飼育係

私は今日からこの〇〇動物園で飼育係として働くことになった。

動物の飼育員になるのはちっちゃい頃からの夢だったので、私は心躍る気持ちでいた。

そのあと、私はいろいろな説明を受けた。動物の世話についてや動物の健康状態のチェックの仕方、そのほかお客さんの対応の仕方など。

急に島村さんの挙動がおかしくなった

私は島村さんの言動や行動がさっきからぎこちなく、何かに恐れているようで、少し怖くなった。

島村さんの後をついていくと、私は動物園の倉庫にある地下室に連れてこられた

辺りを見渡すと、１つだけ動物の収容部屋のようなものがあるのがわかった

しかし、その部屋のほとんどが壁に覆われていて、中を見る窓のようなものがなく、中になにがいるのかがわからなかった。

ただ、その収容部屋の下の方にひとつだけ小さな穴が開いているのが見えた

部屋に入ってすぐに島村さんの呼吸がおかしくなった。

どう見ても、島村さんは正気を失っていた。

私はとても怖くなった。

すると、地下室に誰かが降りてくるような足音が聞こえて来た。

島村さんは階段を登って地下室から出て行った。

そして、私はそれ以来毎日欠かさずあの地下室に通い、名前も知らない動物にこの小さな穴から餌を与え続けた。

私は何かよくわからないこの動物にピィちゃんと言う名前を勝手につけ、自分で1人そう呼んでいた。

そして、ある日の夜 私はピィちゃんに夕方の分の餌を与え忘れているのに気付いて、急いで与えに行った。

私は急いで階段を降ろうとしたが、地下室に誰かがいる気配がしたので、足を止めた。

私はとても怖かったが、勇気を出して声をかけることにした。

私は階段を下って地下室に入った。

そう言って、島村さんは急いで地下室を後にした。

そのあと、私はピィちゃんに餌を与えた。

私がそう言うと、部屋の中から変な鳴き声が聞こえて来た。

私は初めてピィちゃんの鳴き声が聞けたのでとても嬉しくなった。

鳴き声を聞いているうちに、私はどうしてもピィちゃんの姿を見たくなって来た。

私は地下室に誰もいないことを確認して、小さな穴からその部屋の中を覗いた。

私がそう言うと、黒い影のようなものがこっちに近づいてくるのがわかった

すぐそばにピィちゃんがいるのがわかるが、姿が見えず、私は少し残念だった。

私は懐中電灯で、その小さな穴を照らした。

私は黒い影の方を懐中電灯で照らした

すると

頭私はが真っ白になった。

そして、気がついたら地下室から必死に逃げていた。

ピィちゃんは人間だった。

私は次の日の朝、園長に呼び出された

私は昨日のことがバレてしまったのではないかと不安になったが、園長のところに行かなければ逆に怪しまれると思い、すぐに向かった。

私はもう嘘をついても無駄だと悟った

私は彼から顔を背けた。

私が、振り向こうとした時

ぷすっ！

私は彼に注射針を刺された。

そして、私は倒れてしまった。