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神々の主役は我々だ

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神々の主役は我々だ

3 - 神々の主役は我々だ ~深緑の優しさ~

♥

702

2020年03月12日

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グルッペン

……!?

俺達は目を疑った

トントン

なん、やここ…

そこは、お菓子の国だった

グル鷲

誰か大体予想がつくな

グルッペン

絶対オスマンだゾ

トントン

神になっても甘党は変わらないか

グル鷲

ちょっと偵察に行ってくるゾ

トントン

え、よだれが出てるんですけど

グルッペン

絶対、お菓子食いに行く気だろ!

グルッペン

ダメだゾ!

トントン

そうですよ、早く探しに

グルッペン

狡い!俺も行きたい!

トントン

よし、そこに並べ

グル鷲

これは、逃げなきゃ

グルッペン

逃げないと(使命感)

トントン

オスマンを探しに行くのと

トントン

今、ここで剣の錆になるのと

トントン

どちらか選べ

グルッペン

すみません、探しに行きます

グル鷲

同じく

トントン

じゃ、早く行きますよ

グルッペン

はい…

トントン

といっても

トントン

どこから探せば

グル鷲

これは推察だが

グル鷲

一番、甘い匂いする所が怪しいんじゃないか?

グルッペン

冴えてるな!流石俺!

トントン

ただ単にそこに行きたいだけでは

グルッペン

そんなことないゾ

グル鷲

そうだ!そうだ!

トントン

まぁ、行きますか

グルッペン

やったぁ!

トントン

はぁ……

建物の中です

グルッペン

失礼しますゾ!

トントン

礼儀正しいな

トントン

俺のときとは違うな

グルッペン

え、俺のときって

グル鷲

記憶は残るからな

グルッペン

………

グルッペン

トン氏は、特別だからな

トントン

へぇ?

そんな茶番をしていると 向こうから声が聞こえた

グルッペン

あっちか!

グルッペン

ここからだな

グル鷲

さて、と

トントン

一応、剣を持っておくか

グルッペン

開けるぞ

ガチャリ

すると、目の前に

オスマン

このお菓子も美味しいめぅ~

お菓子を堪能しているオスマンがいた

グルッペン

やっぱりな

トントン

分かってた

グル鷲

そうだな

オスマン

ん?客人を呼んだ覚えはないめぅよ?

グルッペン

呼ばれた覚えがないからな!

オスマン

君達もお茶会するめぅ~

グルッペン

お言葉に甘えて

オスマン

トントンもお茶会するめぅ

トントン

え、名前をなぜ…?

オスマン

俺には全て筒抜けだからな

グルッペン

なるほど、未来を読めるのか?

オスマン

あったり~

オスマン

流石めぅ!

グル鷲

神になったから、能力くらいあるな

オスマン

君達は俺を人間とやらに戻しに来た

オスマン

そうだろ?

グルッペン

あぁ、そうだ

グルッペン

目的が分かってるなら話が早い

グルッペン

戻ってきてくれるな?

オスマン

断るめぅ

グルッペン

なんでだゾ!!

トントン

まぁ、そうなるわな

オスマン

ここの居心地いいし

オスマン

離れたくないめぅ

グルッペン

……いや

グルッペン

俺の認めた幹部はそんなこと言わない

グルッペン

本当のオスマンを取り戻してやる!

オスマン

戦いは苦手なんだけどな

オスマン

しょうがないめぅ

トントン

結局バトルか…

トントン

でも、相手は未来を読むんやで?

トントン

どうやって戦うんや

グルッペン

何も考えなきゃいい!

トントン

無理やろ!!

グル鷲

一斉に攻撃すればいいのでは?

グル鷲

流石に心が読めても避けれなきゃ意味がないからな

トントン

それで行くか

グルッペン

賢いな!

トントン

グルさん、タイミングは任せた

グルッペン

あぁ

グルッペン

……

グルッペン

あっ!後ろに大きいケーキが!!

トントン

いや、そんなんで騙されないやろ!!

オスマン

えっ!?どこめぅ!!!?

グルッペン

よし!今だ!!

トントン

(えぇ………嘘だろぉ……)

そして 呆気なくオスマンは倒された

トントン

こんな勝ちかた嫌やぁ

グルッペン

まぁ、しょうがない

グルッペン

トン氏、掴まれ

トントン

え、お、おぅ

グルッペン

よし!行くぞ!

俺はとある村の神父だった

子供

神父様~

オスマン

どうしためぅ?

子供

字の読み方教えて~

オスマン

いいめぅよ♪

俺はよく、孤児を拾っていた

そして ある日のこと

子供

神父様!

