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コスプレ大好き監督生さん

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コスプレ大好き監督生さん

9 - ハロウィン 第1章 (ネタバレ)

♥

507

2024年11月06日

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スカリー

ジャック来たよヾ(●´∇`●)ノ

ジャック・スケリントン

You、来てくれたんだね!

スカリー

えぇ

これを描いた人神かよ!

スカリー

久しぶりね

ジャック・スケリントン

久しぶり

ゼロ

ワンワン‼️

スカリー

ゼロが招待状を送ってくれたの?

ジャック・スケリントン

そうだよ

スカリー

( *ˊᵕˋ)ノˊᵕˋ*) ナデナデ

スカリー

いい子ね(*^^*)

ゼロ

ワンワン♡♡

スカリー

ハロウィンパーティの準備しないと

ジャック・スケリントン

だから、君を呼んだんだ

スカリー

わかってたけど

スカリー

まだ私が描いた

スカリー

ジャックの自画像があるの?

ジャック・スケリントン

あるさ‼️

ジャック・スケリントン

大事に保管してるし

ジャック・スケリントン

飾ってるさ‼️

スカリー

気に入ってくれたしね

スカリー

サリーは、元気なの?

ジャック・スケリントン

いつも元気さ

ジャック・スケリントン

君が来る日をずっと待ってたのさ

ジャック・スケリントン

彼女と僕とここにいる全員が

スカリー

あら

スカリー

そんなに歓迎されるなんて

スカリー

後、紅茶の茶葉を持ってきたの

スカリー

良かったら、ジャックとサリーたちと飲みたくて

ジャック・スケリントン

いいね

ジャック・スケリントン

You、もしかしてだけど

ジャック・スケリントン

身長伸びた?

スカリー

(。´・ω・)ん?

スカリー

伸びた

スカリー

195センチ

ジャック・スケリントン

魔法で伸ばしたな!

スカリー

いいでしょ( *¯ ꒳¯*)

ジャック・スケリントン

でも、僕は、この身長のままでいいさ

スカリー

そうだね

スカリー

これが私の本当の身長だよ

ジャック・スケリントン

え?

ジャック・スケリントン

えぇー⁉️

ジャック・スケリントン

高すぎない‼️

スカリー

うーん

スカリー

そう思わないけど

スカリー

サリーのところに行くよ

ジャック・スケリントン

そうだね

ジャック・スケリントン

スタスタ(((((*´・ω・)

スカリー

スタスタ(((((*´・ω・)

ゼロ

((ʚ( ˙꒳​˙)ɞ))

ジャック・スケリントン

サリー

サリー

どうしたのジャック(*^^*)

ジャック・スケリントン

僕と君のお客さんが来たよ

サリー

誰かしら!

スカリー

サリー久しぶりね

サリー

You!

サリー

ギュゥ(´。›ω(•ω•。`)ゥゥ♡

サリー

久しぶり

スカリー

これ

スカリー

紅茶の茶葉買ってきたよ

サリー

ありがとう(*^^*)

サリー

いれてくるわね

サリー

スタスタ(((((*´・ω・)

スカリー

いつ見ても、サリーは、美人さんね

ジャック・スケリントン

そうだよ!

サリー

ジャックとYou

サリー

そんなに言うと私

サリー

照れちゃうわよ///

スカリー

可愛い

ジャック・スケリントン

可愛い

サリー

もう///

サリー

はいどうぞ

スカリー

(/◎\)ゴクゴクッ・・

サリー

(/◎\)ゴクゴクッ・・

ジャック・スケリントン

(/◎\)ゴクゴクッ・・

スカリー

美味しい

サリー

いい紅茶ね(*^^*)

ジャック・スケリントン

そうだね(^ ^)

スカリー

良かった喜んでくれて

グリム

ここは

グリム

どこ…なん…だ…ゾ?

スカリー・J・グレイブス

もし……ねぇもし

スカリー・J・グレイブス

貴方、この腕の中に眠る

スカリー・J・グレイブス

素敵な猫さん

グリム

腕の中で眠ってる⁉️

スカリー・J・グレイブス

我輩の声は、聞こえているかな?

