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一虎

昨日、人を殺したんだ…

君はそう言っていた。

梅雨時、ずぶ濡れのまんま、

部屋の前で泣いていた。

夏が始まったばかりというのに

君は酷く震えていた。

そんな話で始まる

〇〇

あの夏の日の記憶だ。

一虎

殺したのは隣の席の

一虎

いつもいじめてくるアイツ。

もう嫌になって

いじめっ子

(  '-' )ノ)`-' )ボコッ

一虎

もうやめてよ…

いじめっ子

うるさい💢

いじめっ子

(  '-' )ノ)`-' )ボコッ

肩を突き飛ばして

一虎

(ドンッ)

いじめっ子

アッ·····

一虎

打ち所が悪かったんだ。

一虎

もうここには居られないと思うし、

一虎

どっか遠いとこで死んでくるよ。

そんな君に私は言った。

〇〇

それじゃ私も連れてって。

一虎

財布を持って

ナイフを持って

〇〇

携帯ゲームもカバンに詰めて

〇〇

いらないものは全部壊していこう

〇〇

あの写真も

一虎

あの日記も

今となったちゃもういらないさ。

一虎

人殺しと

〇〇

ダメ人間の

君と僕の旅だ。

そして僕らは逃げ出した。

狭い狭いこの世界から

〇〇

家族も

一虎

クラスの奴らも

一虎

何もかも全部捨てて

〇〇

君と二人で。

〇〇

遠い遠い誰もいない場所で

〇〇

2人で死のうよ。

一虎

もうこの世界に価値などないよ。

人殺しなんて

そこら中湧いてるじゃんか。

〇〇

君は何も悪くないよ。

君は何も、悪くないよ。

昨日、人を殺したんだ…

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