この作品はいかがでしたか?
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コメント
2件
相変わらず切り方といい書き方といい上手すぎて...本当に好きです💞🙌
早く気づいてくれ~!! 後1日が待ち遠しい
朔久
華の金曜日、と言っても独り身なのであまり普段と変わったようなことはしないのだが。
家に着くなりカバンもジャケットもソファーに放り投げ、自らも倒れ込むように横たわる。
眠ってしまいそうになるのを必死で堪えせめて着替えだけでも、とうだうだと起き上がっては脱いだものを床に放って、なんとか着替えたと思えばまたソファに倒れ込むのだ。
この脱ぎ散らかした衣類の片付けは、明日の俺に任せることにしよう。
どの道今週はなかむと会う予定もないのだ。
精一杯堕落したってバチは当たらないと信じたいものだ。
kr
休日もきりやんと一緒なのは少し癪だが、何やかんや仲良くなってから毎週のようにゲームするのが日課になりつつあった。
今日も例に漏れずだが。
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うるさいうるさい、と軽くきりやんをあしらいながらなかむにメールを打ち始める。
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何回か書き直しながらなんとか送信して、その後も無愛想じゃなかったかな、とか考えながら上の空できりやんと話をする。すると直ぐ既読がついて返信が来た。
nk
いつも通りの文面からでもわかるテンションの高さとなんのキャラクターかわからないスタンプが送られてくる。
なかむらしいな、だなんて思いつつ口元が緩む感覚がした。
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またも軽くきりやんをあしらって話題を逸らす。
なかむとメールするだけで多幸感に包まれることに流石にちょろいな、と自分を俯瞰で見つつ、これが恋なのかな、だなんてまさに初恋の女子高生みたいなことを考えてしまう。
でも俺となかむはあくまでセフレなわけで、友達のような距離感ではあるがそれは揺るがない。
今まで勘違いされてめんどくさい事になったこともあるわけだし、自分もそうなのだろうと勝手に結論づけてきりやんとの会話に戻る。
シャークんが自分の気持ちに気づくまで後一日