺

アメリカは、恨んでも、日本を信じ守ってくれた

俺

だが、国がそもそも崩れていたのだから、聞く耳持つ政治家など居もしない。

俺

そして、裏切りと見なし、日本も無差別攻撃実行をした。

敵兵

、、、

敵兵

もう、戦争は辞めよう。

敵兵

銃は人を殺めるためにあるのでは無い

敵兵

銃は狩りをして満腹にする為にある物。

敵兵

人なんか殺したって満腹にもならない

敵兵

飯が喉を通らないだけさ

俺

私は、国民を代表として、停戦を求めに行きます。

俺

貴方も一緒に来てくれませんか

俺

撃たれる可能性はあります。

俺

ですか。私が必ず盾になりましょう

俺

武器も何も持ちません

敵兵

わかった。

敵兵

理解をしてもらえれば、貴方も我国に来て欲しい。

敵兵

貴方と私で停戦協定を組みましょう。

俺

はい。

俺

もう、お互いの国の人間は死なないよう

俺

そして、これからも世界に戦争で死なないよう

俺

変えましょう

敵兵

えぇ

敵兵

未来を変えてやりますよ。

さぁ

平和の為に今行こう。

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まーくん

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