初めからない……か
そうだよね、まぁ私が間違ってるか
こんな歪んだところで信用信頼なんか求めてるなんて
そう思っているとジンは私の側頭部に銃口を突きつけた。
カチャ
ジン
ジン
マティーニ(○○)
マティーニ(○○)
マティーニ(○○)
マティーニ(○○)
マティーニ(○○)
マティーニ(○○)
マティーニ(○○)
マティーニ(○○)
私は奥歯に隠していたスイッチを押した。
私が改良を重ね、技術力をあげて何とか作った……
組織が蓄えていた情報、私が持っていた情報を全て消す事の出来るプログラムを作動させる為のものだった。
マティーニ(○○)
ベルモット
マティーニ(○○)
ジン
ジン
マティーニ(○○)
マティーニ(○○)
バンッ
静かな空間に銃声が響いたのを聞いてすぐ
私は…………
重たい瞼を閉じた。
【バーボンside】
バーボン
何処でバレた?一体誰が報告した?
写真は合成だが、音声は……○○、マティーニのものだった。
助け出したい……これが甘い事だなんて十分承知のばずだ。
危険な事だということも……
俺は…………
俺は大口をたたいていたくせに何も出来なかった。
下唇をグッと噛み、この感情を抑えることに必死だった。
スコッチ
バーボン
ジン
ジン
何も頭に入ってこない……そう思っていた時
ふっとある単語が俺たちの耳に入った。
マティーニ(○○)
スコッチ
バーボン
マティーニ(○○)
マティーニ(○○)
その時の○○の表情は自分自身を責めるなと言わんばかりの笑顔だった。
どこか悲しさを感じるような……そんな表情だった。
スコッチ
バーボン
バンッ
言いたいことを言い終えた○○はジンによって射殺された。
撃たれた○○は撃たれた方向と反対側に倒れ込み、血を流していた。
ベルモット
ジン
ジン
ウォッカ
ベルモット
バーボン
ジン
バーボン
ジン達が去った後、静寂に包まれた。
バーボン
スコッチ
スコッチ
スコッチ
バーボン
コメント
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えええこれからどうなるんだろう…(;;)