先生
テスト返すぞー
先生
はい月ヶ瀬
月ヶ瀬 瑠愛
はい
月ヶ瀬 瑠愛
(やった…!前回より少し上がった!)
先生
次、月夜
月夜 凛人
(え、俺こんな点数初めて取った)
先生
よく頑張ったな
月夜 凛人
ありがとうございます
月ヶ瀬 瑠愛
(アイツいい点取れたかな…)
月ヶ瀬 瑠愛
(今日聞いて見なきゃ)
月ヶ瀬 瑠愛
はぁ…はぁ…
月ヶ瀬 瑠愛
ごめん待たせて
月夜 凛人
遅い
月夜 凛人
3分52秒遅刻だ
月ヶ瀬 瑠愛
あのさ、私話したいことがあって
月夜 凛人
俺もある
月夜 凛人
まず今日のテストの点見てみて
国語 68点 数学 72点 理科 75点 社会 88点 英語 74点 家庭科 40点(50点満点中)
月ヶ瀬 瑠愛
すごいよ月夜君!
月ヶ瀬 瑠愛
平均点全部超えてる
月ヶ瀬 瑠愛
社会の点数なんて負けたよ笑
月夜 凛人
俺、お前が寝てる間勉強ずっとしてて
月夜 凛人
自分なりに頑張ったおかげだな
月ヶ瀬 瑠愛
これを見せたかったために?
月夜 凛人
まだ、あと1個だけ
月夜 凛人
よく聞けよ
月ヶ瀬 瑠愛
うん
月夜 凛人
瑠愛、俺はお前の事が好きだ
月夜 凛人
前からずっと
月夜 凛人
お前を忘れた日なんてない
月夜 凛人
俺と付き合って下さい
月ヶ瀬 瑠愛
こ、こんな私となんて、良いの?
月夜 凛人
お前が良いの
月ヶ瀬 瑠愛
うぅ…なんでよ…
月ヶ瀬 瑠愛
私だって好きだもん
月ヶ瀬 瑠愛
凛人が大好き
月ヶ瀬 瑠愛
私とで良ければ
月夜 凛人
俺、手加減しないからな
月ヶ瀬 瑠愛
―え?
こうして凛人は私の唇を奪った―
もしかしたら
私の初恋は、あの日からだったのかも知れません
ー end ー







