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音風橘花

「どうも」

音風橘花

「音風橘花(おとかぜ きっか)と言います」

音風橘花

「僕は目が見えません」

音風橘花

「手も"有りません"」

音風橘花

「でもその代わり神様かは分かりませんが」

音風橘花

「僕にテレパシーの能力を与えてくれました」

音風橘花

「さて、僕の事はここまで」

音風橘花

「物語について説明しましょう」

音風橘花

「この物語では、我々だの皆様との」

音風橘花

「軍人パロディをしようと思っています」

音風橘花

「んで.....主さん?」

ビックゥゥゥ

は、はいッ

音風橘花

「なぜこれを出したんですか?」

あの.....昨日学校の登校班の子達待ってたらですね

急に思い付いてシマッテ....

音風橘花

「はぁ.....後で背筋100回でもしててください」

すみません其れだけはぁぁぁ!!

音風橘花

「じゃあ腕立てで」

あっ....良かった

(でも筋トレは結局しなきゃなんだ.....)

音風橘花

「じゃあ、僕の詳細を開示しますね」

音風橘花

「"ビデオ"」

名 音風橘花

生年月日 2008 0404

齢 14

身長 162.9

体重 42.7

性格 不明

あ〜これは僕が言った方がいいね

音風の性格は、僕もあまり分かっていない

強いて言うならば音風は

臆病だ

臆病だけど、強い

ま、後は本編で、ね?

音風橘花

「.....それでは、最後に僕の見た目です」

小悪魔メーカーで作らせて頂きましたm(_ _)m

音風橘花

「さて、物語の開幕です」

音風橘花

「"目の見えない僕は手を失った"」

音風橘花

「どうぞ」

ふと、僕は思った

何故神様は、僕から視覚と手を取ったのに

僕に能力を沢山与えたんだろう

能力を与えてくれる位なら

僕は普通の生活をしたかった

能力があっても何も可笑しくない世界に

生まれてみたかった

堕天使

なら、その願いを叶えよう

音風橘花

.....「誰?」

堕天使

通りすがりの堕天使さ

堕天使

もう一度言うね

堕天使

君の願いを叶えようか

音風橘花

.....「お願いしても、いいですか」

音風橘花

「どんな形でも良いから」

音風橘花

「僕は僕が窮屈じゃない世界で生きてみたいんです」

堕天使

わかった、良いよ

堕天使

君みたいに心の綺麗な子が辛い想いを
するなんてあんまりだからね

堕天使

世界中何処でもそうだ

堕天使

辛い思いをしている子は、

堕天使

辛い事の繰り返しで色が分からなくなっちゃった子は、

堕天使

心が綺麗な証拠で、優しい人な証拠だから

音風橘花

.........「まぁ、僕はもうどうでもいいです」

堕天使

そっか、あ...そだ、願いの代償に一つあるんだ

音風橘花

..........?

堕天使

君の19種にも及ぶ能力が20種に増える

堕天使

それでもいいのか?

音風橘花

.....コクッ

音風橘花

「能力がある事が普通の世界なら、そのくらい」

堕天使

ん、よし!それでこそ橘花だ!ニコッ

音風橘花

.....「名前、知ってるんだね、堕天使さんは」

堕天使

まぁ〜、元天使だし

堕天使

さぁさ、異世界送るから身構えとけよ〜

音風橘花

.....ッ....「うん」

堕天使

......橘花がその世界に疲れた時、また会おうぜ

音風橘花

....「ん」ニコッ

シュゥゥゥゥ....ィィイン!!

音風橘花

..........ん...ぅ

音風橘花

あれ.....?喋、れる...?

音風橘花

.....でも、やっぱり周りの音は聞こえないや

生まれた時から、言葉が全部分かっていた

生まれた時から、人の思っていることが分かっていた

.....僕は、辛い人の心しか聞こえない

僕はソレを、悲鳴と呼んだ

分からないほどに、悲鳴で溢れ返っていた

この街は、悲鳴ばかりで、鬱陶しい

音風橘花

.........

すれ違いざまに聞こえた男女の会話

ソレに紛れた一つの悲鳴

何故かその悲鳴は大きく聞こえ

ソレの元へ走り出していた

音風橘花

ッ.....!

音風橘花

はッ...はぁッ.....ぅッ

ロボロ

ぐックソっ!!

MOB

ハッハッハ!!所詮は情報管理部隊!

MOB

雑魚でしか無いなァ"!!

ロボロ

ぁがッぁ"

音風橘花

.........「"テレビ"」

MOB

う"ッ?!誰だお前は!!

音風橘花

.............

音風橘花

『閉じ込めて、未知の世界』

ロボロ

ッん".....(アカンな.....足やられてしもた....)

