蓮side
康二
あっ!めめ、やっぱりここにおった
翔太
目黒、それどしたの?
蓮
あ〜、これ?
〇〇に作ってもらった!
〇〇に作ってもらった!
翔太
ふーん、相変わらずラブラブだねー
蓮
しょっぴー、羨ましいんでしょ笑
翔太
まぁ、否定はしないけど
ね?康二
ね?康二
康二
あっ、うん、そうやな…
(前は俺に作ってくれよったのに…)
(前は俺に作ってくれよったのに…)
蓮
早く食べないと昼休み終わるよ!
翔太
腹減った〜
康二
はよ食べよ!
蓮
〇〇〜、お弁当ありがとう!
美味しかった!!
美味しかった!!
〇〇
ほんと?よかったー!!
また、作ってもいい?
また、作ってもいい?
蓮
いいの?嬉しい!
康二
・・・
康二
しょっぴー、俺、ちょっとしんどいけん保健室行ってくる
翔太
康二、大丈夫?
康二
大丈夫、休んだらなおると思う
翔太
そっか、先生には言っとくから
ゆっくり休みな
ゆっくり休みな
康二
うん、ありがとう
康二side
体調が悪いなんて嘘だ 〇〇とめめが楽しそうに話してるのを見るとつらくなってしまう 友達として最低やんな…
康二
はぁ〜、〇〇のこと諦めないといけないのに…
俺は5歳のときに〇〇とめめの 家の近くに引っ越してきた
はじめ、俺はみんなと馴染めなくて 正直浮いてた でも、そんな時、1番に声をかけてくれたのが〇〇とめめだった
数年前
〇〇
めめ、今日は何する?
蓮
ん〜、2人じゃできること
少ないよね
少ないよね
〇〇
確かに〜
ん?ねぇめめ、あの子最近引っ越してきた子じゃない?
ん?ねぇめめ、あの子最近引っ越してきた子じゃない?
蓮
ほんとだ
〇〇
ねぇ!
康二
ビクッ…何?
〇〇
一緒に遊ぼ?
康二
えっ?何で?
〇〇
だって、遊びたいから
康二
ふっははは笑
正直、よく分からない理由だなと思った。でも、すごく嬉しかった
〇〇
あっ!笑った!!
あなた名前は?
あなた名前は?
康二
康二です
〇〇
よろしくね!康二!!
それからいつも3人で遊ぶようになった
中学の時
〇〇
ねぇ康二
私ね好きな人できた!
私ね好きな人できた!
康二
そうなん?
〇〇
うん、3年の岩本先輩!
委員会が一緒でいつも優しくて
かっこいいの!
委員会が一緒でいつも優しくて
かっこいいの!
康二
へ〜(なんでやろう、応援したいのに
何かモヤモヤする)
何かモヤモヤする)
そして、〇〇は先輩に告白した 結果は…
〇〇
ダメだった( > <。)
康二
…そっか
〇〇を応援していたつもりだけど 正直、告白が成功しなくて俺は 安心していた
康二
(俺、〇〇のことが好きなんかも…)
康二
あの時からかな〜
〇〇を意識し始めたのは…
〇〇を意識し始めたのは…
ガラガラガラ (ドアの開く音)
〇〇
康二!大丈夫?
康二
〇〇?!何でここに?
〇〇
しょっぴーから聞いたの!
体調大丈夫なの?
体調大丈夫なの?
康二
うん、大丈夫…
〇〇
そっか、よかった〜!
康二
(この、笑顔俺だけに見せてれたら
ええのに…)
ええのに…)
ギュッ 気づいたら俺は〇〇を抱きしめていた
続く