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テラーノベル(Teller Novel)

クリ猫のシャケ

やぁ

クリ猫のシャケ

クリ猫のシャケだよ!

クリ猫のシャケ

天落記Ⅱ公開前に出せてるかな…

クリ猫のシャケ

一回データ消えて書き直してるんだよ

クリ猫のシャケ

予告した手前書かんといけんし…

クリ猫のシャケ

あ、そうだ!

フォロワー150人越えありがとうございます!

クリ猫のシャケ

…では、行きましょう!

START!

ERROR

ERROR

ERROR

…世界線の増幅を確認

時渡りの力を持つ人間が水晶の力で死にかけるたびに自分の意志関係なく世界線を生み出してしまう模様

…プログラムを作成します

ピピピ… ガガガ…

個体番号114514 個体名「hope」 作成

ゴウンゴウン

※自作絵 急いで描いたんで下手です

時渡りの力… 再生の力… 数々の力を与えます

ガガガッ ガガッ

水晶を集める人間を阻みなさい

hope

…はい

※もち自作絵

現世に召喚します

シュンッ

シュンッ

hope

っと

hope

ここは…?

hope

…とりあえず、例のヤツを探そう

トッ トッ トッ…

hope

…んん…

・ ・ ・

hope

…本当に誰もいないんだが…

?? ??

そこにいるのは誰だ!

hope

!?

hope

あ、あ…

ガサガサ…

?? ??

名を名乗れ!

hope

…お前は…?

?? ??

あ?

hope

お前の名前は…?

?? ??

俺?

赤賀 実朋

俺は赤賀 実朋というものだ!

hope

…違ったか…

赤賀 実朋

は?

hope

いや、なんでもない

hope

ここらへんで、奇怪な格好をした”天”と描かれたお面をした男を見なかったか?

赤賀 実朋

…質問に答えろ

赤賀 実朋

お前は誰だ?

hope

hope

(名前なんてない…)

hope

(hopeと言えばいいか…?)

hope

(いや、流石に…)

赤賀 実朋

おい!

hope

(くそ、名前をもとにして作るか…!)

hope

お、俺は…

軍の敷地を警備している時、奇妙なやつに出会った

赤賀 実朋

お前は誰だ!

????

そいつは、どことなく異様な雰囲気を醸し出していた

本来なら上司に報告すべきだが、彼の前から動けなかった

危険だからこそ、ひかれてしまった

無口で名乗ってくれなかったが、俺は名を名乗った

彼の名が知りたかった

?? ??

お、俺は…

これは、間違いなく…

小木曽 六弦

小木曽 六弦…という

運命の出会いだった

小木曽 六弦

…よろしく

赤賀 実朋

…ここは、軍の敷地内だけど…

赤賀 実朋

なぜそいつを探している?

小木曽 六弦

…命令だから

赤賀 実朋

…ふぅん…

赤賀 実朋

…まぁ、ここらへんでそんな人は見ていないかな

赤賀 実朋

他の人に見つかったらまずいから早く逃げるといい

小木曽 六弦

…ありがとう

赤賀 実朋

…が、俺だって軍人だ

赤賀 実朋

ただじゃあ逃せない

小木曽 六弦

小木曽 六弦

(めんどくさいことなった。記憶消去して逃げるか…?)

赤賀 実朋

俺と、少し話さないか

小木曽 六弦

…え?

赤賀 実朋

君に興味がある

赤賀 実朋

君の話を聞きたい

赤賀 実朋

それに…

赤賀 実朋

俺も、君に話を聞いてもらいたいんだ

小木曽 六弦

…わかりました

赤賀 実朋

…よろしくな、六弦!

小木曽 六弦

はい…

赤賀 実朋

…まず、その敬語をやめようか!

小木曽 六弦

あ、これは、染み付いてて…

赤賀 実朋

…はぁ

小木曽 六弦

…ごめん

赤賀 実朋

いや、そのうちなれるだろ!

小木曽 六弦

(タメ口のリソースパック入れよ…)

小木曽 六弦

ンンッ

小木曽 六弦

…お、俺に聞きたい話って…?

赤賀 実朋

あぁ、そうだったな

赤賀 実朋

そうだな…

「君の”上司”の話を聞きたいなぁ。」

小木曽 六弦

上司…?

赤賀 実朋

さっき言ってた命令してきた上司のこと!

小木曽 六弦

…上司…

赤賀 実朋

どんなことでもいいんだ

小木曽 六弦

…俺の、上司は…

小木曽 六弦

とても冷血で、機械的で、でも、賢い人で全てプログラムを組んで行動させようとしてきます

小木曽 六弦

これがいちばん効率がいいので…

赤賀 実朋

…反抗しないの?

小木曽 六弦

出来ないんです

赤賀 実朋

…ほーん

赤賀 実朋

いやじゃないの、そんな生き方

小木曽 六弦

はっ…?

赤賀 実朋

ただの操り人形じゃん

小木曽 六弦

…俺は、俺は…

赤賀 実朋

…まぁいいや!

赤賀 実朋

俺の話も聞いてもらっていい?

小木曽 六弦

…はい

赤賀 実朋

俺は…

赤賀 実朋

俺の上司はね、すごい人なんだよ

赤賀 実朋

俺は、その人を尊敬している

赤賀 実朋

でも…

赤賀 実朋

どうしても、好きになれない部分もある

小木曽 六弦

赤賀 実朋

…俺はね、みんなの平和な生活を守りたくて軍人になったんだ

赤賀 実朋

なのに、みんな平気で街中で銃乱射したり兵器使ったり市民を怯えさせてばっかで…

赤賀 実朋

上司が戦争が好きなのは知っている

赤賀 実朋

でも、どうして無実で守るべき民を傷つけることができるのか…

小木曽 六弦

赤賀 実朋

それで、俺は思うんだ

「俺が抱いていた夢も、この感情もまやかしなのかなって…」

小木曽 六弦

…!

