ココア
ココア
ココア
ココア
ココア
ココア
ココア
僕はこの世界の全てを知っている。
人間なんて生き物なんて 全部汚れているんだ。
最初から希望や奇跡なんてなくて
自分が押しつぶされないように みんな必死にあがいてる。
僕は、足掻きしんでいったやつを 何度もみた。
何度も何度もみて絶望して 僕も仲間入り。
狂ってる。
この世界全て。
あの人以外は。
キーンコーンカーンコーン
僕は、黄。
他の人とは少し違う。
せんせー
せんせー
せんせー
せんせー
才能や超能力があるわけではない。
せんせー
青
別に凄いことでもない。
青
ただ前世の記憶があるってだけ。
青
青
せんせー
なにも得することないし、
青
強いて言えば、。
青
生まれてきた瞬間から 世界の醜さがわかるってこと?
君だよ!!ねぇ!!
黄
青
青
黄
黄
黄
せんせー
散々な人生だった。
まぁあの世界で幸せだったのは 世界の2割くらいだろう。
桃
桃
桃
いい思い出は、あった 一つや二つくらいでも、、、
桃
あいつらに潰された。
せんせー
あいつらさえいなければッ
、、、あの人だって、あんなことには、
前世の名前は光だった。
元々捨て子で今の親に拾われた。
母
光
母
光
母
母
光
当時は、差別が激しく
貴族や権力をもった一族が 中心で村人や町人は奴隷のような扱いをうけていた。
母は、その仕打ちに耐えられず 僕に暴行を加えることで ストレス発散していた。
寝ることさえ許されず毎日毎日働いていた。
足や手を止めるとはたかれたり殴られたり蹴られたり、
ある日僕の体は限界を迎えた。
光
母
光
母
光
母
光
母
光
母
母
母
母
光
母
光
光
捨てられた。
1つ目の絶望を知ったのは 14の冬。
光
おじさん
光
もう何日ここにいるだろう?
お腹が空いた。喉がかわいた。
寒い。
もう意識も遠のいて死にかけだった
おじさん
おじさん
その声は優しかった
光
おじさん
おじさん
光
おじさん
おじさん
光
おじさんは 暖かいご飯や飲み物をくれた。
光
おじさん
光
光
おじさん
でも度々知らない人が入ってきて 僕の体をジロジロみてきて怖かった。
おじさん2
おじさん
おじさん2
嫌気がした。
光
おじさん
光
おじさん
光
おじさん
光
おじさん
光
おじさん
おじさん2
おじさん
光
おじさん
光
ガチャ
おじさん
おじさん2
光
捨てられた。
おじさんは、僕のことを見てくれた
僕の名前を呼んでくれた!
、、、違う。 呼んでくれたことなんかない。
おじさん2
光
おじさん2
光
仕事といいのは、夜毎日違う おじさんや若いお兄さんが来て あれをすることだった。
気持ち悪い。助けて。
そんなこと呟いたって誰も助けてなんてくれない。
光
おじさん2
光
おじさん2
光
おじさん2
光
おじさん2
そんなこと言わないで、 少しでも期待してしまうから。
2年後
おじさん2
光
おじさん2
光
信じても信じても裏切られる。
おじさん2
光
おじさん2
光
おじさん2
光
ザーーーー
光
光
数日何も食べてない。
感覚がなくなってきた。
僕、もう死ぬのかな?
