軍に戻って、この時間は皆訓練やら書類やら
忙しい時間やから、誰にも会わずに部屋に戻るのは簡単だった
部屋にあった申し訳程度の医療キットで止血して
取り敢えず血が出てる箇所を包帯で巻いといた
ut
まぁ、こんな感じかな
服を着替えれば
ほら分からない
tn
大先生〜帰ってきてるか?
ut
あ、とんち
ut
どしたん?
tn
書類の修正
tn
かなり酷かったからな
ut
ああ…おん
かなり酷かった…かぁ
ut
あ…じゃあね
tn
嗚呼
……よし、バレてない
大丈夫そうだな
夜、眠れないから
栄養剤を飲みながら、書類を捌く
とんちに修正された書類は元の量の3倍近くに膨れ上がっていて
文字通り、目も当てられない物だった
ut
ん?なんか書いてある?
『お前をそうしているものは何だ?』
ut
………?
どういう事…?
分からない
ut
僕をそうしているもの?
ut
何それ
まぁ、どうでもいいか
夜の廊下を歩く
薄暗くて、まるで幽霊でも出てきそうなほどひっそりしている
昼時とは大違いだ
調理場につき、適当な料理を作ってみる
味は…やっぱりしない
何でだろうな
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コメント
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僕は大先生のことめっちゃ好きだよ𝐈 𝐋𝐨𝐯𝐞 𝐘𝐨𝐮
アッァッアッ(訳))好きですありがとうございます