ねぇ。
皆は、寝る前に何を思って寝てる?
私はな、
ドキドキしながら寝てる。
恋愛とか、そういうのじゃないよ。
………………。
………明日が怖いんだと思う。
どうなるかわからないから。
……………。
私が寝てるふりをしていた時、
あなたが泣いてたんじゃないかな?
……………。
出来ることなら何でもしてあげたかった。
笑顔が見たくて。
けど、
家に帰って布団に入ると、
いつも1人
寂しいけど、誰にも言えない。
そんな私の話。
何処か。
机。
私は寝たふりをしている。
そうどう
そうどう
男A
男B
男A
男B
そうどう
そうどう
女A
女A
そうどう
男B
女B
女B
女B
男B
皆
そうどう
そうどう
そうどう
そうどう
家。
そうどう
そうどう
私はすみれの為なら何でもしてた。
それが生き甲斐だったんだ。
それが無くなった今は
私は何もできない。
すみれ無しでは生きていけなくなっていたんだ。
そうどう
私はすみれと撮ったプリクラを見る。
肌身離さず持っていた。
頑張れる気がしたから。
けど、さ……。
やっぱり辛い………………。
こんなこと、すみれにしか言えないよ……。
そうどう
そうどう
そうどう
そうどう
私は小さなナイフをベットの下からとりだし、
しゅっ!
そうどう
手を切った。
この日、初めてリストカットをした。
そうどう
そうどう
そうどう
そして、初めて包帯を巻いた。
すみれ
すみれはいつも私についてきていた。
…いや、私が連れ回していた。
他の連中からよく思われてなくても、
私はそうした。
ピンクのツインテールが子供みたいでやめた方がいいっていっても、
すみれはやめなく、すみれなりの個性があった。
すみれはすみれなみに、強かった。
私はそれが羨ましかったのかもしれない。
けど、どこか脆そうなところがあって、
放っておけなくて、
私はそれを守りたかった。
そうどう
机。
いつもみたいに寝たふりをする私。
男B
女B
男A
ガラッ!
男B
???
そうどう
そうどう
そうどう
そうどう
???
そうどう
私は反応して、その声の主の顔を見る。
そこには、金髪にそめたツインテールの女の子が私に優しく笑いかけていた。
???
その優しそうな声を聞いた時、
私の涙腺は崩壊したんだ。
???
男B
男B
女A
女B
女B
男A
???
???
???
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