グリム

誰の声なんだ?

スカリー・J・グレイブス

ねぇ貴方、どうかその瞼を

スカリー・J・グレイブス

開けてくださるといいのですが……

グリム

一体何が起こってるんだゾ……

スカリー・J・グレイブス

あぁよかった

スカリー・J・グレイブス

目を覚ましたんですね

スカリー・J・グレイブス

ご気分はいかがですか?

スカリー・J・グレイブス

……あぁ、急に立ち上がってはいけませんよ

スカリー・J・グレイブス

手を貸しましょう

スカリー・J・グレイブス

さぁどうぞ

グリム

お…う

グリム

誰だお前⁉️

スカリー・J・グレイブス

お互いをよく知るのは後にしましょう

スカリー・J・グレイブス

まずは状況を確認しなければ………ね

スカリー・J・グレイブス

他にも倒れてるのは貴方のお知り合いでしょうか?

全員「うぅ………」

マレウス

……ここはどこだ?

ヴィル

( ゚д゚)ハッ!

ヴィル

……良かった、体のどこも

ヴィル

擦りむいてないわ

エペル

うぅー

エペル

………頭が痛い

エペル

くらくらする……

アズール

なんだか薄暗いですね………もう夜?

アズール

でもさっきまで昼だったような………

トレイ

俺たちでは麓の街………

トレイ

あれ?

トレイ

何をしていたんだったか

ジェイド

確か、グリム君がおかしな本を開いたような…

リドル

変な光に包まれて………

リドル

そこからどうもなく思い出せない

イデア

え?

イデア

拙者、どうしてここに?

セベク

ううっ……

セベク

若様……ご無事ですか…………!

ジャミル

カリム!………いないのか?

レオナ

毛玉ァ………!

レオナ

テメェ、丸焼きにして食っちまうぞ!‪

ジャミル

任せてください、俺が焼きます

セベク

俺も相伴にあずかる!

グリム

ふにゃぁー⁉️

レオナ

テメェは誰だ?

スカリー・J・グレイブス

我輩の名は

スカリー・J・グレイブス

スカリー・J・グレイブス

スカリー・J・グレイブス

……いや、今は

スカリー・J・グレイブス

そんなことを言っている場合じゃないのかな?

スカリー・J・グレイブス

まさか名乗る前から「拘束魔法」を

スカリー・J・グレイブス

かけられるとは思ってもおりませんでした💦

ジェイド

ジャミルさんとセベクくん

ジェイド

素早い対処でしたね

ジェイド

状況を把握するなり拘束するとはさすがです

セベク

スカリー、と言ったか?

セベク

命が惜しければ正直に答えろ

セベク

この事態は、貴様の仕業か⁉️

スカリー・J・グレイブス

そんなまさか!

スカリー・J・グレイブス

我輩は麓の街で古本市を見ていたのです

スカリー・J・グレイブス

それで気づいたら、このような装いで

スカリー・J・グレイブス

このような場所に

スカリー・J・グレイブス

街で最後に見たのは………えぇ、えぇ

スカリー・J・グレイブス

たしか不思議な本でした

リドル

麓の街の古本市………それに不思議な本か

リドル

つまりボクたちと同じ状況、ということかい?

アズール

まあ、口ではなんとでも言えますけどね

スカリー・J・グレイブス

貴方がたはどういった状況でこちらに?

スカリー・J・グレイブス

麓の街の方ですか?

エペル

えぇっと、僕たちはナイ……

エペル

もがっ!

セベク

馬鹿者、あのような不審者にホイホイと身分を明かすな!

セベク

不用心にも程があるぞ!

グリム

オレ様はグリム様なんだゾ!

ジャミル

こらーっ!

セベク

こらーっ!

レオナ

警戒心のかけらもありゃしねぇ………

スカリー・J・グレイブス

我輩のことを怪しんでいらっしゃるのですね

スカリー・J・グレイブス

いえ、無理もないことです

スカリー・J・グレイブス

何分皆様は顔見知りのご様子

スカリー・J・グレイブス

我輩だけがひとりぼっちのようだ………

スカリー・J・グレイブス

ここでも

スカリー・J・グレイブス

詳しいことはお聞きしません

スカリー・J・グレイブス

ですがどうかお名前だけでも教えていただけないでしょうか

スカリー・J・グレイブス

どうか、どうか……平にお願い申し上げます

リドル

……これは緊急事態と判断します

リドル

寮長及び副寮長の集合を願います!

