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セレナ

ウッドさーんどこー!!

アン

こんな広い土地で見つかるの!?

エドガー

位置的にこの辺だろう……

アルフレッド

あ、ここら辺クレバスがあるから気をつけてねー

アット

クレバスってなぁにぃ?

アルフレッド

雪山にある巨大な穴だよー

アルフレッド

落ちたらひとたまりもないからー

アット

こ、怖いよぉアン姉…

アン

アットは私に捕まってなさい

セレナ

まさかウッドさん、クレバスに落ちたとか……

エドガー

有り得そうなこと考えるなよ!

エドガー

もしそうだったとしても再生能力で一命は取り留めてるはずだから…

アルフレッド

……それが現実になったみたいだねー

アルフレッド

そこの穴の下みてー?

エドガー

……は?

アン

嘘……でしょ

セレナ

ウッド……さん?

クレバスにウッドらしき人影が見える

それを見た一同は絶望に飲み込まれる

エドガー

いや、まだ死んでるとは限らねぇ

エドガー

返事しろチビがぁあああああああ

アット

うわぁエドガーさんそんなこと思ってたんだぁ

セレナ

〈テレパシー・メンス〉

セレナ

これでウッドさんと繋がるか試してみる!

アン

ナイスアイデアね!

エドガー

頼むセレナ!

セレナ

うん、任せて!

しかし、ウッドからの返事はない

というか生きてる気配がない

セレナ

え…うそ……

エドガー

なにがあった?

セレナ

ウッドさんの気配がない……

アルフレッド

心肺停止状態なのかもー

アン

え…ウッドさんは──

セレナ

いや、そんなことないわ!

エドガー

けどここからどうするんだよ!クレバスなんか誰も降りれないだろ…

アルフレッド

ぼくは登山家だからなんとか行けるよー

アット

登山家がいて良かったぁ

アット

ここはアルフレッドに任せよぉ

セレナ

……だったらわたしも連れてって!

アン

はぁ?!

アルフレッド

それはちょっと無理かなー

アルフレッド

とりあえずクレバスから地上に引っ張りあげるねー

エドガー

お願い……!

アルフレッドは命綱を使ってクレバスに降りていった

セレナ

あ、ああ……

アン

泣いちゃダメよセレナ…

エドガー

(ウッド…生きててくれ)

ウッド

っ……俺様生きてる!

吹き飛ばされた後、巨大なクレバスに落ちるも氷が身体を支えてくれたおかげで何とかなった

ウッド

嘘だろ…クレバスに落ちたのかよ!

ウッド

でもだ、ここから空中浮遊で脱出すれば──

そうウッドが能力を発動させる

ゴオォォォォォォーーッ

だが、不思議なことにクレバスはウッドを地の底へ吸い込もうとする

ウッド

くっ…なんだよっ!

ウッド

生きてんのかこの山!

ボオォォォォォォォォォーッ

さらに吸い込む力が強くなる

ウッド

うぐっ……

ウッド

引っ張られてたまるかっ…!

ウッドは出っ張っている氷にしがみついて必死に耐える

ウッド

この山といいセフィラといい

ウッド

俺様を殺したいのかよっ!

ウッド

がっ……

ボキッ──

出っ張っていた氷が折れる

ウッド

え───────

ウッドは何もできず急速に地の底へ叩きつけられた

ウッド

がはっ──

ウッド

(動けない……)

グチャっと骨が折れる音がした

クレバスの底は暗黒の世界、外の光という希望は見えない

ウッド

息が…でき……なっ…

ウッド

俺様死ぬの……か

そのままウッドは目を閉じてしまった

心臓の鼓動はしない、それによって再生能力も停止する

ここに希望なんかない

求めるだけ無意味だ

俺様がいるから世界が混乱したんだ

俺様のこの力のせいで

虐められて、死にかけて

でも死ねなくて

生きている意味が分からない

どうでもいいし生きたいと思わない

けど俺様は、暴風に耐えている

なぜだろうか、俺様でも分からない

でも、まだ死んではいけない気がする

何かを忘れている気がする

あいつらより先に死ぬのか?

そんなこと俺様にはできねぇ

暴風にいつまでも耐えている理由

この能力のせいではない

大切な仲間を守りたい

それが達成できるまで、死ねない

あぁそうか、そうだ

吹き飛ばされてたまるかっ!

その頃アルフレッドは深いクレバスの底へ向かって降りていた

クレバスの底は真っ暗なのでライトを付けていく

アルフレッド

うわぁー深いねー

アルフレッド

こんなところに落ちたらひとたまりもないやー

アルフレッドさん!セレナです!

アルフレッド

誰かと思えばお嬢ちゃんですかー

やはりウッドさんのことが気がかりで能力使っちゃいました!

アルフレッド

なるほどねー

アルフレッド

これだったらそっちにも状況把握ができるねー

アルフレッド

……んん!?

どうかしましたか?

アルフレッド

見つけたよー

アルフレッド

あちゃーやっぱ仰向けになってるー

ウッドさんは無事なんですか!?

