夢が居なくなった梵天
かくちょうside
あいつと、初めて話したのは 梵天の屋敷のベランダだった
その時は、寒い冬だった
だから、 誰も来ないものだと 思っていた
かくちよう
少し、隠れてしまいそうな月
そんな、 月に俺は何故か興味を持った
夢
夢
かくちよう
かくちよう
夢
夢
かくちよう
夢
しばらく沈黙が続いた
俺は、別に沈黙が続いても 良かったが夢は 耐えられなかったのだろう
夢
夢
夢
かくちよう
かくちよう
かくちよう
夢
夢
そうして、 夢は俺が手をかけていた ベランダの柵を触った
夢
夢
夢
夢
そう言い、夢は、 にこっと笑った
かくちよう
夢
夢
夢
夢
かくちよう
かくちよう
かくちよう
夢
夢
竜胆
竜胆
夢
竜胆
竜胆
夢
夢
夢
竜胆
夢
夢
かくちよう
竜胆
夢
今思うと、この時からだろうな
俺が、 梵天の皆に心を開いてきたのは
かくちよう
かくちよう
さっきまで、 今にも隠れそうな月だったのに
かくちよう
とても綺麗な、 満月がベランダを照らしていた
かくちよう
かくちよう
かくちよう
かくちよう
今にも、泣きそうになっている顔を変然と装おりつつ 会議が終わり次第、 部屋に戻った
バタン
かくちよう
俺は今、凄く情けない顔をしていると思う
かくちよう
かくちよう
それから、俺は眠ってしまっていたみたいだ
かくちょうside 〜END〜
竜胆
そこで、俺が目にしたのは、 眠っている、 かくちょうの姿だった
竜胆
竜胆
竜胆
竜胆
竜胆
夢のくれたネックレスだ.........
竜胆
竜胆
竜胆
竜胆
竜胆side 〜END〜
コメント
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もう心臓が締めつけされて苦しくなってくる(´;ω;`)