br視点
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きりやんとなかむが決めてくれたらしいこの場所は
普通のカフェといったところで
少し落ち着く。
なかむは言い過ぎだったと反省してくれてたらしく、
僕に謝ってくれた。
そして僕が発した言葉も
本音じゃないことに気づいていたと。
本音を言うべき相手は俺じゃ無かったよな
って言ってくれた。
本当にみんな優しい人たちだよ。
そして何より、きんときに会う日時を交渉してくれたのが
スマイルとシャークんだった。
また今度なんか奢らなきゃな…
そんな風に呑気に考えていた時だった。
モブ女子
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モブ女子
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モブ女子
モブ女子
br
僕の人生を左右する大事な用事があるの!
モブ女子
そう言われ、手を掴まれた時
kn
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モブ女子
モブ女子
うわぁ…すごくしつこい人たちだぁ…
どうするのだろうと彼の方をチラッと見ると
すごく真剣な表情で
kn
で、デート!?
kn
kn
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彼は僕の手を握って歩き出した。
この前に会ったとき、
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kn
kn
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彼なりの気遣いだろう
こういうところとかねぇ…もう…
br
それで今に至る訳だ。
kn
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kn
え、きんさんが普通すぎて怖い…
でも、久しぶりに会った彼は
少し痩せていて
"いつも通り普通"ではなかった。
kn
kn
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僕には
彼が何を考えているかわからない。
でも、握った手の温度が
僕の緊張をほぐしていく。
そしていつも通りの口調の彼が
辛かった日々を忘れさせてくれる。
あぁ、やっぱり、
僕にはきんさんしかいないんだな。
kn
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kn
kn
何を言われても大丈夫
大丈夫だから、
kn
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なんで、そんなこと、
br
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kn
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kn
kn
だ、だって、
勝手に不安になって、
勝手に僕のことが嫌なんだって決めつけて
彼の意見も聞かずに別れて。
こんな自分の女々しさが嫌になる。
僕はこんな僕が嫌いだから。
kn
kn
そう言って僕の両手を自分の額に当てた。
まるで、懺悔をするかのように。
貴方は何も悪くないのに、
悪いのは、僕だけなのに…
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kn
br
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kn
他人だったあの頃に戻って
彼は好きな人を見つけて幸せになる。
大丈夫、僕は、
きんさんが…し、あわせなら
それで…じゅうぶん、だから
もう彼が、傷つかないように
br
だって、僕が醜い考えを持ってるから。
br
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kn
僕が愛した愛しい人へ、
きんときを好きだった僕へ
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コメント
2件
おーーーーい!!!!!!!brさーーん!違うんよ!多分だけど、knさんはbrさんの事ちゃんと好きでしょ!!そんなんになるまで仕事しないでよ〜〜!だんだんと漢字で書かれてる部分がひらがなに変わっていってるのが…、、なんとも言えない悲しさがある