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7件
エースくんカッコいいし優しいってもう最高!
最高だ〜いつもありがとうございます!
ありがとうございます😭 最高でした!!
イケメンな弟たちに狙われてます💖の続編兼リクエスト作品です!
あの3人と夢主ちゃんが結婚した後のお話✨
まだ見てない方は先にそちらをご覧になっていただくと、もっと楽しめると思います!
それではお早いですが
本編をどうぞご覧ください↓
カタカタ、カチャッ
タイピングの音だけが鳴り響く。
発信源は私のパソコンだ。
絶賛1人寂しく残業中の私である。
私は東京都内に住む杉浦さつき(24)
今日は課長にコーヒーをこぼしてご機嫌を損ねてしまったので
いつもよりもスパルタ対応された。
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
ふと視線を腕に移す。
巻いてある時計の針を見ると、すでに午後11時を回っていた模様。
杉浦さつき
スマホを開いて、彼からのメッセージが来てないか確認する。
杉浦さつき
光が眩しすぎたので、
スマホの明るさ設定を急いで下げる。
杉浦さつき
きっとどちらも彼からだろう。
残業で傷んだ身体がどんどん回復していく。
エース
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
意識的に回復していくといえど、傷んだ身体はすぐには戻らない。
今日はいつものように夜食を作る気力はなかった。
ピコン
メッセージを送信してから2分ほどで返信が来た。
きっと私の返事を待っていたのだと分かる。
エース
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
エース
エース
エース
杉浦さつき
なんて良い夫を持ったんだ。
彼のためにも仕事を早く切り上げよう、と
さっきよりも早く指が動く。
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
これ以上彼を待たせてはいけないというプレッシャーが
私の脳をフル回転させた。
※空が明るいのは気にしないでください
仕事終わり、
会社から徒歩2分のコンビニに
膝下まであるロングコートに、黒いサングラスをかけている男がいた。
杉浦さつき
彼は私が声をかけるよりも前に私に気がつき、
エース
その瞬間に微笑んだ。
杉浦さつき
エース
思わず彼に抱きつく。
彼の胸に飛び込むと、疲れが回復していく気がするのだ。
杉浦さつき
エース
彼が私の眉間を、長くてゴツゴツした指で弾く。
いやいや、全然”たった”じゃない。
彼は12時間会わなくても耐えられるのだろうか。
杉浦さつき
少しだけショックを受ける。
杉浦さつき
エース
エース
杉浦さつき
エース
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
やはり彼はずるい。
ずるい彼に弄ばれた私は、頰を真っ赤に染めていた。
ここは私たちのリビング。
毎日2人で晩ごはんを食べている場所だ。
コンビニで買った夜食をテーブルに広げる。
エース
杉浦さつき
エースが手の裏同士を合わせる。
エース
彼は手始めに鮭のおにぎりを頬張る。
エース
そんなに美味しそうに食べられたら、
こっちまで笑顔になっちゃうよ。
杉浦さつき
エース
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
エース
深夜まで彼を待たせた挙句、晩御飯は作らない。なんて
とんだわがままだと分かってはいる。
エース
杉浦さつき
エース
エース
エース
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
ただし私は知っている。
これ以上の彼の褒め言葉はないということを。
杉浦さつき
エース
エース
彼は食べていたおにぎりをいつの間にか食べきっていて
閃いたように声を漏らした。
エース
エース
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
彼の視線に耐えきれない私は、
安安と折れた。
エース
杉浦さつき
エース
彼は珍しく真剣に考えている。
お願いなんて、パパッと決めればいいのに。
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
理由は分からないけど、心臓がバクバク鳴っている。
エース
エース
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
エース
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
エース
エース
杉浦さつき
エース
エースは不機嫌そう。
そりゃあ、今私は約束を破ったも同然だからな。
エース
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
ドサッ
上半身をソファに押し倒され、彼の右手で両手首を固定された。
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
エース
エース
杉浦さつき
彼の美貌がだんだんと近づいてくる。
心臓の音がうるさいくらいに響いて、羞恥心を煽る。
口づけを交わすことの何がまずいかって
彼はスイッチが入ったら止まらないことだ。
エース
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
ドクン、ドクン
心臓の音がどんどん早くなる。
杉浦さつき
チュ...
杉浦さつき
彼の唇が私の軟骨を食した。
吐息が耳にかかって情けない声が漏れる。
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
彼はニヤリと笑った。
そのせいで真っ赤に染まる私の頰。
杉浦さつき
彼の胸元を精一杯の力で押すが、
さっきのキスで力が抜けきってしまいビクともしない。
エース
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
エース
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
彼の両頬を強めに引っ張る。
昨日の夜から彼に抱かれっぱなしで
結局一睡もできないまま今日は仕事に向かったのだ。
エース
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
エース
エース
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
エース
エース
エース
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
エース
2人で1つのベッドに入る。
杉浦さつき
ギュッ
案の定エースがバックバクをかましてきた。
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
エース
エース
杉浦さつき
するりと身体の向きを変えられ、彼の胸元に包み込まれた。
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
心臓がバクバク鳴っていて、今夜は眠れなさそう。
杉浦さつき
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
エース
エース
杉浦さつき
彼は私の耳元に顔を近づけた。
エース
杉浦さつき
ぎゃああああ
吐息がやけにエ●いし、不意打ちずるいって....
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
エース
見上げると、彼はいつもと変わらぬ美貌のまま寝息を立てている。
杉浦さつき
彼の背中に腕を回す。
すると、細いけど鍛え抜かれた彼の左腕が背中に回される。
杉浦さつき
彼の腕に包まれると温かくて、落ち着く。
彼のぬくもりに包まれて
今夜は眠ろう。