オスマン

ん?

子供

大変なの!

子供

向こうで人が倒れてて!

オスマン

なんやって!?

オスマン

今行くめぅ!

子供

ここだよ!

オスマン

……

オスマン

(白い軍服…)

オスマン

息はある…

オスマン

連れて帰るめぅ

子供

うん!

ひとらんらん

うっ、ここは…

オスマン

あ、起きためぅ?

オスマン

ここは俺の部屋

オスマン

安心して、俺は敵じゃないから

ひとらんらん

あり、がとうございます…

ひとらんらん

俺はひとらんらんって言います

オスマン

俺はオスマン

オスマン

よろしくめぅ!

ひとらんらん

拾ってくれたことはありがたいけど

ひとらんらん

こんな、軍人を助けていいの?

オスマン

ひとらんらん

君のことを殺すかもしれないのに

オスマン

ほんとに殺す気ならそんなこと言わないめぅ

ひとらんらん

それに、追手とか……

ひとらんらん

そうだ!追手が!!

ひとらんらん

俺、行かないと!

オスマン

その傷じゃ死んじゃうめぅ!

ひとらんらん

ごめん、待ってくれてる人達がいるから

オスマン

……!!

ひとらんらん

じゃあね!

そして、ひとらんが去っていった

オスマン

あれから1週間か

すると向こうから

銃声と悲鳴が聞こえてきた

オスマン

……!!?!?

兵士

お前は神父か?

オスマン

そ、そうですけど

オスマン

あの、銃声は?

兵士

お前は知る必要ない

兵士

お前を裏切りものとして捕まえにきた

オスマン

裏切りもの!?

兵士

お前、敵国の軍人を匿ったようだな

兵士

王は大層怒ってらっしゃる

兵士

見つけたら殺しても良いとのことだ

兵士

それに、先ほどお前を守るために子供達が集まって来たから全員殺したしな

オスマン

そん、な…

オスマン

子供達が何をしたっていうんだ!

兵士

裏切りものに加担する奴は全員敵だ

兵士

さらばだ、神父

俺は目を閉じて全てを諦めた

オスマン

ごめんね、みんな

パァンッ

いくら待っても痛みはなかった

恐る恐る目を開けると

兵士が倒れていた

ひとらんらん

マンちゃん!

オスマン

ひとらん…?

ひとらんらん

ごめんね、

オスマン

うぅ…グスッ

ひとらんらん

俺が、もう少し早かったら

ひとらんらん

ねぇ、マンちゃん

ひとらんらん

俺達の所に来ない?

オスマン

え…?

ひとらんらん

一緒にさ

オスマン

……分かった

ひとらんらん

じゃあ、ほら

ひとらんらん

行こうか

ひとらんらん

俺達の帰る場所に

グルッペン

……

トントン

……

グルッペン

ひとらんから大体のことは聞いていたが

オスマン

俺って本当に酷いよね

トントン

オスマン…

オスマン

あの頃はさ、誰でも助けられたらいいやって思ってた

オスマン

だけど、あんなことになるなんて思ってもみなくて

グルッペン

そりゃ、そうだ

トントン

グルさん!

グルッペン

人は見な、未来が見えるわけじゃない

グルッペン

それに、未来が分かったとしても

グルッペン

それじゃ、つまらないだろう?

オスマン

でも、俺は罪のない子供を…

グルッペン

子供を殺したのはお前じゃない!

グルッペン

それに、助けた命だってあるだろ!

グルッペン

ひとらんだって、あのまま放って置いたら死んでいた

グルッペン

ひとらんはお前に感謝していたんだゾ!

オスマン

……!!

グルッペン

だから!

グルッペン

あいつらを取り戻し!

グルッペン

一緒に行こう!

グルッペン

俺達の帰る場所に!

オスマン

……

オスマン

そうめぅね!

オスマン

ひとらんも助けに行かないといけないめぅ!

グルッペン

そうだな!

グルッペン

じゃあ、戻るか

グル鷲

おっ、上手く行ったな

グルッペン

勿論だ

オスマン

どどどど、どうしよ

トントン

どうしたん?

オスマン

なんか、見えるんだけど

トントン

なにが?

オスマン

未来…

グルッペン

未来!?

グル鷲

神の力だな

グルッペン

結局、トン氏は何の能力なのか

トントン

さぁな

グル鷲

早く次行くぞ

グルッペン

あぁ!

次は青色の扉だった

神々の主役は我々だ

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702

コメント

8

ユーザー

無能の神wwwww

ユーザー

うっつんや!女いっぱい居そうw

ユーザー

鬱くんだぁ〜

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