アルフレッド

ここからだと分からないねー

アルフレッド

も少し近づいてみるねー

アルフレッドは倒れているウッドに近づいてみる

アルフレッド

これはどうだろうー

どうですか!?生きてますか!!

アルフレッド

止まってるね、心臓の音がー

そ、んな……

アルフレッド

ぼくに任せなさーい

ほんとにお願いします!あなただけが頼りなんです!

アルフレッド

オーケー

アルフレッド

まずは心臓マッサージをしないとー

ドクドクと心臓マッサージを行う

アルフレッド

ぉおおおおおおおおー!

アルフレッド

音がする、心臓の音がするー

本当!?生きてるの!?

アルフレッド

うん、なんとか一命は取り留めたよー

アルフレッド

よし、次はこれ〈ヒール〉

アルフレッドはウッドの胸に手を当て、回復能力を行う

そして、目が覚める

ウッド

っ……ぐっ

アルフレッド

ぉおおおおおおおー!

アルフレッド

おはよー

ウッド

お、おはよう……

ウッド

じゃねぇだろ!

ウッドさぁあああああああああん!

良かった、良かったぁああああああ

ウッド

この声はセレナか!?

そうよ。゚( ゚ ◜ᵕ◝ ゚)゚。

アルフレッド

泣いてますねー

な、泣いてないもん!

アルフレッド

まあとにかく良かったですー!

ウッド

俺様はここで何を……

アルフレッド

クレバスに落ちて意識不明の重体だったんですよー

アルフレッド

僕が来なければほんとに死んでましたよー

ウッド

そうか、ありがとうな…

アルフレッド

けどここからはどうしましょー?

アルフレッド

ぼく降りることは得意だけど登るのはねー

え、どうするのよ!?

ウッド

だったら俺様の瞬間移動で地上に行こうか

アルフレッド

ぉぉお、ありがとうー!

ウッドさん、無茶しないでよ……

ウッド

……大丈夫、すごい元気だから!

ウッド

それじゃあ行くぞ!

アルフレッド

はーいー

ウッドはアルフレッドを連れて瞬間移動をする

ウッド

ほいっと…

アルフレッド

わお、一瞬だー

エドガー

よかった、無事だったんだな!

アット

良かったよぉおおおおおお!

ウッド

……すまんないろいろ心配かけて

アン

ほんとにそうですよもう…

ゲルーゴン

グゥウウウウウウウウウウ!

ウッド

ゲルーゴンも無事でよか──っては?

セレナ

なんで動けてるの!?

ゲルーゴン

グゥウ、さっきそこのお主が氷を溶かしてくれた

アン

セレナが能力を使っている間にね

アット

アン姉が炎の能力者で良かったよぉ

ウッド

俺様も一応炎を扱えるのだがな…

ゲルーゴン

さて、いろいろと申しわけなかった

ゲルーゴン

今回は特別にデウス様のことを教えてやろう

ウッド

本当か!?

エドガー

ラッキーっすね先輩!

アット

いや全然ラッキーではないと思うのだけどぉ

アルフレッド

デウス様?そのことについて何か知ってるのー?

ゲルーゴン

グゥウ、なんならダアトの場所も教えてやろう

セレナ

特大ニュースよこれ!!

アン

耳かっぽじって聞きなさい!

アット

それなら僕に任せてよぉ

ゲルーゴン

グゥウ、ダアトはケテル、コクマー、ビナー、ティファレトの間に位置しておる

ゲルーゴン

そしてケテルとティファレトのパスに入口がある

ウッド

良かった、引き返すことがなくて…

セレナ

でもこれで情報は出揃ってるよ!

アン

そうね、まずはティファレトに向かうことから始まるわ

エドガー

最終目的地はティファレトとケテルを繋ぐパスだな

ウッド

よし、早速ティファレトに向かおう!

ゲルーゴン

ちょっと待つのだお主らよ

セレナ

ん、なぁに?

ゲルーゴン

お主、少し身体をかりるぞ

アルフレッド

ぼくー?良いよー

ゲルーゴンはアルフレッドの身体を乗っ取る

ウッド

そのでけぇ身体でよくできるな…

ゲルーゴン

まぁな、それより……

ゲルーゴン

せっかくケセドに来ていただいたのだ、ぜひ城でゆっくりしていってほしい

アット

城あるのぉ!?

アット

そんな気配ないのにぃ?

アン

も、もしかしてザドキエル山頂に……

ゲルーゴン

察しがいいですな、そうだ

ウッド

裏に隠されてる感じか…

エドガー

寒いし、ちょっとぐらい休んでもいいっすよね

セレナ

そうね、お言葉に甘えて休憩するわ

ゲルーゴン

では我の力で城に送ってあげましょう

ウッド

おいゲルーゴン、本体はいいのか?

ゲルーゴン

大丈夫だ、むしろ本体は寒いところが好都合だから

ゲルーゴン

ささ、行きますぞ

ゲルーゴンは一同を連れてケセドの城へワープした

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