満月の夜が明けた後 拘束室
主
ラト、大丈夫?
ラト
はい…
主
良かった。落ち着いて。
ラト
ありがとうございます。
ミヤジ
ラトくん、良かった。
主様もありがとうございます。
主様もありがとうございます。
主
ふぅ(*´・ω・`)=3
ラト
主様
主
ん?
ラト
どこもお怪我はされていませんか?
私は主様を傷つけていないでしょうか?もし、傷つけていたなら、、、
私は主様を傷つけていないでしょうか?もし、傷つけていたなら、、、
主
ラト、私は本当に大丈夫よ!
うーん、でも安心はできないか。
うーん、でも安心はできないか。
ラト
、、、
主
ラト
ラト
はい
主
少し昔話をしてあげる。
ラト
昔話ですか?
主
私の過去についてよ。
ミヤジ
っ!!
ミヤジ
本当にいいのかい?
ラト
主様の過去、、、
主
うん。いいの。
じゃあ話すよ。
じゃあ話すよ。
ラト
はい
主
私にはお父さんとお母さんの三人暮らしだったんだ。
主
私は最初は愛されていた。ちゃんとね。テストでいい点を取れば褒めてくれたし、誕生日もちゃんと祝ってくれた。
主
でもある日を境に、変わってしまった。
主
私が、10歳の時、、、
商店街
主のお母さん
うふふ、今日はいい天気ね。
主のお父さん
あぁ、そうだな。
子供の主
うん、お父さんお母さん、今日はお出かけに連れて行ってくれてありがとう!すごく楽しい!
主のお母さん
あまりはしゃいで迷子にならないでね?
子供の主
うん!
主のお父さん
今日はお父さんも仕事が休みだから、今日はずっと一緒だな。
子供の主
えへへ、やったー!
お父さん、あっち行こう!
お父さん、あっち行こう!
主のお父さん
あぁ、いいぞ!
事故、暴言あり!苦手な人は 回れ右!
横断歩道
主のお父さん
危ない!
子供の主
え?
ドン💥💥💥‼️
主のお母さん
あなた!!
子供の主
お父さん?
子供の主
お父さん!ごめんなさい!
なんで、、、私を守って、、、?
なんで、、、私を守って、、、?
主のお母さん
あんたのせいで!このクズ!
子供の主
ごめんなさい!ごめんなさい!
このシーン、暴言あり! 苦手な人は回れ右!
お父さんは交通事故で死んだ。 その後、葬式も行われた。
葬式後
主のお母さん
、、、
子供の主
お母さん?
主のお母さん
何?話しかけないで!
あんたのせいで死んだだから。加害者が私に話しかけないでちょうだい!
あんたのせいで死んだだから。加害者が私に話しかけないでちょうだい!
子供の主
ごめ、、、
主のお母さん
ごめんで済むことじゃないのよ!!
なんでそんなことも分からないの?
貴方なんて、産まなきゃ良かった。
なんでそんなことも分からないの?
貴方なんて、産まなきゃ良かった。
子供の主
っっ!
子供の主
うっうっ(இдஇ`。)うわぁぁん!
主のお母さん
うるさいよ!そんなに騒ぎたいなら外に行きな!あんたなんかもううちの子じゃない!!
子供の主
ダッ🏃♀️🏃♀️
玄関ドア バタン🚪
主
私のせいでお父さんが死んだ。
その日からお母さんが変わってしまった。
その日からお母さんが変わってしまった。
主
あんなに優しいお母さんが、私に暴言を吐いて、さらには「産まなきゃ良かった」って、、、
私はそう言われたことがあまりにも苦しくて悲しくて家から逃げ出した。
私はそう言われたことがあまりにも苦しくて悲しくて家から逃げ出した。
主
でも、その後に変な人に誘拐されて、
暴力や薬漬けにされた。そして何年かたった後、お母さんは結局、私を助けてくれなかった。私はなんとか隙を見て逃げた。
てもそこは全く知らない場所。帰り道なんて分からない。でも、道をさまよっていたら黒い猫が現れて、指輪を落とした。
暴力や薬漬けにされた。そして何年かたった後、お母さんは結局、私を助けてくれなかった。私はなんとか隙を見て逃げた。
てもそこは全く知らない場所。帰り道なんて分からない。でも、道をさまよっていたら黒い猫が現れて、指輪を落とした。
主
そこで私は執事達にあった。初めは少し驚いたけど、みんな優しくて、温かくて強くて、私は救われたんだ。
主
これが私の過去、、、
ミヤジ
主様がラトくんを担当の執事に選んだ理由でもあるんだよね。
主
うん!
ラト
確かに、私の過去と似ています。
記憶はかすかですが、主様の過去を聞いていると、何か、、、似ている気がするんです。これが何か分からないですが、、、
記憶はかすかですが、主様の過去を聞いていると、何か、、、似ている気がするんです。これが何か分からないですが、、、
主
ラト、、、
ラト
辛かったでしょうに、、、
主
ラトの絶望に比べれば全然!
ラト
そんなことないですよ。主様も辛かったんでしょう?本当は。ねぇ、我慢しないでください。
主
ラト、、、
ラト
主様は私を救ってくれました。
私も支えたいんです。
私も支えたいんです。
主
ありがとう!
ラト
主様が初めて、、、ですね。
主
何が?
ラト
ミヤジ先生以外に、私がこんなにも尽くしたいと思った人は、、、あなたが初めてです。
主
ラト、、、
ミヤジ
ラト君、、、
主
、、、みんな、お疲れ様!
そしてラト、おかえり。
そしてラト、おかえり。
ミヤジ
あぁ、主様もお疲れ様。
そしてありがとう。
そしてありがとう。
ラト
はい。私からもありがとうございます!
ここで切るね! 次回の話もお楽しみに!