君のそばにいるよ

らんにフラれて一週間がたった

俺はもう何もできない状態で

ただ

飯を食って、ﾎﾞｰっとする事しか出来なかった

今でも忘れられない

告白して、上手くいった時の、らんの笑顔

そして、俺の心を抉った

"消えて"

もう、どうすればいいかわからない

らんのことは、まだ好きだけど

あの状態じゃ、

失敗するだろうなぁ、笑

『守りきれなかった』

それがただ悔しくて、

こさめ先生に教えてもらったばっかりなのにｯ

俺は偉いって

らんは、もう、

俺のことなんか忘れて、幸せに暮らした方がいいんだ

気にしなくていい

気にｯ、しなくてｯいいんだ"ｯ、…

俺はそのまま

眠りについた

お医者さんの、少し怒ったような声色に、

俺は少し、怯んだ。

昨日は確か、

ご飯を食べて、

少し、検査をして、…

俺、

そっから何したっけ、？

絶対に、2個飲んでください

一昨日、

一週間前、

なにしてたっけ、？

また病気かよ、

そう思うけど、

どうしようも無いんだ

全部覚えてるのにな、笑

机に並べられたご飯

美味しそうだけど、

食べる気がしない、。

その時だった

ご飯を食べようとしない桃色髪の子と、

ご飯を食べさせたい青髪のお兄さん

見る限り、

医者と患者だった

美味しいじゃん

俺はそう思った

毎日バランスの取れた美味しいご飯食べれて、

俺は幸せだよ？

なんであの子は嫌がっているんだろう、？

嫌いなものがあるのかな、？

それに、今はもう、10時だし、

何で？

突然話かけられたと思えば

めちゃくちゃフレンドリーでびっくりしてしまう

食べれない？

美味しいご飯を？

栄養を、

取れない、？

それって、

ﾄﾞﾝｯ！

ふらっ、

騒がしい音を聴きながら、

俺は眠りについた。