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ヒロ
ヒロ
ヒロ
ヒロ
ヒロ
ヒロ
パァンと光が弾け、彼が自分のベッドの上に転がり落ちたのと、リビングから階段を駆け上がってきたメンバーが部屋の扉を勢いよく開けたのは、ほぼ同時だった
じゃぱぱ(幼少期)
たっつん
パニックに陥った小さなじゃぱぱは、部屋の隅へ向かって必死に走って逃げようとする。けれど、今の彼の体は、ぶかぶかの服を引きずった小さな子供。さらに、5時間の猛特訓と薬の反動、そして1000兆もの魔力を逆流暴走させた体は、すでに限界を遥かに超えていた
じゃぱぱ(幼少期)
うり
子供の小さな足では大人のスピードに敵うはずもなく、すぐにうりやシヴァたちに追いつかれ、その小さな体をがっちりと両腕で押さえつけられた。しかし、捕まった瞬間、じゃぱぱの瞳に宿ったのは、この世の終わりかのような絶望的な恐怖だった
じゃぱぱ(幼少期)
ゆあん
まだ日記を読んでおらず、じゃぱぱの過酷な過去を何も知らないメンバーたちは、その悲痛な叫びに息を呑んで硬直する。しかし、じゃぱぱの暴走は止まらない。彼の体内に残された最後の魔力が、トラウマに反応してどろりと黒く、激しく波打ち始めた
シヴァ
もふ
じゃぱぱ(幼少期)
ドォォォン!!! と、じゃぱぱの足元から無数の黒い影の棘が爆発的に噴き出し、うりたちの腕を弾き飛ばして、部屋全体に急激に膨れ上がる!
ゆあん
バリバリバリ!!! と、鋭い影の壁が部屋にいたメンバー10人を次々と包み込み、身動きが取れないように『箱の中』へと完全に閉じ込めてしまった。じゃぱぱの「誰も近寄らせない」という強烈な拒絶が、他のメンバー10人を隔離したのだ
たっつん
メンバーが閉じ込められている間にじゃぱぱはドアにたどり着き、逃げようとする
じゃぱぱ(幼少期)
しかし、限界を超えて残りの魔術をすべて使い果たしたじゃぱぱは、ガクッと力なく膝をつき、そのまま床へと倒れ込んでいく
ゆあん
全員が絶望に目を見開いたその瞬間、階段を「怖がらせないようにゆっくり行こう」と一番最後に駆け上がってきたどぬくは、いそいでじゃぱぱの元にたどり着く
どぬく
いつもは穏やかなどぬくが、見たこともない必死な顔で、ただじゃぱぱを救うためだけに真っ直ぐ腕を伸ばし、倒れそうになるじゃぱぱの小さな体を滑り込むようにして両腕でガシッと支えた
バリン……ッ!!!
どぬくの強い想いと、じゃぱぱを優しく受け止めたその手の温もりに耐えかねたように、じゃぱぱの最後の魔力で作られた影の箱が一斉にガラスのように儚く砕け散り、閉じ込められていた他のメンバー10人も自由になる
同時に、リビングに浮かぶ信頼メーターの数字が、凄まじい速度で爆発的に跳ね上がった
もふ
ポーン! と音が鳴り、どぬくのメーターが【30%】で固定される。それを見たメンバー全員がびっくりして声をあげた
たっつん
もふ
うり
メンバーたちが驚愕しているその瞬間、全ての魔力を使い切ってどぬくに支えられていた小さなじゃぱぱが、うっすらと目を覚ました
じゃぱぱ(幼少期)
るな
パチッと目を開けた小さなじゃぱぱ。しかし、その瞳には光がなく、自分の周りを大勢の大人たちが深刻な、どこか殺気立った顔で取り囲んでいるのを見た瞬間、恐怖で顔が一気に真っ青になった
じゃぱぱ(幼少期)
えと
じゃぱぱ(幼少期)
大パニックに陥り、涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、ぶかぶかの恐竜パーカーを振り乱して周りのみんなを怖がるじゃぱぱ。男子たちが焦って近づこうとした瞬間――小さなじゃぱぱは、自分を支えてくれていたどぬくの服の裾をぎゅっと掴み、その背中の後ろへと震えながら逃げ隠れた
どぬく
じゃぱぱの小さな体は、どぬく、るな、えと、のあの4人が固まっている同じ場所に身を寄せていた。ずっと抱いてくれた女子3人と、命を救ってくれたどぬく。この4人が同じ場所にいてくれたからこそ、あの子の心には恐怖心が少しだけ和らいでいたのだ
じゃぱぱ(幼少期)
まだ全員の記憶はない。けれど、命がけで支えてくれたどぬくの背中と、女子たちの優しさを本能的に信じた小さなリーダーのメーターが、さらに怪しく光り輝くのだった――
どぬくの背中に小さなしがみつき、涙で顔をぐしゃぐしゃにしながらガタガタと震えるじゃぱぱ。その痛々しい怯え方に、部屋の一歩後ろに下がっていたたっつんやうりたちは、胸を締め付けられながらもこれ以上近づけずにいた
たっつん
どぬくの背中の後ろ、同じ場所に固まっていた4人は、顔を見合わせて優しく頷き合う。まずはえとが、じゃぱぱと目線を合わせるようにゆっくりとしゃがみ込んだ
えと
えとがじゃぱぱの小さな手をそっと両手で包み込む。るなも反対側の手を優しく握り、のあが恐竜パーカーのフードの上から小さな頭を優しく撫でた
るな
のあ
じゃぱぱ(幼少期)
どぬく
じゃぱぱ(幼少期)
じゃぱぱが小さな顔をどぬくの胸元にうずめ、えとたちの手をぎゅっと握り返した、その瞬間――
ピコーン、ピコーン、ピコーン!!! と、部屋の空間に何度も軽い電子音が鳴り響いた
ゆあん
メンバーたちが一斉に見上げたインジケーターの文字が、眩しく光りながら一気に跳ね上がっていく
もふ
シヴァ
まだ男の子たちのことは怖くて見られないけれど、同じ場所にいた4人の無条件の優しさと温もりが、じゃぱぱの閉ざされた心を確実に溶かし始めていた
なれちゃん 天の声
空間に響くなれちゃんの声を背に、4人にぎゅっと抱きしめられながら、小さなリーダーは安心したように小さく息を吐き出す。タイムリミットまであと1日半。11人の心に、じゃぱぱを絶対に救うというさらなる強い希望の光が灯るのだった――
ヒロ
ヒロ
い ち ご。
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コメント
2件
どぬだったわ!信頼メーター上がりすぎだろ!w
ああ、もう本当に胸が締め付けられる回だった……。「実験しないで」「殴らないで」って叫ぶ小さなじゃぱぱの姿に、子供の頃どれだけ辛い思いをしてきたのかが痛いほど伝わってきて、こっちまで息が詰まりそうになったよ。そんな中で、どぬくが真っ先に飛び込んで抱き止めたシーン、めちゃくちゃ熱かったな。恐怖で震える小さなリーダーが、無意識にどぬくの背中に隠れるところも切なくて。信頼メーターの上がり方も説得力があったし、4人の温もりが少しずつ心を溶かしていく過程が本当に丁寧に描かれてた。男陣営の「刺激したら怖がらせる」って距離感も優しくて好きだな。次は男の子たちとも心を通わせられるのかな……楽しみにしてる!