忘れた 教科書 を 借りに 、
4組 へ 顔を 覗かせる 。
それと 同時に
出てこようと していた 人 と ぶつかってしまう
「 ︎︎あ、ごめんなさい .. ︎︎」
『 ︎︎... っくりした 、京本くんじゃん ︎︎』
「 ︎︎あ、瀬戸 だったんだ ︎︎」
『 ︎︎まぁね 。何 、友達 呼ぶの ? ︎︎』
「 ︎︎そー 、ジェシー 居る ? ︎︎」
『 ︎︎居ると思う ⋯ あ、気付いたっぽいよ ︎︎』
邪魔しちゃ悪いから、と 早足め に 横を 通り過ぎられる
ジェシー 「 ︎︎どーしたの 、大我 珍しーね ︎︎」
「 ︎︎あ ー、数学 の 教科書 貸して欲しくて ︎︎」
ジェシー 「 ︎︎まぁた、忘れたの ? AHAHA ︎︎」
彼の ユニーク な 笑い方は 、いつも 人を 幸せにするな 、なんて キザな 事 考える
ジェシー 「 ︎︎そーいえば、 瀬戸ちゃん と 仲いーの? ︎︎」
「 ︎︎... まぁ 。友達( 仮 ) 的な ︎︎」
ジェシー 「 ︎︎仮 ?! なーにそれ、初めて聴いたよ ︎︎」
樹 「 ︎︎ジェシー 煩い ⋯ お、めっずらし きょも じゃん ︎︎」
二人 揃って そんなに 俺が 教室に 遊びに行くのが 珍しいか .. と 少し 呆れる
樹 「 ︎︎は? 友達って 仮 とか あんの? ︎︎」
「 ︎︎俺が 一番 聞きたいよ .. ︎︎」