「先輩」
五条
俺以上に強くて振り払う力がある筈なのに 先輩は決して抵抗しない
五条
先輩は俺を見ているようで見てなかった。 先輩の目には決して俺を写してはくれない
亮(リョウ)
何時もそうだ。俺の質問には答えず 俺には何も教えてくれない癖に俺の事は 全て分かってるかのような そんな態度が 俺は憎くて堪らなかった
亮(リョウ)
五条
悔しくて泣きたかった。でも貴方に弱さを 見せると直ぐに つけ込まれて抜け出せなく なるから決して弱さは見せなかった
五条
力強く先輩の腕を握った 粉々に壊れてしまうくらいに強く
亮(リョウ)
呪言師である先輩には何をしても敵わない 受け入れる素振りを見せるくせに決して 手には入らない
亮(リョウ)
先輩の顔を見れない。いや見なかった。 どんな顔をしているのか知りたくなかった
なぁ ~ にしてるの? 傘もささず こんな所で
風邪ひいても知らないよ?
亮(リョウ)
亮(リョウ)
また?優しくせず突き放せばいいのに... 亮は酷く優しいね
亮(リョウ)
おいで。亮の代わりに 俺が全部...受け止めてあげる
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