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澄人

(はぁ…疲れた)

澄人!

澄人

おお、司ー

これ

司は小さい小瓶のような物を見せてきた

澄人

ん?なにこれ

香水だよ!

澄人

香水?

澄人付けたことないのか?

澄人

うん、そういうのよくわかんないから

澄人

てか、なんで香水なんか持ってきたの?

いや、シンプルに自慢したくてさ

昨日買ったんだけど、めっちゃ人気で全然ゲットできないんだ!

でもラスト1個のやつ見つけてさ!

澄人

えー!すごいじゃん!

だろ!?

ちょっと付けてやろうか?

澄人

いいの?

おう!特別な!

澄人

…なぁ、付けすぎじゃないか?

んーそうか?

こんなもんだろ

澄人

自分からこんな甘い匂いするの初めてなんだけど…笑

これくらいが丁度いいんだって!

あ、次俺らの番だぞ!

澄人

あ、うん

シュパッ

女子

南雲くんすごーい!

女子

やっぱ南雲くん運動神経抜群だね〜…

竜也

司、次ここ入って

は、はい…!

澄人

(やっぱカッコイイな〜…)

澄人

(そりゃあ女子からも人気出るよな)

竜也

竜也が近付いてくる

澄人

(ん?なんだろ)

竜也

澄人、ジャージ変えとる?

澄人

え?

澄人

変えてないよ?

竜也

…気のせいか

澄人

…?

先生

おーい、お前ら始めるぞー?

竜也

あ、すんません

あっちー、めっちゃ汗かいた

澄人

ほんと最近暑くなったよね

祭りの日、晴れるといいなー…

澄人

めっちゃ楽しみにしてんだね

え?あ、まぁな…!

俺もう行ってるぞ

澄人

うん

俺が体操着を脱ごうとしていると

竜也

澄人

澄人

あれ、竜也今来たの…ッ

トン

澄人

え…っ

竜也

…やっぱなんか付けてるやろ

澄人

つ、付けてる…?

竜也

なんかめっちゃ甘い匂いする

澄人の首を嗅ぐ

澄人

(ち、近いって…!///)

澄人

ちょっ、///誰か来たらどうすんの…っ

竜也

そんなんええやろ

竜也

てか話逸らすなや。この匂いなに?

竜也の目に吸い込まれそうだった

澄人

つ、司が香水付けてくれたの…っ!///

竜也

あー、司かいな…

澄人

そ、そうだよ…!

澄人

(心臓破裂するかと思った……///)

竜也

…なら俺の香水付けろや

澄人

(あれ、もしかして…嫉妬してる…?)

澄人

竜也、香水持ってるの?

竜也

ん、まぁ…

澄人

付けていいの、?

竜也

逆に付けてほしいねんけど…

澄人

あぁ、そうだよね…!

シュッ、シュッ…

澄人

ほんとだ、竜也の匂いする

竜也

…やろ、?///

竜也

これからは俺の付けろよな

澄人

わ、わかった…!

澄人

(なんか満足そう…笑)

竜也

…やっぱそれあげるわ

澄人

いや、それはいいって…!笑

澄人

(可愛いなぁ…)

次あれ食べたい!

澄人

うん、いいよー行こっか

女子

司くんってああいう感じなんだ

女子

なんか可愛いよね笑

んあ?なんか言ったかー?

女子

ううん!なんでもなーい!

てか、なんで君たち一緒なの?

澄人

俺が誘ったの!

澄人

どうせなら人数多い方がいいでしょ?

あー、澄人が…

(だから竜也がこんな不服そうなのか…)

竜也

女子

あー、私たちあっち見てくるね…!

女子

ごめんね〜、3人で楽しんで!

澄人

あ、うん気を付けてねー!

竜也

澄人、金魚すくいしよや

澄人

うん!いいよー

(あ、機嫌直った)

澄人

あー!逃げられちゃった…

竜也

ん、これ澄人にあげるわ

澄人

え!めっちゃ取ってんじゃん

全然取れないんだけどー

なにこれ不良品?

澄人

司、あんまそういうこと言わないのー

竜也

女子

あれ、金魚すくいやってるじゃーん!

あぁ、君たちか

ん、それたこ焼きか?

女子

うん、買ってきたんだー

食べてもいいか、?

女子

どうぞー

澄人

(司嬉しそう、笑)

竜也

澄人、こっち

澄人

えっ?

澄人

竜也っ、急にどうしたの…っ

竜也

すまん、本当はずっと抜け出したかった

澄人

(あ…だからちょっとテンション低かったんだ)

澄人

だからテンション低かったの?

竜也

えっ、俺そんな顔に出とった?

澄人

うん、結構わかりやすいよ、笑

竜也

うわ、恥ず…///

澄人

(真っ赤、可愛い…笑)

竜也

…澄人さ

竜也

俺と一緒におんの楽しい?

澄人

え?なんで?

竜也

いや、俺めっちゃ嫉妬するし正直めんどいやろ?

竜也

やから…

めんどくないよ!

澄人

確かに、顔にはすごい出るしちょっと強引なとこもあるけど…

澄人

今みたいに、ストレートに想い伝えてくれるところとか凄いドキドキするし…

俺はそんな竜也がめっちゃ大好きなの!

竜也

澄人…

澄人

だから、もっと自信もって欲しい

澄人

俺が隣にいても、安心できるような竜也でいて欲しい…!

竜也

…っ

バッ…!(ハグ

竜也

…好きや、///

澄人

ッ…!///

竜也

一生離したない…

澄人

…うん、離さないで…///

ヒュー…ドン!

澄人

あっ、花火…!

竜也

ん、ほんまや…

澄人

めっちゃ綺麗…

竜也

また来年も来たいな

澄人

うん!絶対来ようね

澄人

今度は2人で!

竜也

…せやな、///

澄人

ほんと綺麗だな〜…

竜也

…澄人

澄人

ん…っ?

チュ…

澄人

んっ…!///

竜也

…幸せやな

澄人

…うん、///

澄人

なんか少女漫画みたい、///

竜也

そしたらほんまはこういうときに告白とかするんやろな

澄人

確かにね、笑

あー!いた!

女子

ちょっとー探したんだよー?

澄人

ごめんごめん…笑

最近はぐれすぎだぞ〜

竜也

別にええやろ。2人にさせろ

澄人

…!///

女子

うわ…言った

た、竜也はずるいぞ!なんも逆らえなくなる!///

このイケメンが!羨ましいわ!///

女子

あー、司くん落ち着こうねー

竜也

澄人行こか

澄人

あ、ちょっと待ってよー…!

女子

じゃあ気を付けてねー!

また明日な!

澄人

うん!また明日ー!

女子

ばいばーい!

竜也

ほな、俺らも帰ろか

澄人

…うん

澄人

(もう帰る時間か…)

竜也

ここら辺でええか?

澄人

竜也

澄人?

キュッ…(袖を掴む

澄人

朝まで一緒に居て欲しい…

俺は我慢できずに口に出してしまった

ギャップに堕ちるまで、あと0秒

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