光
光
青葉
青葉
光
青葉
光
光
青葉
光
青葉
僕は、綺麗な服にふかふかの布団で寝ていた。
青葉
光
青葉
光
青葉
光
青葉
名前を聞いてくれた 呼んでくれた
光
青葉
光
青葉
青葉
青葉
青葉
光
青葉
君だけは認めてくれた。
褒めてくれた。
ものじゃないと言ってくれた。
光
青葉
青葉
これで最後にする。だから すこしだけ信じてみてもいいかな。
光
青葉
青葉
光
青葉
光
この人を信じてみたい。 いや、信じたい。
青葉
光
青葉
光
青葉
その日から毎晩星空を 見せてくれた。
そんなある日
貴族の召使い
青葉
ガチャ
貴族の召使い
青葉
貴族の召使い
光
青葉
貴族の召使い
青葉
光
貴族の召使い
青葉
貴族の召使い
青葉
青葉
貴族の召使い
貴族の召使い
青葉
貴族の召使い
貴族の召使い
青葉
光
貴族の召使い
貴族の召使い
貴族の召使い
青葉
貴族の召使い
貴族の召使い
嫌だ。やめてくれ。 もう許してよ。
なんでこんなことをするんだ。
世の中全部嫌いだ。
でも最後に君の血に染った手を 寂しそうな手を握りたかった。
光
貴族の召使い
光
貴族の召使い
この日から僕は、ようやく気づいた。
光
貴族の召使い
光
貴族の召使い
血なんて嫌いだ。
何度も何度も見てきた大嫌いな血を 綺麗な君に付けるなら
僕は、もう何も許さない。
我慢しない。
その勇気を見つけてくれたのは
君でしょ?
貴族の召使い
貴族の召使い
光
やめる訳ないじゃん
貴族の召使い
貴族の召使い
光
光
冷たくてビクともしない君でも 綺麗だよ。
愛してる。
光
光
光
光
光
光
光
光
光
光
知ってる。
僕には、隠してきたつもりなんだろうけど青葉は我慢していた。
周りから扱いが酷くて 僕が来てからはヒートアップ。
それでも、僕を守り抜いた。
自分を犠牲にして。
光
光
光
終わらせる。
王族の家来たち
光
王族の家来たち
光
王族の家来たち
光
王族の家来たち
光
王族の家来たち
光
王族の家来たち
光
王族の家来たち
王
光
王
光
光
光
光
死ね。
王
王
王族の家来たち
王族の家来たち
光
王
光
王
王
光
光
今からいくね
現代
青
黄
青
黄
青
桃
青
黄
青
入学してから無口で無愛想な僕は 誰にも話しかけられない。
そこに不満があるわけじゃない。 人と話したくないからわざと無口だ。
なのに
青
黄
この子だけ話しかけてくれる。
でも、誰かと仲良くしたって 捨てられるだけ。
だから、人なんて信用しない。
青
黄
青
黄
青
黄
青
名前を聞いて呼んでくれるんだ。
、、、この世界では当たり前、?
青
黄
青
青
黄
青
青
黄
青
青
青
桃
青
桃
青
青
黄
なんで話しかけてくるの?
ずっと無視してるのに、、、
楽しそうに話してくれる。
青葉みたいに。
昼休み
青
黄
青
青
黄
青
青
黄
青
黄
青
黄
青
黄
青
黄
青
青
黄
青
黄
青
黄
青
黄
青
黄
青
青
黄
優しい。
でもダメだよ。
君のような人は絶対世間に出た時 潰される。
この世界は正直者で優しい人が 損をする世界。
黄
青
青くん、僕は君の方が心配だよ。
僕が、時代を終わらせたって また汚いのが生まれてくる。
君のような優しい人が笑って暮らせる 世界があればいいのに。
桃
青
桃
青
青
桃
桃
青
桃
青
クラスメート
クラスメート
聞こえてるっつーの
悪口は聞こえないとこでするのが 常識だよね?
クラスメート
クラスメート
クラスメート
桃
クラスメート
青
青
いいんだよ。青くん。
クラスメート
桃
青
青くん、いいよ。
青
もういいよ。僕のことなんて。
青
青
庇わなくていいよ。
君が傷ついちゃう!
青
青
やめてよ。 また、また消えちゃう!
青葉
大切な人が!!
青
クラスメート
桃
桃
クラスメート
黄
黄
黄
せんせー
青
クラスメート
黄
青
青
黄
黄
青
黄
青
黄
黄
青
黄
青
黄
青
青
青
青
青
青
青
青、、、
青く、、、!
青くん!!
青
黄
青
青
黄
青
青
黄
黄
青
青
黄
青
青
黄
青
黄
青
知りたい。 黄くんのこと。
時代は繰り返す〜上〜
コメント
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