前回のあらすじ
真島
あと合宿までの練習メニューなんだけど・・・
??
よう
真島が言いかけた瞬間 百合は鼓動が早くなるのを感じた
真島&千早
『須藤さん...!?』
百合
暁人くん!?
真島
須藤さん何してるんですかこんな所で...
須藤
何って、彼女迎えに来たんだけど?
・・・ 一同『え??』
千早
えええ!?
須藤さん彼女いたの!?
瑞沢の子?何年生!?
須藤さん彼女いたの!?
瑞沢の子?何年生!?
真島
(ドSの須藤に彼女!?)
千早は辺りを見渡しながら驚いている 真島は声にこそ出ていないが驚きを隠せずにいた
須藤
あ、なに
お前ら聞いてないの笑
お前ら聞いてないの笑
その様子を見て須藤はケラケラと笑った
須藤
そこに居るんだけど
須藤は百合を指さしそう告げた
百合
...///
・・・
真島&千早
『えええ!?!?』
千早
えぇ!嘘!?
百合ちゃん大丈夫!?
百合ちゃん大丈夫!?
千早
...脅されたりしてない?
(コソッ)
(コソッ)
須藤
...おい💢
百合
...笑笑
その後千早からは質問責めに合うが真島が止めに入りその場はお開きになった
百合
...暁人くんどうしたの?
百合
急にお迎えなんて、びっくりした
須藤
昨日の今日だからな
万が一の事もある
万が一の事もある
百合
そ、そっか!
「会いたいから」という理由で来てくれたのではないかと内心期待していた百合は少し残念に思った
須藤
あのさ
百合
...ん?
須藤
まぁ、一応俺たち付き合ってるわけでさ
須藤
昨日もあれ以降連絡よこさねぇし
須藤
...心配して見に来たつもりなんだけど
百合
!?
須藤はそう言い少し顔を背けていた 普段ドSの彼からは想像もできない姿に百合も驚いたが それよりも彼の不器用な優しさに心が暖かくなった
百合
ふふ、そっか!
ありがとう
ありがとう
須藤
なんだよ...。
それよりも今度の合宿、百合も来るんだろ?
それよりも今度の合宿、百合も来るんだろ?
百合
うん!
百合
最近調子が良くて、カルタが楽しいの!
須藤
百合は昔から感じが良かったからな
北央で試合してもいい線行くんじゃね
北央で試合してもいい線行くんじゃね
須藤
まぁ、勝つのは俺らだけどな笑
須藤そう言うといつものようにケラケラと笑った
百合
私あの時はカルタから逃げちゃったけど、今回は本気で行くから!
もう暁人くんにだって負けないよ!
もう暁人くんにだって負けないよ!
須藤
おう、百合はそうじゃないとな
他愛もない話をしていると百合の家に到着した
百合
(もう着いちゃった)
須藤
じゃあ俺行くから
百合
う、うん!
送ってくれてありがとう
送ってくれてありがとう
百合はそう言うと寂しさを押し込み家に入ろうとした
須藤
はぁ
ギュ
百合
!?
須藤
甘えたい時は甘えろよ
昨日あんな事があったんだ
昨日あんな事があったんだ
須藤
何のために俺がいるんだよ
...もっと頼れ
...もっと頼れ
百合は暁人の温もりを感じながら幸せに浸った
百合
うん...ニコ
百合
ありがとう!!
百合
気をつけて帰ってね?
須藤
ああ
百合が家に入ったのを確認し、須藤は去っていった
百合
暁人くんやっぱり優しいな。
彼女としても恥ずかしくないように練習頑張ろう!!
彼女としても恥ずかしくないように練習頑張ろう!!
百合はそう意気込むと 百人一首を眺め、今日の練習を思い出していた
百合
札際に真っ直ぐか...
ピコン 百合の携帯に1件の通知が入る
百合
あ、暁人くんだ!
合宿楽しみにしてる、か。
私ももっと頑張らないと!
合宿楽しみにしてる、か。
私ももっと頑張らないと!
百合は今日の練習と同じように札を並イメージを重ねた
そろそろ合宿編に入ります! 少しでも見て貰えるように頑張ります(ง •̀_•́)ง