卒業生、そして新六年生へ

私は令和7年度の卒業生です

卒業式前日

私の部屋の隣はお父さんの部屋だったのでなるべく声を殺して泣きました

数分後

当日

学校にて

私は表情に出さず心の中で泣いた

式が始まった

式中何度か泣きそうになった

特に泣きそうになったのは誓うところ

辛いことがあっても立ち向かうことを

心をひとつにし、道を切り開いていくことを

仲間を大切にし、協力し合うことを

自分の夢に向かって突き進む事を

別れの言葉が終わりついに退場

～～～♪

教室へ戻ってきた

来るときには気づかなかったけどいつも宿題が書いてあるところにはこう書いてあった

数秒後

大体の生徒が外に出た

そこからは二人きりで泣いた

おさえきれない涙がどんどんあふれでた

私はあの先生の泣き顔を、泣きながら優しい眼差しで見てくれたあの顔を一生忘れない

歩いていくと5年生、教師、保護者たちによってできた花道が出来ていた

その花道を私は先生の横で堂々と歩いた

そしてある程度撮って帰った

泣くばっかの日々が続いていた

日がたつにつれどんどんと実感していく

それに比例するかのように泣く日々が続く

だからいつしか私は

遊びまくった

世に言う現実逃避だ

これで終わる

そう思っていた