TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
悪魔の夢の正体

悪魔の夢の正体

「悪魔の夢の正体」のメインビジュアル

1

悪魔の夢の正体

♥

120

2019年09月20日

シェアするシェアする
報告する

いつも私は同じ夢を見る

だけど起きたら忘れてしまう

毎回見ていた夢は、

悪魔の夢

だった

起きたらいつもしんぞうがばくばくだった

これはクリアするまで永遠に続くのだった

お母さん

ゆりさ寝なさい

ゆりさ

嫌だよ!

お父さん

コラ!ゆりさ!

ゆりさ

分かったよ

誰もわかってないくせに

寝たら、また辛くなる

この気持ち誰か、分かって、

お母さん

ゆりさおやすみ

ゆりさ

おやすみ

絶対寝ない眠くても寝たくない。

寝たらまた、辛くなるだけ

私は寝てしまった

ゆりさ

ん、

ゆりさ

まただ!

ゆりさ

お願い!もう嫌!

悪魔

やぁ、ゆりさちゃん

ゆりさ

あんた、何するつもりよ

ゆりさ

毎回こんなことして何がしたいってゆうのよ!

悪魔

君にはバチが当たったんだよ

ゆりさ

バチ?なんかしたってゆうの?

ゆりさ

ねぇ、教えてよ!もうしないから

悪魔

じゃあいつものをしてもらおうか

ゆりさ

いや、お願い、もうイヤ、

ゆりさ

まただ、

ゆりさ

溶岩がおそってくる!

ゆりさ

逃げなきゃ!

ゆりさ

なんで夢を見るまでこんなことをしなきゃ、

ゆりさ

はぁ、はぁ、もう、疲れた、

悪魔

まだまだあるよー!

悪魔

楽しんで言ってね

ゆりさ

楽しめるもんですか!

ゆりさ

え、嘘でしょ?

ゆりさ

お父さん、?

ゆりさ

なにやってんの?ねぇ!お父さんを下ろしてよ!

悪魔

君がゴールに着いたらね

悪魔

ゴールにつかなかったら燃えて、溶ける

ゆりさ

いや、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

お父さん

ゆり、さ、

ゆりさ

お父さん、

ゆりさ

私やる

悪魔

おーいい度胸だねー

ゆりさ

当たり前じゃん!私のお父さんなんだから

お父さん

ゆりさ、

悪魔

よーい

悪魔

ドン!

ゆりさ

はぁ、はぁ、あとちょっと、

悪魔

3.

悪魔

2.

悪魔

1.

悪魔

0.

ゆりさ

ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、

お父さん

ゆりさお前のお父さんで良かったぞ

ゆりさ

私もお父さんが私のパパで嬉しいよパパ愛してる

お父さん

やっと言ってくれた

お父さん

愛してるよ

涙が止まらない。

溶けていくお父さんの姿

私のせいで、みんなが、

お母さん

ゆりさ!ゆりさぁ!

ゆりさ

うわぁ!

お母さん

起きなさい!もう!

お母さん

遅刻するわよ!

ゆりさ

そうだ今日は月曜日か、

ゆりさ

お父さんは?

お母さん

お仕事に行ったわよ

ゆりさ

良かった。生きてた。

そして学校で、お弁当を食べている時に

先生に呼び出された

ゆりささん!

私はショックだった

お父さんが交通事故で死んだと聞いた時

ゆりさ

お父さん。

次の日から私に近づく人はいなくなった

ゆりさ

あ!みんな!おはよう!

クラスの女子

うわ怖いんですけど、

学校ではわたしに近づいたひとたちはみんな死ぬとゆううわさが広まっていた

クラスの男子

うわ、逃げろ!

あんたらに私の気持ちがわかる人がいる?いないよね?わかって欲しいんだよ

だけど一人だけ私と同じ目にあっている人がいた

ゆうじ

あ、あの、ゆりささんですよね?

ゆりさ

は、はい

ゆうじ

僕も君と同じ目にあってるんだ

ゆりさ

あなたも?!

ゆうじ

そうなんだでね

ゆうじ

君の家で手を繋いで寝たいんだ

ゆりさ

は、はぁ?!

ゆりさ

キモイんですけど、

ゆうじ

違うんだ!手をつなげば同じ夢にはいることが出来る

ゆうじ

もう二度とあんな悪魔の夢を見ないようにだ!

ゆりさ

わ、分かった、

そして、数時間後

ゆうじ

手を繋いで!

ゆりさ

うん

ゆうじ

目をつぶって!

ゆりさ

分かった

そして夢の中

悪魔

起きてぇー!

悪魔

かまってぇ!

ゆりさ

( ´;゚;ё;゚;)オッエェェェェェェ

悪魔

そこまでするか?

ゆうじ

着いた

ゆうじ

ゆりさ大丈夫か?!

ゆりさ

う、うん

悪魔

二人で来ましたかじゃあ始めますか

ゆりさ

いいわよかかってきなさい

ゆうじ

やる時合図お願いね

そして数時間後

ゆうじ

やった、はぁ、クリア!はぁ、

ゆりさ

やったね!はぁ、

悪魔

僕の正体気になるかい?

ゆりさ

見せて!

悪魔

いいだろう

バサッ

ゆりさ

え、智康?

ゆうじ

ゆりさちゃん友達?

ゆりさ

違うの幼なじみの智康

ゆうじ

幼なじみ?!

ゆりさ

なんでこんなことするの?

悪魔

君が好きだから君が欲しかった

ゆりさ

告白すればよかったじゃん!

悪魔

でも、君は好きな人がいたから振られるってことを分かってて告白をしなかったんだ

悪魔

ゆりさ、好きだ!

ゆりさ

ごめん無理。

悪魔

だよね、嫌いなんだよね

ゆりさ

違うよ好きな人は智康だったんだよだけど、私のお父さんを殺したあなたは、智康じゃない。本当の智康は、かっこよくて優しくて笑顔が素敵な人だよ

ゆりさ

ゆうじ目覚めよ。

ゆうじ

いいの?

ゆりさ

うん

そしてあの夢を忘れることはありませんでした

30年経った今でも私にとって、トラウマだった

この作品はいかがでしたか?

120

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