セベク

寮長と副寮長………?

セベク

………って、僕たち

セベク

1年生以外みんなじゃないか!

エペル

ほっとするような、悔しいような………はっ!

エペル

縛られたままこっちを見てるよ………

グリム

なんかすげー助けてほしそうな顔してるんだゾ……

エペル

気まずい…………!

グリム

気まずい…………!

セベク

気まずい…………!

スカリー

なんか騒がしいような

サリー

気のせいなのかしら

ジャック・スケリントン

そうかな

ゼロ

ワンワン

サリー

私は、エスコートされるなら

サリー

Youかジャックがいいの

ジャック・スケリントン

照れるな

スカリー

えぇ

スカリー

私に頼めば、いつでもできますよ

スカリー

私と一緒に歩きたい時は(*^^*)

サリー

まあ///

ジャック・スケリントン

(´³`)ヒュ〜♪

ジャック・スケリントン

Youかっこいいね

スカリー

いや、ジャックの方がかっこいいよ

スカリー

サリーさんを幸せにしてるし

サリー

そうよ‼️

ジャック・スケリントン

うん///

リドル

さて、あの男の処偶をどうしようか

トレイ

どうしようかって………

トレイ

俺たちも記憶がおぼろげだし、彼の言葉を否定できる要素はないだろう

イデア

い、いやいやいや………あんな胡散臭いの

イデア

信用ならないでしょ

イデア

一人称「我輩」ですぞ⁉️

アズール

一人称「拙者」に言われたくないと思いますよ

ジェイド

僕が親身になって事情を「お伺い」するのは…

ヴィル

そう?

ヴィル

問題無用で吐かせればいいじゃない

ヴィル

そういう手っ取り早いの、好きよ

ジャミル

本当にヴィル先輩は見た目に反して荒っぽい

ジャミル

力に訴えるのはまだ早いように思います

レオナ

まあ……奴に思惑があるにせよないにせよ

レオナ

いざとなりゃあの程度の男は簡単に制圧できる

マレウス

ああ、これだけの面子が揃っているのだからな

レオナ

じゃあまとめると……そういうことでいいな?

スカリー・J・グレイブス

お話し合いは終わったのでしょうか

ジャミル

えぇ、手荒な真似をして

ジャミル

申し訳ございませんでした

ジャミル

今すぐ拘束を解きましょう

セベク

なんだ………?

セベク

急に手のひらをかえして……

レオナ

………

エペル

ハッ!

エペル

レオナサンの今のハンドサインは………

エペル

マジフトの試合中に指示される、作戦Sの合図!

グリム

作戦えす………?

グリム

なんなんだゾ、ソレ

エペル

雑魚は泳がしとけ、のSだよ

スカリー・J・グレイブス

(手の甲にキスをする)

ジャミル

うわっ!

スカリー・J・グレイブス

(手の甲にキスをする)

レオナ

(・д・)チッ

スカリー・J・グレイブス

(手の甲にキスをする)

リドル

何をするんだい!

スカリー・J・グレイブス

(手の甲にキスをする)

トレイ

おおっと⁉️

スカリー・J・グレイブス

(手の甲にキスをする)

ジェイド

おや

スカリー・J・グレイブス

(手の甲にキスをする)

アズール

うっ………

スカリー・J・グレイブス

(手の甲にキスをする)

イデア

ヒィ!

スカリー・J・グレイブス

(手の甲にキスをする)

ヴィル

ちょっと!

スカリー・J・グレイブス

(手の甲にキスをする)

マレウス

ほぅ………

グリム

(。´・ω・)ん?

グリム

なんだぁ、今の叫び声は

スカリー・J・グレイブス

そちらのお二人方のお名前も

スカリー・J・グレイブス

伺ってよろしいでしょうか?

