ヒロインは私ーー

もか、、、？

と、誰？ 暗くてよく見えない。

でも、失ってはいけない、人。 な気がする。

そこで、私は夢から醒める。

私の未来？ あれは、もかでしょ？

なわけない。

恋なんてｯ！ するわけないじゃないｯ！

書斎に向き合って、世界史を学ぶ。

この人はじゃぱぱ。 小さい頃から一緒で、俗に言う 幼なじみってやつだ。

お母様もあの日から体調が悪化して、 私にはお兄ちゃんがいないから、 長女の私がお母様の次を 引き継がなければならない。

でも、理由はそれだけじゃない。

私が「1番」にこだわるのは、

もかのせいだから。

私と同じ年齢なのにもう、仕事って