青
黄くん...?
青にぃはとても驚いていた 他の人達も
でも実は僕が一番驚いている
紫
そうなんです
紫
青ちゃんは悪くなくて―
紫にぃが僕の後を追うように 事情を話し始めた
事情を理解した保護者は すぐに頭を下げた
保護者
うちの子がッ...本当にすみませんッッ....
青
ぇ..で、でも僕が..
青
僕が感情的に..なって、しまって..
青にぃはまだ自分が 悪いと思っているみたい
廊下にいた桃にぃが 静かに青にぃの方に来た
桃
お前はな橙と黄を守った
ヒーローなんだって!!
ヒーローなんだって!!
桃
いい加減自分の
こと認めてやれよ、
こと認めてやれよ、
青
僕が....
橙
そうなんよッ!!
黄
そうなんですッ!!
黄
青にぃは僕達の
ヒーローなんですッ!!
ヒーローなんですッ!!
橙
あんとき守ってくれてありがとうッ!
青
.......
青にぃの足元に水が落ちてきた
青
ッッ....
青にぃの目から零れた涙だった