エペル

えぇっと……僕はエペル・フェルミエです

エペル

よろしくお願いします

セベク

……セベク・ジグボルトだ

スカリー・J・グレイブス

ああ!

スカリー・J・グレイブス

エペルさん、セベクさん

スカリー・J・グレイブス

お会いできて嬉しい

スカリー・J・グレイブス

この出会いに感謝いたします

スカリー・J・グレイブス

どうぞよろしく

スカリー・J・グレイブス

(手の甲にキスをする)

エペル

おげぇっ!

スカリー・J・グレイブス

(手の甲にキスをする)

セベク

なんだ貴様は!!

セベク

許可もしていないのに手に接吻をするな!!!!

スカリー・J・グレイブス

グリムさん改めてよろしく

スカリー・J・グレイブス

(グリムの毛並みにキスをする)

グリム

コイツ!

グリム

オレ様の自慢の毛並みにちゅーしやがった!

エペル

さっきのヴィルサンたちの叫び声の理由はこれか

エペル

す、すごいキザな人………

セベク

……はっ!

セベク

き、貴様まさかマレウス様の手にも接吻を……⁉️

セベク

だとしたら到底許されんぞ!

グリム

(子分どこに行ったんだゾ)

ジャミル

さて……手の消毒も済んだことだし

ジャミル

状況を整理しましょうか

ヴィル

そうね

ヴィル

アタシたちは不思議な本を開いて

ヴィル

全員気付けばここに来ていた

ヴィル

でも………ここって、どこかしら?

リドル

森の中のようですね

リドル

ですが学園の近くの森ではない

リドル

とても鬱蒼としている………

リドル

人の手が入っていないようです

イデア

鬱蒼と………はっ!

イデア

……うわっー!やっぱり園外だ!!

イデア

スマホが使い物にならない、どうしよう⁉️

マレウス

ふむ、それでは学園の者たちと連絡が取れない

マレウス

ということだな?

イデア

そ、そそ、そうだけど……それどころじゃない!

イデア

ソシャゲのログボを逃す

ジャミル

無視しましょう

ジェイド

では僕たちは本を開いた瞬間………

ジェイド

意識を奪われて見知らぬ場所に飛ばされ

ジェイド

さらには服を着替えさせられたということですね?

トレイ

改めて整理されるとかなりの異常事態だな……

トレイ

なあマレウス、この現象に何か心当たりはないか?

マレウス

僕?

トレイ

ああ、物知りなお前なら、ひょっとして

トレイ

何か知ってるんじゃないかと思ってさ

マレウス

僕もこのような事態は見たことも聞いたこともない

マレウス

ただ………

マレウス

……ふむ、妙な気配がある

マレウス

確認してくるから少し待っていろ

セベク

あっ、マレウス様!いずこへ⁉️

セベク

おひとりでもしも何かあれば………!

ジャミル

箒もなしでマレウス先輩に走ってついていくつもりか?

ジャミル

足でまといになるだけだ

ジャミル

大人しく待っていろ

スカリー・J・グレイブス

あっという間に飛んでいって見えなくなった………

スカリー・J・グレイブス

あの方はすごい魔法士でいらっしゃるのですね

レオナ

………

マレウス

戻ったぞ

セベク

お帰りなさいませ!

セベク

ご無事で何よりでございます

レオナ

どうだった

マレウス

周囲の様子を確認したが一面絶えることなく

マレウス

森が広がっている

マレウス

………そしてやはり、気配で探った通りだ

マレウス

魔力の途切れてる場所があった

レオナ

魔力の………途切れる場所?

マレウス

ああ、この場所からいくらか行ったところで

マレウス

空間が遮断されている

マレウス

そこでぶつりと魔法がつかえなくなった

リドル

そ、そんな………!

レオナ

ああ残念だ

レオナ

たまにはテメェも役に立つかと思ったんだがなァ

セベク

この男、いちいちマレウス様に無礼なことを

セベク

言わなければ気が済まないのか………⁉️

レオナ

わざわざマジカルペンを見せてくれてどーも

レオナ

他の奴らもみんな持ってるか?

スカリー・J・グレイブス

マジカルペン?

