冬
だって……
冬
おそ松兄さんだって
心配かけたくないから
今黙ってるんでしょ?
心配かけたくないから
今黙ってるんでしょ?
冬
それ、ズルくない?
冬
私には頼れって
言っておいて、
自分は長男だからって
言っておいて、
自分は長男だからって
冬
ズルい!
冬
…だから怒ってる理由、
分かったよね?
分かったよね?
おそ松
‥……。
おそ松
夢で冬美が
死ぬ夢を見た。
死ぬ夢を見た。
冬
!
おそ松
病院で髪は真っ白、
皆泣いててさ、
皆泣いててさ、
おそ松
正直、怖かった。
冬
‥……
冬
ぎゅッ(手を握る)
冬
おそ松兄さん…
冬
……あのさ、人にいう前に自分も解放しなよ。
おそ松
え、
冬
ほら、
冬
その潤目、泣き
たいんでしょ?
たいんでしょ?
冬
良いよ。
おそ松
‥……。
おそ松
…ッ……ポロポロ
おそ松
…怖いんだ。
おそ松
お前がすぐ黙って
遠くに行くのが怖い、
皆がいつかお前が
居なくなって泣いてる
所を見るのも怖い。
遠くに行くのが怖い、
皆がいつかお前が
居なくなって泣いてる
所を見るのも怖い。
冬
うん。
冬
私も怖いよ。
冬
兄さんも大変だったね。
冬
今は泣いて良いよ。
冬
ずっと一緒に
いるからさ…ね?
いるからさ…ね?
おそ松
‥……ん。
おそ松
…あのさ?
おそ松
にーちゃんも人間だよ?
おそ松
何でも受け入れられるって訳じゃないからさ?
冬
うん。
おそ松
何処にも行くなよ?
冬
行かない。
おそ松
絶対?
冬
ぜーったい。
おそ松
‥……。
おそ松
なら良し。
冬
上から目線…
おそ松
にーちゃん
だからね!
だからね!
冬
……フッ、
おそ松
なッ!笑うな!
冬
…ごめん。(笑)
冬
ほら、ご飯食べに行こ?
おそ松
そーだな!
ご飯が食べ終わって
冬
‥……。
冬
((あと、どの位
もつなかな
もつなかな
冬
………寝よ。
冬
あれ、
冬
此処何処?
おそ松
冬美ッ…
冬
おそ松兄さん?
カラ松兄さん
冬美‥…(泣)
冬
え?なんで皆
泣いて…
泣いて…
冬
お前の制で皆
泣いてるんだ
泣いてるんだ
冬
ッ……
冬
優しいを当たり
前だと思うな。
前だと思うな。
冬
そ、そんなの
分かってる…。
分かってる…。
冬
じゃあ何でおそ松
兄さんに頼ってたの?
兄さんに頼ってたの?
冬
心配かけないって
決めたんでしょ?
決めたんでしょ?
冬
君は……
冬
只踞ってるだけで、
冬
なーンにも出来ない
冬
出来損ないなの。
冬
分かる?
冬
………。
冬
これでも…
冬
これでも私だって
頑張ってるんだから!
頑張ってるんだから!
冬
あ、貴女に関係ない!
冬
私は………
冬
……。
冬
まぁ、どうせ君は
死んじゃうからね
死んじゃうからね
冬
好きにすれば。
冬
また、あの夢…
トッティ
?
トッティ
あの夢って何?
冬
あ、"兄さん"。
冬
おはよ。
トッティ
‥……。
冬
どうしたの?
トッティ
んーんー、
何でもなーい!
何でもなーい!
冬
そっか…
冬
((‥……。
冬
疲れる…ボソッ
冬
付き添い……?
冬
……。
冬
兄さーん
6子
んー?
冬
えと、今日の検診
何だけど、実は……
何だけど、実は……
十四松
へー!
十四松
じゃあ誰行くー?
6子
う~ん…
一松
あ、じゃあ俺行く
一松
今日暇だし
冬
あ、決まった?
トッティ
一松兄さんが
行くって~
行くって~
一松
俺もう準備できた
冬
じゃあ行く?
一松
ん、
冬
行ってきます
おそ松
バイバーイ。







