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ルカ
翌日。 バルムガルド魔術学院・中庭。
授業前のざわついた時間。 生徒たちがそれぞれ雑談する中、ルカは木陰で魔界チョコをかじっていた。 そこに、昨日の面倒な二人組が現れる。 …一人増えてね?
ユウ
ルカ
ユウはニヤニヤしながら、肩に腕を回してくる。
ユウ
ユウ
ユウ
ルカ
ルカ
ユウ
デイモン
ユウ
デイモン
デイモンは腹を抱えて笑い出す。
デイモン
デイモン
ルカは本気で首をかしげる
ルカ
ユウ
ユウ
デイモン
ルカ
ルカ
二人を見て、にこっと笑う。
ルカ
ユウ
ルカ
チョコをポリッとかじりながら続ける。
ルカ
デイモン
ルカ
ユウ
デイモン
ふたり同時に、ひそひそ。
ユウ
ルカ
ユウ
デイモンは真剣な顔で言う。
デイモン
ルカは少しだけ目を細めて、楽しそうに笑った。
ルカ
ルカ
ルカ
ユウ
その言葉を最後に、ルカは立ち上がる。
ルカ
ユウ
だがルカは振り返らない。 遠くで、アリアがこちらを見ている。 視線が合うと、彼女はぷいっと顔を背けた。
アリア
ルカ
ユウ
デイモン
ユウ
ユウ
デイモン
ルカが教室に戻ると――
「なぁルカ!昨日の魔導テレビ見たか!?」 真っ先に声をかけてきたのは、前の席の生徒だった。
生徒1
ルカ
ルカ
生徒1
生徒3
教室がどっと笑いに包まれる。 すると今度は、後ろの席から別の声。
生徒2
魔術理論の教科書を抱え、困った顔で近づいてくる。
ルカ
一瞬だけページを見て――
ルカ
ルカ
――沈黙。 次の瞬間。
みんな
生徒1
生徒2
生徒3
ルカ
さらに笑いが広がる。 その様子を、少し離れた席からアリアが見ていた。
アリア
周囲に溶け込んで、自然に笑顔を作って、 誰とでも距離が近くて。
アリア
ルカがふと視線を向けると、アリアと目が合う。
ルカ
アリア
素っ気なく返すが、 机の下でぎゅっと制服の裾を握る。
アリア
先生
ざわめきが少しずつ収まり、 それでも教室には、明るい余韻が残っていた。 誰もが思っている。 ――ルカがいると、場が明るくなる。
夕方の光が校舎をオレンジ色に染めるころ。 ルカは呼び出されて、体育館の裏に立っていた。
ルカ
目の前には腕を組んだアリア。 いつもより少しだけ、落ち着きがない。
ルカ
アリア
即否定。 だが顔はほんのり赤い。
ルカ
アリアは一度、深呼吸をした。 そして――意を決したように顔を上げる。
アリア
アリア
一瞬、空気が張り詰める。
アリア
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
アリア
アリア
視線を逸らし、小さく拳を握る。
アリア
ルカ
アリア
一気に顔を上げる。
アリア
完全に命令形。 数秒の沈黙。
頭をかいて、少し困ったように笑う。
ルカ
アリア
ルカ
アリア
アリアの顔が一気に真っ赤になる。
ルカ
こうして―― ルカとアリアは付き合うことになった。
翌日。 教室に入った瞬間。
ユウ
なぜか全力ダッシュで抱きついてくる。
ルカ
ユウ
デイモン
ユウ
ルカ
ユウ
急にしゅん…
ユウ
ルカ
ユウ
目がキラキラし始める。
ユウ
ルカ
アリアはじっと二人を見て、
アリア
ルカ
ユウ
アリア
ユウ
ルカ
(真っ赤なナイフを持ってる)
ユウ
土下座…(・v・)
ルカの学園生活は、 さらに騒がしく、さらに楽しくなっていくのだった。
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