トレイ

知らないか?

トレイ

魔法を使いやすくするものなんだ

エペル

そういえばスカリーサンって

エペル

魔法は………

レオナ

使えるだろ?そこそこ魔力の匂いがする

レオナ

エペル、テメェと同じぐらいってとこだな

スカリー・J・グレイブス

そんなことがお分かりになるんですか⁉️

スカリー・J・グレイブス

なんと聡明なお方

スカリー・J・グレイブス

おっしやる通りでございます

スカリー・J・グレイブス

我輩も魔法士の端くれ、今は学校に通っております

トレイ

学生? 今何歳なんだ?

スカリー・J・グレイブス

16になったところでございます

全員「1年生⁉️」

スカリー・J・グレイブス

しかし筆記用具に魔法石が付いているとは

スカリー・J・グレイブス

しかも、全員お揃いの魔法石ではありませんか!

スカリー・J・グレイブス

それなら魔法石の質によらず、全員が同じ条件で

スカリー・J・グレイブス

魔法を使用できますね

スカリー・J・グレイブス

平等で、素晴らしい配慮です

リドル

キミの学校は違うのかい?

スカリー・J・グレイブス

………誠に申し訳ないのですが

スカリー・J・グレイブス

これ以上は学校の話を控えても?

スカリー・J・グレイブス

我輩はあの場所が好きではないのです

ジャミル

スカリーはいったい何者なんでしょうか

ジャミル

本人も学校のことを語りたがらないようですし

ジャミル

今はこれ以上絞り込めませんね

リドル

魔法を使ってこの森を脱出することが

リドル

できないというのはよくわかりました

リドル

ですがここで救出を待つだけ

リドル

というわけにもいかないでしょう

トレイ

そうだよな

トレイ

まずは周囲を散策してみようか

スカリー・J・グレイブス

ああ、名案でございます

スカリー・J・グレイブス

ぜひ我輩にエスコートさせてくださいませ

全員「エスコート⁉️」

トレイ

エスコート⁉️ 俺を⁉️

レオナ

エスコート、ねえ

レオナ

テメェはこの辺りの道を知ってるって、いうのか?

スカリー・J・グレイブス

いいえ、あいにく我輩にも道は分かりません

スカリー・J・グレイブス

ですが……不思議な森で手を取り合って

スカリー・J・グレイブス

彷徨うのも、素敵な経験だと、思いませんか?

セベク

思わん ただの迷子ではないか

リドル

スカリー、なんて紳士なんだ………

リドル

ボクも負けていられないね

トレイ

紳士かどうとかの問題なのか………⁉️

セベク

マレウス様! その他!

セベク

妙なものを見つけました!

マレウス

何を見つけたんだ?

セベク

これでございます!

ヴィル

木に扉がついてるわ

ヴィル

それも1本や2本じゃなく何本もある

ヴィル

そして全て扉の形が違う

エペル

こんな樹木見たことない………

エペル

なんだか不気味………

トレイ

エペル、あまり近づかないほうがいい

トレイ

みんな用心してくれ

トレイ

何が起こるかわからないぞ

ジェイド

そうですね

ジェイド

試しにこのカボチャの扉を開けてみましょう

ジェイド

´ー` )ノ🚪ガチャ

エペル

あっさり開けた!

リドル

不用心なことをするな!!

ジェイド

……ああ残念、何も飛び出して来ませんね

ジェイド

中はただの真っ暗です

スカリー・J・グレイブス

なるほど、下に空間があるようですが

スカリー・J・グレイブス

底が見えません

スカリー・J・グレイブス

一体どこに繋がれてるやら

スカリー・J・グレイブス

わっ⁉️ 突風が………!

スカリー・J・グレイブス

お、落ちる! 誰か助けて!

スカリー・J・グレイブス

(ぱしっ)

グリム

ふなっ⁉️

グリム

オレ様の尻尾を掴むんじゃねえ!

グリム

あわわ……助けろー!

グリム

(ぱしっ)

セベク

⁉️

セベク

(ぱしっ)

レオナ

⁉️

レオナ

(ぱしっ)

ジャミル

⁉️

スカリー・J・グレイブス

うわわわ………

グリム

うわわわ………

スカリー・J・グレイブス

うわーーーーーっ!

