※いきなり本編始まります。
教室に戻った後、俺は濡れた床を拭いて席についた。
これがいつも通りの“日常生活”
昼になると大体めんがご飯を誘いにくる。
MEN
学校でめんは、俺のことを「おんにい」とは呼ばない。
というか、俺が呼ばせていない。
学校でいじめられているヤツの弟だと認識されてほしくないからだ。
それに、ドズル社の「おおはらMEN」だということもバレている。
俺以外は、周りの人に正体を明かしているのだ。
まあ、俺は正体を明かしたら本格的にアンチに耐えられなくなるだろう。
おんりー
mob
めんが来るたびに聞くこの言葉。
正直言ってて飽きないのかよ、と思う。
MEN
おんりー
MEN
おんりー
mob
mob
おんりー
MEN
おんりー
もうなれたものだ。いや、なれちゃいけないんだけど(
おんりー
やはり屋上に吹くそよ風は気持ちいい。
俺の唯一の安らぎの場であると同時に、一番地獄な場所でもある。
MEN
おんりー
おんりー
MEN
おんりー
MEN
おんりー
朝のサンドウィッチの切れ端とか(((
おんりー
MEN
おんりー
MEN
おんりー
MEN
おんりー
実際今日はもう吸入できない。
MEN
実際そうなんだけどなぁw
おんりー
おんりー
真っ赤な嘘。
偏頭痛もあって、天気が悪いからか朝からガンガンしてるのも事実。
おんりー
おんりー
MEN
階段をゆっくり降りつつ教室へ戻る。
頭痛薬のも…。
おんりー
やっぱり薬は嫌いだ。
どうしても苦味を感じてしまう。
おんりー
放課後…、いじめられて体力消耗したら、発作起きちゃうのかな…ッ
吸入の上限、超えちゃうし…、
おんりー
気づいたら5、6限と終わっていて屋上へ向かわなければいけなかった。
おんりー
mob
おんりー
mob
おんりー
もはや言い返す気力もなく、ただ殴られるだけの時間。
mob
おんりー
ガチャ
おんりー
おんりー
あいつなりの少しの優しさなのかもしれないが
顔など見えるところには傷を残さない。
嬉しい限りだ。隠しやすい。
発作も今日は起こすことなく、終わった。
おんりー
気だるさをよそに、俺は家へ向かった。
おんりー
おらふくん
おんりー
おらふくん
ぼんじゅうる
おんりー
プルルルル
おんりー
MEN
MEN
MEN
ドズル
MEN
ドズル
MEN
ドズル
MEN
ドズル
MEN
MEN
ドズル
MEN
おんりー
ぼんじゅうる
おんりー
頑張ってもどうせ報われない努力なんだからさ。
何も知らない兄弟が憎たらしい。
けど唯一俺を褒めてくれる存在だから憎めない。
どうしようもないほど消えて欲しいのに
どうしようもないほど消えて欲しくない。
なんで親に俺“だけ”が愛されないのか。
どうして、俺だけが必要とされないのか。
努力しないと、みんな俺から離れていくんでしょ?
行き場のない感情が渦巻く。
おんりー
おらふくん
おんりー
おらふくん
おんりー
おんりー
おんりー
おんりー
はいどうも皆さんこんちゃっちゃ!
おらふくんですっ!
さっきのおんにいの言葉、気のせいかなーとは思うんですけど
どうも引っかかるんよなぁ
『何も知らないくせに』って、聞こえた気がするんよ
いっつもクールでかっこいいおんにいだから、
なんでも頼ってくれそうになくて、心配になるんよ。
おんにい…、無理してへんよな、?(震
課題をすると言ったものの、
全て学校で終わらせてしまっていたため、ぼーっとしている。
おんりー
ぼーっとしていると言っても、頭痛のおかげで
さっきから頭がガンガンしている。
おんりー
明日病院だし、先生に相談してみよっかな…、
ただいまぁ!!!
おんりー
俺の頭に頭痛以外に響くものがあった。
ちょ、ドズル。
ごめん。父さん、母さんw
他の家族が帰ってきたのだろう。
正直、どずにい意外(両親)は帰ってこなくてよかった((
睡眠時間と体力を削られ、貴重な吸入を一回使う羽目になる。
最近は使うほどまでひどくはないが…
いつ前のような酷い虐待に戻ってもおかしくない。
ただただ、挨拶をしないとと思い下へ降りた。
おんりー
父
母
ドズル
ドズル
ドズル
“虐待”してる、?
ドズル
ドズル
今日も両親の部屋へ来た。
おんりー
時刻は午前2時。
父
母
父
おんりー
母
正直、お前らに産んでくれなんて頼んだ記憶はない。
勝手に病弱に産んで、
そのうえ「病弱だから」なんていう理由で虐待ですか?
なんなんだよ!
少なくとも今の俺は、虐待のその勢いで
“殺してくれ…ッ!”
って思ってしまう。悪いだろうか。
おんりー
こんなことするなら!
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでっ!
俺のこと…ッ産んだんだよ…!
今日も今日とて殴られる日々。
学校でも家でも殴られては蹴られ。
ネットでは叩かれる。
おんりー
母
父
ジュウウウウウウウ
おんりー
父
おんりー
母
違うだろ。
他の兄弟の睡眠時間を削りたくないんじゃないだろ。
ただ、バレたくないだけだろ…!
おんりー
ボロボロな体で部屋へ戻る。
そのまま布団へダイブして手当てもしないまま深い眠りにつく…
菜々音
菜々音
菜々音
菜々音
菜々音
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コメント
8件
書いてる側心痛いよね…… 正直、こういう系私は読むほうだけが好き、 書いてるのが苦しいからねぇ… 小説の中だけでも、タヒ人を出すのは気が引ける… とりあえず、推しをいじめてるやつらは1回タヒんできた方がいいと思う!!✨
糞親〇してきます🔪