音風橘花

「.....悲鳴の権化は貴方ですか...」

ロボロ

え、悲鳴.....?そんで、あんさん何者や?

音風橘花

「?すみません、目が見えないので」

音風橘花

「どうやって運ぼうか.....」

ロボロ

目が....見えへん.....?

音風橘花

「ちょっと失礼"浮遊曇"」

ロボロ

うわぁっ?!....(優しいな....)

音風橘花

「お家、分かりますか?」

ロボロ

あーえっと.....東北の方や(城を指差す)

音風橘花

「分かりました」

音風橘花

「"空間移動 瞬"」

ロボロ

え、え?

音風橘花

「どうしますか?中まで付きましょうか?」

ロボロ

大丈夫やで?!ブン(> - < )三( > - <)ブン

音風橘花

「分かりました」

音風橘花

....[降ろす]

ロボロ

ぅおっ!グランッ

音風橘花

パシッ

ロボロ

.....ふぇ?

音風橘花

「やっぱ付いていきますね、危ないんで」

ロボロ

ぇ、えぇぇぇ?!

流石に放って置けなかった

本当に無意識に、この人を助けたくなった

音風橘花

.........

ロボロ

(そう言えば、門番居らへんかったな.....)

ロボロ

(なんでやろ....)

音風橘花

「.....医務室、何処ですか?」

ロボロ

南の方向やで

音風橘花

「分かりました」

音風橘花

「"空間移動 動"」

音風橘花

..........

しんぺい神

?!ロボロ....と誰?

ロボロ

あ、ペ神、この子目見えへんのや

しんぺい神

へぇ〜、で、姫抱きまでして貰ってどうしたの?

ロボロ

C国から奇襲を受けてな

しんぺい神

あちゃ

ロボロ

この子が助けてくれてん

しんぺい神

この子が、ねぇ?

ロボロ

で、俺足やられてもうてるからさ

ロボロ

運んでくれててん

音風橘花

「そうです、それより早く処置しません?」

しんぺい神

そうだね、降ろしてくれるかな?

音風橘花

「はい」

音風橘花

「じゃあ、僕はこれで」

しんぺい神

あっ待ッ!!

バタン

音風橘花

....ふぅ

音風橘花

あれ、空間移動が使えない.....

ゾム

お前........誰やねん

音風橘花

「僕の事ですか?」

ゾム

お前以外に誰がおんねん

音風橘花

「すみません、目が見えないもので」

音風橘花

「他に誰が居るか分からないんです」

ゾム

目ぇ見えへんなら、なんでここまで来れてるん?

音風橘花

「助けを求めていた人を医務室へ運んだだけです」

音風橘花

「それじゃあ、僕はこれで」

ゾム

パシッ

音風橘花

.....「何ですか?」

ゾム

明らかに可笑しいやろ、着いて来い

音風橘花

.....「はい」

ゾム

グルさーん、入ってもええ?

グルッペン

嗚呼いいゾ!どうしたんだ?

ゾム

侵入者見っけた〜

グルッペン

ほう?

音風橘花

「あ、どうも初めまして」

グルッペン

それで、侵入をしたのは何が目的だ?

音風橘花

「僕もう目的達成してますよ」

音風橘花

「えっとー確か、情報管理部隊の人を助ける事です」

グルッペン

特徴は?

音風橘花

「見えないので分かりません、でも多分」

音風橘花

「軽さ的に低身長です」

音風橘花

「ペ神?と呼ばれた方は、その人をロボロと言いました」

グルッペン

ロボロをか

ゾム

なんで助けよう思たん

音風橘花

.....「悲鳴が聞こえました」

グルッペン

悲鳴?

ゾム

悲鳴?

音風橘花

「はい、『痛い、誰か』と聞こえたので」

音風橘花

「その悲鳴が、普段よりも大きく聞こえたので」

グルッペン

なるほど、因みに、能力は?

音風橘花

「全部で20種あります」

ゾム

(あ、なんかやな予感、てか20種.....?!)

グルッペン

よし.....名はなんという?

音風橘花

「音風橘花、好きに呼んでください」

グルッペン

橘花、軍人.....いや、戦闘は好きか?

音風橘花

「.....争いですか.....どうでしょう、分かりません」

グルッペン

....なら、この軍の幹部になる気はないか

音風橘花

「.....お好きにどうぞ」(質問攻めが凄い.....)

グルッペン

じゃあ迎え入れよう、wr国最高幹部へ!!

音風橘花

「さて、今日はここまでです」

音風橘花

「どうでしょう、多分過去最強で長いですね」

音風橘花

「それでは、また会いましょう」

音風橘花

「195タップ、お疲れ様でした」

目の見えない僕は手を失った

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