グリム

うわーーーーーっ!

セベク

うわぁーーーーーっ!

レオナ

うわぁーーーーーーっ!

ジャミル

うわぁーーーーーーっ!

………

ヴィル

どうする? 無視する?

イデア

賛成

アズール

いえ、ここを助けて恩を売りましょう

リドル

これだけ寮長が揃っていて、みすみす

リドル

行方不明者を出すわけにはいかないだろう

マレウス

ああ、皆でこのカボチャの扉に入るとしよう

うわぁーーーーーーっ!

どっしん!!

スカリー

なんか大きな音が

ジャック・スケリントン

見に行こう

スカリー

そうね

スカリー

ジャックの身長になろ

ジャック・スケリントン

その身長じゃ

ジャック・スケリントン

お客さんがびっくりするかもしれないね

スカリー

でも、ジャックも高くないかな

ジャック・スケリントン

そうですね

スカリー

では、行きましょう

ジャック・スケリントン

わかった

スカリー

スタスタ(((((*´・ω・)

ジャック・スケリントン

スタスタ(((((*´・ω・)

スカリー・J・グレイブス

うう………いたた………

スカリー・J・グレイブス

風によろめいて落ちてしまうなんて………

スカリー・J・グレイブス

うっかりしていました

スカリー・J・グレイブス

お恥ずかしい

グリム

うっかり、じゃねえんだゾ!

グリム

オレ様まで巻き込みやがって!

グリム

オレは様咄嗟に何かを掴んだような………

セベク

僕のストールだ!

セベク

くっ、不覚にも

セベク

突然のことで対処できなかった…………

セベク

なんてことだ、マレウス様にみっともないところをお見せしてしまうなんて……………

レオナ

テメェ、俺まで巻き込みやがって!

ジャミル

人のこと言えますか? 反省してください!

グリム

ここはどこなんだ………?

スカリー・J・グレイブス

あ、あの渦巻く丘は……何度も

スカリー・J・グレイブス

絵で見た………まさか

スカリー・J・グレイブス

いや、そんなのあり得ない

スカリー・J・グレイブス

で、でも………!

トレイ

ああ、いたいた!

トレイ

みんな無事だったか?

セベク

マレウス様! その他!

セベク

探しに来てくださったのですか?

セベク

マレウス様にご足労をいただくとは………

セベク

申し訳ございません

マレウス

いいんだ

マレウス

お前が無事でよかったぞ

ジャミル

俺たちのことを追って

ジャミル

あのカボチャが描かれた扉に入ったんですか?

トレイ

ああ、あんなところで

トレイ

はぐれるわけにもいかないしな

アズール

皆さんのことが心配で心配でもう

アズール

いてもたってもいられず………

レオナ

テメェはいちいち嘘をつかないと

レオナ

気がすまねえのか、タコ野郎

ジャック・スケリントン

おやおやあ?

ジャック・スケリントン

見たことのないお客様がいるようだよゼロ

ジャミル

誰だ⁉️

スカリー・J・グレイブス

ま、まさか…………!

ジャック・スケリントン

僕が誰かって?

ジャック・スケリントン

僕は恐怖の王

ジャック・スケリントン

支配者

ジャック・スケリントン

みな怯えて跪く、パンプキンキング

ジャック・スケリントン

それがこの僕………

ジャック・スケリントン

ジャック・スケリントン!

ゼロ

ワンワン

リドル

これは……鼻の光る、犬⁉️

グリム

飛んでるんだゾ!

スカリー・J・グレイブス

………ほ……ほんもの…………?

スカリー・J・グレイブス

本物の…………

スカリー・J・グレイブス

ジャック・スケリントン様…………?

ジャック・スケリントン

(。´・ω・)ん?

ジャック・スケリントン

僕のことを知ってるのかい?

スカリー・J・グレイブス

も……

スカリー・J・グレイブス

もちろん!!!

スカリー・J・グレイブス

………でございます!

スカリー・J・グレイブス

ジャック・スケリントン様!

