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目を覚ました女は
辺りをキョロキョロと見回している
黎
???
眠そうに目をこすった後
オレと黎をじっと見る
黎がやさしく話しかける
黎
???
コウ
オレは女の頭をなでた
???
女は変わらず無口だが
まっすぐにこちらを見ている
黎は鍋でつくっていた雑炊をよそい
そいつに差し出した
黎
???
女は無言でそれを受け取り
少し見た後、食べ出した
コウ
少しすると、女は雑炊を食い終わり
黎に器を返した
???
黎
黎
黎
コウ
黎
???
???
黎
コウ
黎は驚いたような顔をしたが
オレは理解出来なかった
黎は優しく女の目を見て言った
黎
???
黎
???
明日
明日と名乗った女は
名乗った瞬間に
身をこわばらせた
オレは本心に従って言った
コウ
黎
明日
感情の無かった女の顔に
少しだけ驚きの感情が宿った
<黎視点>
黎
木霊さんと名乗ったその少女に僕は尋ねた
明日
コウ
黎
明日
黎
色々わかってきたぞ
僕が納得をしている間に
木霊さんはクワーっとあくびをした
コウ
木霊さんはコクンと頷いた
明日
コウ
コウ
コウ
また木霊さんは頷いて
コウの横で寝始めた
少しすると小さな寝息が聞こえた
コウは木霊さんが寝たのを確認して、僕の方を見る
コウ
コウ
黎
黎
黎
黎
黎
黎
コウ
コウ
コウ
黎
黎
黎
コウ
コウ
黎
黎
黎
黎
黎
黎
黎
黎
黎
コウ
コウ
コウ
黎
黎
黎
黎
黎
黎
黎
コウ
コウ
コウ
黎
黎
明日
目が覚めたのか
木霊さんは話し出した