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めある
めある
めある
めある
めある
ビビバスの皆で練習をし、杏ちゃんと一緒に帰っている時(全て、こはねちゃん視点で描かれています)
杏
杏ちゃんは真面目な顔をして、私の方を向き立ち止まった。
こはね
私も立ち止まって、杏ちゃんの方を向く。
杏
杏ちゃんは、ゆっくりと、ゆっくりと口を開いた。
杏
こはね
その杏ちゃんの言葉に、思わず大きな声を出してしまった。
こはね
私は赤面し、慌てつつも杏ちゃんの方をしっかり向いてそう言った。 杏ちゃんはそんな私をみて呆れたように首をかしげて、口を開く。
杏
こはね
呆然と立ち尽くす私に、杏ちゃんはさらに言葉を重ねた。
杏
杏ちゃんは真剣な顔で、私を見つめる。 私はしばらく黙っていたけど、小さく頷いた。
こはね
杏
杏ちゃんは楽しそうに笑って、私に詰め寄る。
こはね
恥ずかしすぎて、思わずこう口を開いた。
こはね
私がそういうと、またまた杏ちゃんは楽しそうに笑って私の肩にぽん、と手を置いた。
杏
こはね
杏ちゃんのやさしさに、私は思わず黙り込んだ。 でも、また小さく口を開いて、微笑んだ。
こはね
翌日、またビビバスの皆で歌の練習をしに集まった。
彰人
こはね
昨日のことがあってからか、余計に緊張が止まらない。 私はしどろもどろに頷いて、すぐ視線をそらした。
冬弥
冬弥くんが、心配そうに私を見つめる。 意外とするどい冬弥くんに驚きながら、なんとか口を開いた。
こはね
冬弥
半信半疑の冬弥くんに無理やり微笑みを作って、なんとか安心させた。
杏
杏ちゃんはそんな私を見つめて、大きく口を開いた。
杏
彰人
冬弥
こはね
杏ちゃんは私をみてにやりと笑うと、ポケットから何かのチケットを取り出した。
杏
それは、遊園地のチケットだった。
彰人
杏
冬弥
杏
こはね
そう言って、杏ちゃんは私をちらりと見る。 どきりと心臓がはねた。
杏
彰人
杏ちゃんは東雲くんの方を向くと、手と手を合わせた。
杏
彰人
東雲くんは呆れたように言いながら、私をちらっと見る。 胸が高鳴った。
彰人
こはね
ど、どうしよう______ 心の底の行きたいという気持ちがどんどん高鳴ってくる。 その時、青柳くんが口を開いた。
冬弥
こはね
思わず声が出る。 東雲くんは、私をまた見つめ、口を開く
彰人
こはね
私は、迷わず首を縦にふった。 杏ちゃんはニコリと微笑んで、口を開く。
杏
こはね
杏
杏ちゃんは最後の方を早口でいうと、私と東雲くんを押して、手をふった。
彰人
こはね
き、緊張しすぎて声もでない…… 震える手でチケットを持って、その道通りに私たちは進んで行った。
そのころ、杏と冬弥は
杏
冬弥
杏は驚いたように冬弥を見つめ、ニヤリと笑う。
杏
冬弥は呆れたように首をすくめ、口を開いた。
冬弥
杏
杏がさらに微笑むと、冬弥は少し微笑んでこう言った。
冬弥
杏は冬弥を見て、怪しそうに口を開く。
杏
冬弥
今度は冬弥がさらに微笑むと、杏は笑いとともに、こう言った。
杏
遊園地についた2人
彰人
こはね
沈黙が、続いていた。 私が何か話題を出せばいいのかもしれないけど、一体何を言えば……!! ちらりと、横顔の東雲くんを見る。 整った横顔に、思わず見とれた。 その時、東雲くんが私の方を見た。
こはね
東雲くんと目が合った瞬間、息が止まるかと思った。 綺麗な目が、私を見つめている。
彰人
どきりと心臓が鳴る。 もしかして、私が東雲くんを見ていたことがばれた……?
彰人
こはね
不安の壁が、一気にうち壊される。
彰人
こはね
何か言わなきゃと必死になり、目に見えたものを慌てて言った。
こはね
彰人
今度は、東雲くんが驚く番だった。 慌てて自分がいったことを確認する。 「観覧車」…………
こはね
思わず、声に出してしまった。 観覧車なんて、小さな部屋に2人きりの1番気まずい乗り物……!! 私は自分が言ったことに後悔しながら、慌ててまた口を開いた。
こはね
彰人
思わずはっきりした答えが帰ってきて、どきりと心臓が高鳴る。 どうして東雲くんがそうハッキリ言ってくれたのか分からないけど、否定する理由もないのでとにかく頷いた。
こはね
そんな私を東雲くんはまっすぐみつめてから、観覧車の方へ走っていった。
こはね
慌てて追いかけると、東雲くんは楽しそうに笑ってから口を開く。
彰人
こはね
ピンク色の観覧車に乗り込むと、ドアが閉まった。 ドアから視線を外すと、東雲くんと視線が合う。
こはね
優しくて、かっこいい目に思わずみとれる。 東雲くんは、私を見つめると、ゆっくり口をひらいた。
彰人
少しためらって、また口を開く。
彰人
こはね
どきりと心臓がはねた。
彰人
座っていた座席から、東雲くんが立ち上がる。 私を綺麗な瞳で見つめてから、こう言った。
彰人
こはね
驚きのあまり、言葉というものを失った。 大きく目を見開いて、東雲くんを見つめる。
彰人
少し恥ずかしそうに言う東雲くんに、少し可愛さを覚えてから、改めて自分がどうしたらいいのかの海に飛び込まされた。 こ、これって……
こはね
彰人
恥ずかしさに、顔が赤くなるのが分かった。 私が、東雲くんを、なまえ、よび……?
彰人
こはね
いくら黙っていっても、東雲くんの瞳はゆらぐことはない。 私は、口を開いて、開かないで。 それを繰り返してからようやく言った。
こはね
恥ずかしさに、体の体温が上がる。 ちらりと東雲くんを見つめると______ 東雲くんも、顔を赤面させていた。
彰人
こはね
焦りながらそういうと、東雲くんは視線をそらしてこう言った。
彰人
こはね
もしかして、言わなくても良かったの? 恥ずかしくて恥ずかしくて、私も視線を下にそらす。 その時、影が視界を邪魔したのが分かった。 思わず顔をあげると______
こはね
東雲くんが、観覧車の中で私に壁ドンをしていた。 焦りと緊張と驚きで、思わず黙りこむ。
彰人
こはね
しののめ______彰人くんは、私を見つめると小さく口を開いた。
彰人
こはね
彰人
こはね
元気よく答えてから、思わず自分の耳を疑った。 彰人くんが、私のことを______すき? 彰人くんはそんな私をみて軽く笑うと、また口を開く。
彰人
こはね
い、いま______ つき、あって、って……? 顔を赤面させながら彰人くんを見つめると、彰人くんはもう一度口を開いた。
彰人
彰人
……聞き間違いなんかじゃない。 私のことを好きって言ってる。 あの彰人くんが。 嬉しさと恥ずかしさのあまり、視界がぼやける。 言うなら、今しかない______!
こはね
こはね
それを言った瞬間、彰人くんは嬉しそうに微笑んで、私の顔に近づいた。
観覧車の1番上で、小さな影と大きな影が重なった。