りうら
いふ
悠佑
ほとけ
初兎
ないこ
ないこ
りうら
いふ
ないこ
ないこ
ないこ
りうら
りうら
いふ
いふ
辛いのはわかってるよ
いふ
いふ
りうら
りうら
ないこ
悠佑
ちゃんとりうらを守ろうと
したじゃん
悠佑
でも、守ろうとしたのは
偉いと思うぞ
ほとけ
ほとけ
なかったら、話せなかった
かもしれないんだよ!
ほとけ
行動できたよ思うよ?
初兎
初兎
ないこ
守りきれなかった、、!
ないこ
今一緒に今まで通り過ごせてた
かもしれないのに…
いふ
いふ
いふ
りうらに言われて、守るって
みんなで決めただろ!?
いふ
自○なんてしても、りうらは
喜ばないと思う
いふ
いふ
生きよう?
ほとけ
初兎
悠佑
ないこ
りうら
どういう事…俺がいない?え、)
俺は全く意味がわからなかった
俺がいない ないくんが俺を好き 俺を守りきれなかった 俺の分まで生きるという約束
ひとつも分からなかった
でも、
なんだろう…思い出した気がする…
俺は、俺は…… そうだ
俺は……
あの日
みんなで買い物したあとの 帰りの事
雨だった
悠佑
買ったなw
ないこ
めっちゃ買うから〜
いふ
ほとけ
あったんだもん!
りうら
初兎
ツルッ
りうら
りうら
ほとけ
初兎
りうら
ほとけ
りうら
ズキン
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
いふ
悠佑
初兎
悠佑
立ち止まる
りうら
頭が痛く立ち止まった 気がつくとみんなもう渡っていた
ほとけ
ないこ
衝撃でなんかあったのか?)
りうら
りうら
俺は歩きだした
次の瞬間
プップー!
りうら
ないこ
ないこ
ドンッ
ないこ
りうら
俺は車に気づかず 轢かれた
ないくんは、俺を庇おうとして 一緒に轢かれた
ほとけ
いふ
悠佑
初兎
病院
医者
いふ
医者
いふ
医者
目覚めるかは分かりません
いふ
悠佑
初兎
ほとけ
いふ
医者
ガラガラ
いふ
悠佑
初兎
ほとけ
ないこ
いふ
悠佑
初兎
ほとけ
ないこ
いふ
いふ
ないこ
ないこ
いふ
ないこ
いふ
ないこ
いふ
ないこ
ほとけ
初兎
ないこ
それから月日がたち ないくんが退院 俺は目覚めなかったらしい
それから数ヶ月
俺は目覚めた
りうら
りうら
りうら
ガラガラ
ないこ
ないこ
ほとけ
ほとけ
初兎
いふ
悠佑
ないこ
ないこ
りうら
悠佑
医者
とても低かったのに、、
医者
医者
俺は検査を受けた
医者
りうら
医者
りうら
りうら
医者
言いますか?それとも
私から言った方がいいですか?
りうら
医者
りうら
りうら
ないこ
ほとけ
初兎
いふ
悠佑
悠佑
近いうちに……
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
嘘って…言ってよ……
りうら
ないこ
ないこ
俺は
検査の結果
轢かれた衝撃で神経が弱まり 徐々に身体が動かなくなっていき 近いうちに死んでしまう と診断された
その間みんなは毎日 お見舞いに来てくれた そんなある日
俺はみんなに約束してほしいと 言った
何故なら俺は、 身体がほぼ動かなくなって もうながくはないと思ったから
りうら
りうら
りうら
りうら
みんな
りうら
りうら
ないこ
ないこ
りうら
ないこ
りうら
りうら
ないこ
……
いふ
いふ
いふ
最後のお願いを聞かないなんて
ないこも嫌でしょ?
ないこ
いふ
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ほとけ
初兎
いふ
悠佑
りうら
りうら
りうら
過ごせて……
りうら
ないこ
ほとけ
初兎
いふ
悠佑
りうら
ないこ
ないこ
初兎
ほとけ
いふ
悠佑
そして俺は息を引き取った
そうだ… 全部思い出した
俺は死んだ… みんなと約束した 俺から約束したんだ
俺が忘れてたのはきっと 自分でも死んだことが 受け入れられなかったんだと思う 約束しても正直 受け入れられなかった だから忘れていた。いや、 自分から忘れようとした
そして忘れたと思ったら 思い出しちゃった
りうら
りうら
把握してなかっただなんて)
りうら
りうら
みんな 俺と仲良くしてくれて、 生きる意味をくれて ありがとう 俺は意味が無いと全く 分からなかったから 本当に助かったよ 死ぬまでそばにいてくれて ありがとう 約束を守ってくれてありがとう とっても嬉しかったよ!
感謝してるよ いくら感謝しても足りないくらい 本当にありがとう… ありがとう!!!
ないこ
ほとけ
ないこ
聞こえた気がして、、
りうら
ポンポン
俺は触れられないないくんの 頭を撫でた 続けてみんなの頭も撫でた
ないこ
りうら
ほとけ
初兎
いふ
悠佑
りうら
俺の身体がみんなに 見えるようになったみたいだ 若干透けていたが、、
ないこ
りうら
ないこ
りうら
抱きつこうとしたが、 俺の事は見えるだけで 実際は存在してないから 触れられなかった
りうら
りうら
思うから言うね
りうら
恋愛として だいすきだよ
ないこ
ないこ
りうら
りうら
俺の足が薄れていく
りうら
りうら
本当にありがとう
りうら
どんどん薄れていく自分の身体 それを見てみんなが言う
ないこ
ありがとう!(泣)
ほとけ
ありがとう…(泣)
初兎
あり、がとう(泣)
いふ
本当にありがとう(泣)
悠佑
ありがとう…(泣)
りうら
りうら
もう俺の身体はうっすらとしか 見えなくなっていた
みんな
そして俺はみんなの声を聞いて 消えた
俺はみんなのこと 見守ってるからね!
主
主
ごめんなさい!
主
ございましたっ
主