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くおん
くおん
くおん
次の日
私は朝からずっと落ち着かなかった
教室に入っても、気づけば窓際の席を見てしまう
朝比奈 結衣
頬杖を付きながら外を眺めていて、周りともあまり話していない
朝比奈 結衣
昨日の配信で、笑っていた姿を知ってしまったせいで
なんだか変に意識してしまう
小日向 晴
朝比奈 結衣
友達に笑われ、慌ててノートを開いた
その瞬間
雨宮 蓮
朝比奈 結衣
顔を上げると、机の横に雨宮くんがたっていた
私は一瞬、思考が止まる
彼は私の机の下を指さした
見ると、消しゴムが落ちている
朝比奈 結衣
雨宮 蓮
短くそれだけ言って、彼は自分の席に戻っていった
たった数秒
朝比奈 結衣
朝比奈 結衣
しかも
声が近くで聞こえた瞬間、昨日の配信を思い出してしまった
私は顔を隠すように机に伏せた
――その日の夜
私はまた、彼の配信を開いていた
Ren
落ち着いた声がイヤホン越しに届く
コメント欄は今日も流れるのがはやい
私は少し迷ってからコメントを打った
朝比奈 結衣
朝比奈 結衣
本当は
**雨宮くんと話せた**って意味だった
もちろん、彼は知らない
朝比奈 結衣
すると彼はコメントを読みながら
Ren
Ren
Ren
そう優しく笑った
朝比奈 結衣
小さく呟いた言葉に自分で驚く
ただの配信者
ただのクラスメイト
そのはずなのに
朝比奈 結衣
くおん
くおん
くおん
くおん
くおん
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