赤賀 実朋

俺が、全て間違ってるんじゃないかって思うんだ

小木曽 六弦

…それは…

赤賀 実朋

…それで、俺は君に興味を持った

赤賀 実朋

少しだけ、俺に似てると思って…

小木曽 六弦

…そう

赤賀 実朋

…ねぇ

赤賀 実朋

六弦は…

赤賀 実朋

小木曽 六弦

…なんだ?

赤賀 実朋

…ううん、なんでもない

赤賀 実朋

…もういいよ、ありがとう

赤賀 実朋

話を聞いてくれて

小木曽 六弦

ぅあ…

赤賀 実朋

六弦も頑張って

赤賀 実朋

じゃあ

クルッ スタスタ

小木曽 六弦

(どうしよう、どうしよう…)

小木曽 六弦

(俺だって、言いたいことが…)

小木曽 六弦

キョロキョロ

小木曽 六弦

(プログラムさんは見てないっぽい…)

小木曽 六弦

だったら…っ!

「待って!」

赤賀 実朋

…え

ピタッ

小木曽 六弦

あなたは…

小木曽 六弦

すごい人だよ!

小木曽 六弦

この動乱期の中、人を思いやれるなんて…

赤賀 実朋

っ…!

小木曽 六弦

その思い、なくさなかったら、いつか、きっと…

「あなたの願いも叶うよ!」

赤賀 実朋

俺は、俺には…

赤賀 実朋

そんな勇気ないんだ

赤賀 実朋

上司には逆らえない…

小木曽 六弦

…君は、人間だろう?

赤賀 実朋

そりゃみんなそうだろ

小木曽 六弦

…上司がいなくても、生きてはいけるだろ?

小木曽 六弦

だったら、一度は勇気を出そうぜ

小木曽 六弦

反抗したところで、死刑になったりはしないだろ

小木曽 六弦

俺とは違ってさ

赤賀 実朋

六弦だって、人間だろ!

赤賀 実朋

だったら、六弦もできるだろ!

小木曽 六弦

…違うんだ

赤賀 実朋

え?

小木曽 六弦

俺は、俺は…

「”アンドロイド”だから…」

赤賀 実朋

は…?

赤賀 実朋

冗談だよな…?

小木曽 六弦

ヴィン

(手を銃に変える)

小木曽 六弦

この通りだ

赤賀 実朋

…!

小木曽 六弦

…ごめん、騙したみたいで

赤賀 実朋

…ぅぁっ…

小木曽 六弦

小木曽 六弦

さよなら

スタスタ

赤賀 実朋

待って!

ガシッ

小木曽 六弦

ふぇっ?

赤賀 実朋

俺は、俺は…

「六弦のことを尊敬している!」

赤賀 実朋

六弦のお陰で勇気が出た

赤賀 実朋

俺、上司の直談判しに行く

小木曽 六弦

赤賀 実朋

だから、六弦も…

「諦めんなよ!」

小木曽 六弦

あ、あぁ…

赤賀 実朋

俺は、六弦がアンドロイドだろうと気にしない!

赤賀 実朋

六弦は六弦でしかない!

小木曽 六弦

赤賀 実朋

だからさ、約束しようぜ!

「自由と夢を諦めないって…」

小木曽 六弦

自由…

赤賀 実朋

どうだ?

小木曽 六弦

…うん

小木曽 六弦

ありがとう

「…”実朋”。」

赤賀 実朋

…!

赤賀 実朋

ようやく、名前呼んでくれたね

スッ ギュッ

(握手)

小木曽 六弦

…でも、ごめん

赤賀 実朋

え?

バチッ

(実朋の体に光がはしる)

赤賀 実朋

カハッ…⁉︎

ドサッ

小木曽 六弦

…ごめん、本当に

小木曽 六弦

記憶は消させてもらった

小木曽 六弦

俺も、今から自分で記憶を消す

小木曽 六弦

実朋に、危害が及ぶくらいなら…

「お互い、全てを忘れた方がいい。」

小木曽 六弦

…大丈夫

小木曽 六弦

実朋が忘れるのは、俺という存在だけ

小木曽 六弦

俺が忘れるのも、実朋という存在のことだけ

小木曽 六弦

俺たちの感じた怒りも、勇気も、何もかも消えていかない

小木曽 六弦

君も変われるよ

小木曽 六弦

…あ

小木曽 六弦

…新しい世界線が増えてる…

小木曽 六弦

…俺、もう行かなきゃ

小木曽 六弦

君のおかげで俺は救われた

小木曽 六弦

だから君に、少しだけプレゼントを渡しておいたよ

小木曽 六弦

実朋に危険が及んだら、一度だけ”時渡り”ができるように…

小木曽 六弦

…俺の代わりに

「夢を叶えてね!」

バチッ シュンッ

(時渡り及び記憶消去)

何度も何度も時を渡った

プログラムさんの言っていた人にはなかなか会えなかったけど…

繰り返し、何度も時を渡った

そして、何回目も忘れた日に…

俺は、”天の男”に出会った

?? ??

お前は…?

小木曽 六弦

…ハハッ

小木曽 六弦

俺は、時の番人

小木曽 六弦

水晶の力により壊れつつある世界を守る者

小木曽 六弦

天の男!

「そのクオーツ返しなさ〜い!」

※笑顔にしてみた自作絵

ある日から突然世界線が増え始めたため水晶の塊を集める人間を阻もうとする

この作品はいかがでしたか?

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コメント

2

ユーザー

めちゃ好きですねぇ( *´꒳`* )

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