スカリー・J・グレイブス

貴方様のご高名はかねがね伺っております!

トレイ

スカリー、君はジャック・スケリントンとやらの

トレイ

存在を知っているのか⁉️

スカリー・J・グレイブス

もちろんでございます!

スカリー・J・グレイブス

我輩の憧れのお方ですから!

スカリー・J・グレイブス

おっと………失礼、取り乱してしまいました

スカリー・J・グレイブス

まずは大切なことをお聞きしましょう

スカリー・J・グレイブス

貴方がたは、ハロウィンをご存知ですか?

セベク

当然だろう

セベク

ハロウィンを知らないわけがあるまい

スカリー・J・グレイブス

それはそれは、大変素晴らしいことです!

スカリー・J・グレイブス

ならば話が早い

スカリー・J・グレイブス

何を隠そう、このジャック・スケリントン様

スカリー・J・グレイブス

こそハロウィンの王

スカリー・J・グレイブス

我輩の大好きなハロウィンを作り上げた

スカリー・J・グレイブス

伝説のお方なのです

ジャック・スケリントン

まあ、嘘ではないね、僕は恐怖の王であり

ジャック・スケリントン

ハロウィンの王、パンプキンキング!

ジャック・スケリントン

知ってくれて嬉しいよ

レオナ

………おい、ハロウィンの王だとよ

レオナ

テメェは聞いたことがあるか?

マレウス

いいや……………

マレウス

ジャック・スケリントンという存在には覚えがない

マレウス

ハロウィンの王?

マレウス

恐怖の王?

マレウス

パンプキンキング?

マレウス

全てが初耳だ

ヴィル

言っておくけど、アタシもないわよ

ジャミル

ハロウィンは毎年10月31日に

ジャミル

あの世に行ったゴーストたちが帰ってくる日

ジャミル

生きる者たちもゴーストに扮し

ジャミル

帰ってきたゴーストを盛大にもてなす日………

ジャミル

そんなのツイステッドワンダーランドの

ジャミル

誰もが知ってる常識だ

ジャミル

でもその言い伝えの中で

ジャミル

「ジャック・スケリントン」

ジャミル

なんて名前、一度だって聞いたことはない!

スカリー・J・グレイブス

ジャック様の伝承は、ごく一部の地域しか

スカリー・J・グレイブス

伝わっていない話のようです

セベク

ごく一部?

スカリー・J・グレイブス

ええ、我輩の故郷の村です

スカリー・J・グレイブス

我輩の故郷は、霧深い谷底にある小さな村……

スカリー・J・グレイブス

そこでは村人全員がハロウィンを愛し

スカリー・J・グレイブス

ハロウィンを作ったジャック様を尊敬しております

ジャック・スケリントン

僕のことを?

スカリー・J・グレイブス

ええ!

スカリー・J・グレイブス

もちろん我輩もです

スカリー・J・グレイブス

ハロウィンとジャック様を、この世の何よりも愛しております

スカリー・J・グレイブス

しかし村の外に出てみたら………

スカリー・J・グレイブス

ジャック様の伝説を、ほとんどの人が知りませんでした

スカリー・J・グレイブス

学校でいくらジャック様やハロウィンの話をしても

スカリー・J・グレイブス

誰にも受け入れられず………

スカリー・J・グレイブス

ああ、でもまさか

スカリー・J・グレイブス

こうして本物のジャック様に会えるなんて!

スカリー・J・グレイブス

皆様もどうか……このお方のことは

スカリー・J・グレイブス

ジャック様とお呼びください

ジャック・スケリントン

いやいや、ジャックでいいよ

ジャック・スケリントン

町のみんなもそう呼ぶからね

レオナ

………町?

レオナ

町があるのか?

ジャック・スケリントン

そうさ、君たちはどこから来たの?

レオナ

俺たちは賢者の島…………

レオナ

…………いや

レオナ

ツイステッドワンダーランドから来た

ジャック・スケリントン

ツイステッドワンダーランド?

ジャック・スケリントン

ふーむ

ジャック・スケリントン

そんな場所は聞いたことがないなあ

レオナ

ああ………思ってた通り、最悪だ!

