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jh

......ん?

jh

...もう朝...?

日記を書いた後疲れたのかその後俺は寝落ちしていた

jh

...いるかな?

jh

...いや、いないよね

部屋の何処を探しても恋人の姿はなかった

jh

...また、ホテルかな?

jh

あーあ...いやだな

自分以外の誰かに取られると思うと嫉妬で狂ってしまいそうだった

jh

...俺、付き合わない方が良かったのかな?

jh

最近話してもくれないし...

jh

カトクの返事も適当になってきてるし...

jh

俺じゃ釣り合わなかったのかな...

最近はずっと恋人が家に帰って来ることは無い

俺はその度に弱っていく自分を見つめていた

jh

...そういえば...

jh

最近、掃除してなかったな...

jh

久しぶりにしようかな...

優しかった頃はいつも綺麗にしてた部屋も

帰って来ることがなくなったら汚く埃が被っているものばかりだった

jh

さすがに埃被ってるってなるのも...

jh

汚いの嫌だし...

jh

掃除しよ...

そう言って俺は箒を持って掃除をし始めた

jh

...あ

jh

あいつの部屋...掃除...してなかったな...

部屋の玄関前で見つめる恋人の部屋

前はずっとここに来てたよな...とか、今じゃどうでもいい事を思い出している

jh

...仕方ない...

jh

...掃除するか

俺は意を決してドアを開けた

jh

っ...?!

jh

な、何この匂い...

俺は戦慄した

何ヶ月も掃除されていないのとあって、恋人の部屋はイカ臭いような、そんな匂いがした

jh

……だ、大丈夫、

jh

すぐ終わるし...

jh

ま、まずはゴミ箱...

ゴミ箱の中を見ると使用済みのゴムが何個も捨てられていた

きっと俺が家に居ない時浮気相手としてたんだな

jh

......っ

使用済みのゴムを見る度に胸が締め付けられる

大量に捨てられているって事はそれだけ浮気相手としていたこと

俺がただ残されてたと思うと

ショックだった

jh

うっ...ぐずっ...ㅠ

jh

(な、泣いたらだめなのに...)

jh

(掃除してるだけでこんなに悲しくなるとは...)

jh

はぁ...はぁ...ㅠ

視界が霞むぐらい泣いたまま掃除を急いで終わらせた

掃除をしてる途中でも女物の香水や浮気相手が忘れていったであろう口紅や生理用品が置かれていた

jh

はぁ...はぁ...

部屋に戻ってもあの時の光景を思い出すだけで吐き気がする

jh

うっ...

jh

お゛ぇ゛ぇっ...

近くにあった袋に食べた物を戻す

胃液まで戻してしまった

jh

はぁ...はぁ...

jh

......ㅠ

吐いたあとは自暴自棄になる

その時扉が開いた音がしたけど俺は無視した

jh

あーあ...

jh

どうせ...またするんだろ...

そして俺ではない別の人と行為をする

恋人が帰って迎えに来てもどうせ女を家に引き連れてくる

ただそれが虚しくて

悲しかった

jh

........

jh

あの音...もうやだよ...

恋人の部屋から聞こえる女の喘ぎ声と肌がぶつかり合う音

それがとてもとても嫌でいつの間にか耳を塞いで蹲っていた

jh

(早く終われよ...)

jh

(どうせお前らは俺を罵倒するんだろ...)

何回も聞いた女の俺に対する罵倒

それに便乗して言いまくる恋人

あの二人の事後が一番嫌だった

jh

......

jh

...もう寝よ...

jh

...あ、日記

二日目 今日は部屋の掃除を久しぶりにした けど恋人の部屋に使用済みのゴムが何個も捨てられてた 俺よりも女の人の方が抱き心地いいもんね。しょうがないよね。 今日もまた寝れない日が続く

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