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コメント
3件
めためた見遅れてしまったッッ!!! 🐇様が亡くなってしまいましたねッッ…😭😭 最期、なんて言っていたのでしょうか、? 5人はどう思ってみたていたのでしょう…やはり、悲しみですかね、?大切な兄弟が死んでしまうなんて…わたしだったら耐えられなさすぎます…ッッ(( てかそるとさん更新早ッッ…((( 神の手の使いですか?(は)わたしだったら有り得ないほどの更新の速さ…😭しかも神作…😭尊敬します✨
更新早くてうれしいです!毎回楽しみにしてます♪これからも頑張ってください!
ソルトサマ更新早くないですか??私心の準備まだできてませんよ??((メイ姉との掛け合いのやつまではまだ平常心だったのに快晴のシーンでてきた瞬間に察っしてしまって10分くらい固まってました()今回泣きそうにならないようにずっとピ○レットの顔でいたんですよ!?偉くないですか!?((、、まぁ快晴のシーンでてきた瞬間は真顔でしたけど()今語彙力をめちゃ使おうとしてるんですけど具現化できねぇ、、泣きそう((
注意書きはあらすじにて NEXT本編
⚄ Prince of evil side 改め、 ⚅ Yusuke side ~再び、イレギュラー王宮「地下牢」にて~
Meiko.
俺たちの話が終わると、メイコは言葉を失う。 それもそうだろうな。俺たちはおろか、 カイトからも聞かされていなかったのだから。 自分だけ知らなかったという失望感は大きいやろ。
Meiko.
少しの沈黙のあと、メイコはこう言い、 階段へ向かおうとした。 すると次に口を開いたのは初兎だった
Sho.
Meiko.
Liura.
Meiko.
愛想がない、な…
Yusuke.
Meiko.
Yusuke.
Meiko.
Meiko.
Sho.
Meiko.
Liura.
Meiko.
Meiko.
…そう、そんなこともあった。 だけど、それも昔の思い出や。
Meiko.
Yusuke.
俺がそう言い放つと、メイコの動きが止まった。 俺に続くように、りうらが口を開く
Liura.
Liura.
ミク=クリンプト=ディヴァ…彼女にも正体は、 特にりうらはすぐにバレてしまった。 ないこの元婚約者なのだから、 気づかれるのは必然だろう。 しかしミクはいずれ、一国の女王となる立場だ。 王子達が偽者とわかった時、 起こると思われる国の混乱をまず考えたようだ。
せっかく終結に向かいつつある革命、 それを再び蒸し返すのはいかがなものか、と。 政治に関して経験のないミクらしい考えだった。 そんなミクだからこそ、ないこの求婚を断ったり、 革命軍に参加したりしたことは、歌ノ国の 国民にとっても驚くべき行動だっただろうな
Meiko.
Liura.
メイコは絶句した。信じられないと言いたげに、 りうらに詰め寄った。
Meiko.
Liura.
Liura.
Meiko.
Liura.
メイコは何事か考えているようだった。 全員が黙ってしまうと、この牢屋は本当に静かや。 外からの歌声だけが、 あいかわらずかすかに聞こえている。
Meiko.
そう言って、メイコは見張りの兵が 控え室として使っていた部屋に駆け込み、 そして直ぐに戻ってきた。手には鍵が握られている
Meiko.
Sho.
Meiko.
Liura.
駄目なんや。それはもう、無理なんや。 メイコの中では何も変わってないのかもしれない。 だけど実際は…何もかも変わってしまったんや。
Yusuke.
Meiko.
Yusuke.
Meiko.
メイコは俺の言葉を理解するのに、 少し時間がかかったようだ。 俺はなるべく感情を表に出さないということを 心がけながらこう続ける。
Yusuke.
Meiko.
Yusuke.
Meiko.
Yusuke.
Meiko.
Yusuke.
Meiko.
Yusuke.
Yusuke.
Meiko.
Yusuke.
Meiko.
Yusuke.
メイコの絶叫が、地下牢に響き渡った。 歌声はもう聞こえなくなっていた。
⚂ Sho side ~2日後、イレギュラー王国「ミラネ広場」にて~
時が流れるのは長いようで、短かった。 まぁ、実際僕は兄弟の中でも1番年下だからか、 処刑される日は一番早い。
結局、姉さんは僕らが本物の王子じゃない、 ということは言わなかったみたいや。 当然と言えば当然なのだろうか、 実際、悠くんはああ言っていたけど、 悠くんだけやない。僕らだって協力したんや。
それなら、僕らも同罪になるに決まっとる。
処刑台に立つと、集まった民衆から 様々な怒号が飛ばされる。
その内容は…いむくんは、逆らう人間の首を 誰であろうがはねていた。だから、 『わしの息子を返せ』という老人の声から 『お姉ちゃんを返して!!』という幼い男の子の声、 様々な声が聞こえた。
その声を無視して、空に目をやると、 僕の…唯一の弟のような綺麗な水色の空と、 …いむくんの笑顔のような太陽が輝いていた。
…太陽と言えば、昔こんなこと話したな。
『いむくんって太陽みたいに明るくわらうよな』
って僕が言ったら、いむくんはこう返してきた
『なら初兎ちゃんは月だね!!』
『…月?』
『だってさ、初兎ちゃんってみんなを 優しく見守ってくれるような気がするんだもん!! だから月が似合うかな〜って!!』
…君は昼。僕は夜。 それを話しながら手を繋いでいた。 海岸の景色は、 綺麗なオレンジ色の空だった。
使い回しキャラ
Sho.
なるべく、彼を意識して返事をする。 処刑人に指示され、うつ伏せに寝て、 首と両手首を固定される。
_あともう少しで僕の命終わっちゃうんやなぁ…
恐怖…なんかな。自分の首にこの頭上の刃が 落ちてくると想像すると、手が震える。
_こわい。 ……いやだ。 まだ、生きていたい。 まだ、彼と一緒に生きていたかった。 召使でもいい。弟の傍にまだいたかった。 いや、弟だけじゃない。 優しくて、 かっこいい兄達ともまだ生きていたかった
そんな感情が、一瞬だけ、 心の奥から噴き出して、 呼吸が浅くなる。 爪先が震える。
…だけど、そんなことを思っていると。 何か誰かに手を握られる感覚がした。 そして名前を呼ばれる気がした…
再度目を開けると、
今よりも随分幼い、たった一人の弟… いむくんが笑いながら僕の手を握ってくれた。
それで分かった。あぁ、これは幻なんだ、と。
だけど、それで僕の中の恐怖が和らいだ。 そうしていると、一回目の教会の鐘の音が聞こえる
午後3時、ならあと2回鐘の音がなったら、 僕の人生は終わってしまう。だけど、さっきほど 怖くなかった。君は、どこかで笑ってくれれば どこかで生きていてくれれば
2回目の鐘の音
相変わらず、民衆の罵声はうるさいまま。
最後、なんて言おうかなぁ、と思いつつ。
もし、生まれ変わって願いが叶うなら 何がいいかなあとも考えていた。
これから死ぬ人間とは思えないほど、 僕の心は落ち着いていた。
…そして、彼らしく、僕はこう言うことに決め、
心の中でこう願った
そして、時間は無慈悲にも3度目の鐘の音を鳴らす
そして…『僕』はこう言う ギロチンの上で。 誰もいない空に向かって。
Sho.
あの日の午後のように。 あの時の僕たちのように。
_刃が落ちる音を聞いた気がした。 でも、不思議ともう怖くなかった。 その刹那、思ったのはただひとつ。
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