レオナ

やっぱりここは

レオナ

ツイステッドワンダーランドじゃねえ!

「ツイステッドワンダーランドじゃない⁉️」

スカリー

スタスタ(((((*´・ω・)

スカリー

ジャック何話してるの?

ジャック・スケリントン

You⁉️

スカリー

話を聞いてあげるから

ジャック・スケリントン

わかった

ジャック・スケリントン

(ペラペラ)

スカリー

そういうことね

ジャック・スケリントン

頼んだよ

スカリー

わかった

スカリー

スタスタ(((((*´・ω・)

スカリー

どうしたんですか?

スカリー

そんなに残酷そうなお顔をして

スカリー・J・グレイブス

ええ⁉️

スカリー・J・グレイブス

我輩が2人も!

ジャック・スケリントン

君は僕と一緒に行こうか

スカリー・J・グレイブス

わかりました‼️

ジャック・スケリントン

スタスタ(((((*´・ω・)

スカリー・J・グレイブス

スタスタ(((((*´・ω・)

レオナ

何者だ

スカリー

そんなふうに言われるなんて

スカリー

悲しいですね

スカリー

さて、ここにどうやってきたか

スカリー

話してくれないかな

スカリー

(魔法で椅子とテーブルを出す)

スカリー

座りながら、話しましょう

ジェイド

いい人ですね

スカリー

そうゆうことでしたか

レオナ

この毛玉のせいだ

スカリー

そうですか

スカリー

たしか貴方がたたちは

スカリー

「ツイステッドワンダーランド」から

スカリー

ここに来たと言えますかね

リドル

話が早くて助かるよ

スカリー

いやいや

スカリー

「招待状」を持ってない人達が来るなんて

トレイ

(。´・ω・)ん?

トレイ

「招待状」?

スカリー

これですけど

ヴィル

招待状……ね

スカリー

貴方がたたちは、どうやってここに?

ジャミル

グリムが本を勝手に開いた

ジャミル

そして、目が覚めたら、森に居たんだ

スカリー

そうですか

スカリー

先輩方は可哀想ですね

リドル

(。´・ω・)ん?

ヴィル

(。´・ω・)ん?

マレウス

(。´・ω・)ん?

アズール

(。´・ω・)ん?

トレイ

(。´・ω・)ん?

ジェイド

(。´・ω・)ん?

イデア

(。´・ω・)ん?

ジャミル

(。´・ω・)ん?

レオナ

(。´・ω・)ん?

スカリー

気づかないなんて

スカリー

お恥ずかしいですよ

グリム

子分(´;ω;`)

スカリー

グリム

スカリー

グリムは説教をしようね

グリム

いやだゾ!

スカリー

ツナ缶1週間没収

グリム

ふなぁーーーーーーー!

スカリー

グリムが元凶だよ

グリム

うう

「You‼️」

スカリー

もぉーどうしたんですか?

リドル

無事で何よりだよ

ヴィル

無事ね

マレウス

人の子無事でよかった

エペル

傷とかないね!

アズール

良かったです

トレイ

傷とかついてないな

ジェイド

無事で何よりです

イデア

監督生氏無事でよかった

セベク

人間無事か!!!!!

ジャミル

無事でよかった

レオナ

怪我してねえよな!

スカリー

してませんよ

スカリー

私はこの子に招待状を貰ったの

ゼロ

ワンワン

スカリー

このこの名前は、ゼロ

スカリー

私が入った場所は、オンボロ寮の鏡から、入った

マレウス

そうなのか

エペル

僕たちは、本から来た

スカリー

本………ね

スカリー

招待状を持っていれば

スカリー

軽々入れたのに

スカリー

本になったんなら

スカリー

この話を終わらせないと

リドル

そうなのかい?

スカリー

本は、最初から最後まで読むもの

スカリー

そんな感じですね

ジャミル

わかった

スカリー

本に入ったなら、未練があるかもしれませんので

スカリー

私は、帰れますけど

スカリー

協力します

スカリー

貴方がたたちが

スカリー

「ツイステッドワンダーランド」に帰れるように

コスプレ大好き監督生さん

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