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昂輝
うっわ久しぶりに来たらめっちゃ散らかってんじゃねぇか！？
百々
しょーがないでしょー！片ずけ1人だとついめんどくなるのっ！( ｰ̀εｰ́ )
紅葉
それ悪い癖だよ百々…
琴葉
………
琴葉
え、まさか片ずけから始まったりしないよね？
百々
大丈夫！自分の部屋は多少綺麗だからそこで遊ぼ！
昂輝
どーなんだか………
昂輝
あーうん………
紅葉
まあ良いじゃない
琴葉
足の踏み場くらいはあるよ
(^_^;)…ｧﾊﾊﾊ…ﾊﾊ…ﾊ…
(^_^;)…ｧﾊﾊﾊ…ﾊﾊ…ﾊ…
百々
まったそこまで酷い？
琴葉
大丈夫、遊ぼ…
紅葉
さー何をする！
昂輝
提案！マ○メ２しようぜ！
紅葉
あー！やりたかったやつじゃん！百々、ある？
百々
あるに決まってんでしょ！そんな面白そうなゲーム、買わない私がいるわけない( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ
琴葉
よーし、やろうか〜！
百々
ちょっとこっち来ないで〜っ！
走り回る幼い百々。
紅葉
えちょっと、ゼェ、百々早くない！？(´Д｀)ﾊｧﾊｧ
それを追いかける幼い紅葉。
昂輝
わ、ケッコーつかまらないな、琴葉…
琴葉
…あれ、私達スルーされてるよ…？
昂輝
インネンを感じる……（適当）
それを傍観する幼い琴葉と昂輝。
何気ない鬼ごっこの風景
百々
わぁっ、ととっ…
昂輝
あ、つまずいた
紅葉
よっしここでつかまえる〜！
百々
つかまりたくないーっっ！こっち来るなー！
だが百々の足元に木の幹が
百々
あまってちょ、あー！
ドスン！
紅葉
タッチー！百々オニ〜！
百々
んもー…！いったいなぁ！
そこで視界が暗くなった
百々
…え、はぁ？
琴葉
まって、私、おかしいのかな…
昂輝
思い出してもないのに…ってか忘れてた…
紅葉
…また？
琴葉
えっ、｢また｣ってどういうこと？
百々
どーゆーこと？紅葉！
紅葉
えーとね…
さっき帰り道であった不思議な事を話した
昂輝
んだよそれ…
琴葉
でもその昂輝の約束、お母さんしか知らないんでしょ？
百々
なにこれ…ﾟ+｡:.ﾟ(*ﾟ▽ﾟ*)ﾟ.:｡+ﾟ
百々
面白い力じゃん！
紅葉
プラス思考恐るべし
昂輝
科学的にないだろー…こんな事
百々
んでも帰りは本人にしか聞こえてなくて、今回は私達にも見えたってのがなんなんだろー
琴葉
わかんないなぁ…
昂輝
今日遊ぶどころじゃねぇなこれ…
紅葉
ごめんね…
琴葉
うーん…どうすれば…
昂輝
わかんねぇよこんな事…専門じゃあるまいし…
悩み始める４人。
そこに、ふと違和感が
昂輝
むぅ…
百々
…え、昂、輝？
紅葉
どしたの、昂輝なんかあっｰｰｰｰ
昂輝
あ？俺なんかした？
琴葉
ちょっと、自分の体見てみなよ…
そう言われ、首を捻りながら自分の手を見る昂輝。
昂輝
は…ぁっ！？
そこには半透明な自分の手。
琴葉
透けてる……の？
百々
……
昂輝の体に触れようとする。
百々
が。
その手は、昂輝の体をすり抜けていった。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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