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なつほ
ネモ
なつほ
ネモ
_雹さんが帰ってくる数分前_
雹
雹
21:01
相談所の暗い廊下に、同僚の声がこだまする。
志那都
志那都
志那都
雹
雹
志那都
雹
志那都
志那都
志那都
雹
雹
雹
雹
志那都
雹
雹
志那都
雹
先程の余裕に溢れた表情とは打って変わりぎゅうっと眉間にしわを寄せて顔を顰める同僚。
そんな顔をしたいのは俺だって同じだ。
志那都
志那都
雹
雹
雹
雹
雹
志那都
志那都
雹
志那都
雹
こういう時だけ俺等は考えが同じになる。
志那都
雹
雹
雹
気持悪いという部分をやたら強調してモヤシはぺらぺらぺらと言葉を紡ぐ。
志那都
志那都
(第十話 銀狼使いと風使い 参照)
雹
志那都
雹
志那都
雹
志那都
志那都
雹
志那都
雹
志那都
自分の腕の関節をぽきぽきとならす。
同僚はか弱い女の様に両手の拳を顎付近によせて「きゃーこわぁい」と目に涙をためる。
・・・勿論嘘泣きだろう。
まあ彼奴も分かっているだろうが俺は此の会話で手を出す心算なんてハナから無い。
志那都
志那都
勿論この台詞も嘘。
雹
雹
志那都
こう言ったらああ言う。
ああ言ったらこう言う。
俺達は言い合いをし乍ら暗い廊下を歩く。
八年間続けてきた事だからとっくに習慣化している事だ。この帰り道は。
雹
志那都
雹
_対護神相談所 寮_
志那都
雹
・・・しばらく経つと、互いがただ悪口を言い合うだけの会話に飽きてくる。
こう言う時は大体どちらかが話題を変える。
今回は俺だった。
志那都
雹
雹
雹
志那都
志那都
雹
志那都
雹
雹
雹
志那都
志那都
志那都
志那都
雹
志那都
「よくぞ聞いてくれました。」
そう言いたげに同僚が口角をあげる。
色の薄い唇の間から、白い歯がのぞいた。
雹
ぴょんと俺の前に飛び出る。
長い白髪が空中をひらりと泳ぐ。
志那都
志那都
俺はもう一度問いかける。
虎白雹はくるりと振り返る。
その顔は笑顔だった。
雹
志那都
なんとなく予想していた答えだった。
心のどこかでわかっていた答えだった。
雹
眉を下げて同僚は笑う。
志那都
志那都
志那都
志那都
同僚から目を逸らす。
俺は自分の部屋ドアノブに手をかける。
志那都
志那都
そのまま俺は部屋に入った。
志那都
雹
雹
志那都
雹
雹
雹
雹
ネモ
なつほ
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なつほ
なつほ
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