銀さん記憶喪失事件から 約1週間が経った
私達はお妙さんに呼ばれた
志村新八
志村新八
葛葉
私達はこたつに入りながら、 鍋を囲んでいた
坂田銀時
坂田銀時
志村新八
目の前には、鍋と呼ぶには あまりにも禍々しい物があった
坂田銀時
坂田銀時
坂田銀時
神楽
坂田銀時
志村新八
志村新八
坂田銀時
志村新八
葛葉
志村新八
坂田銀時
志村新八
その時、
お妙
葛葉
志村新八
新八君は襖の前でぶつぶつと呟いており
坂田銀時
坂田銀時
その時、鍋からぼちゃりという 音が聞こえた
志村新八
神楽
志村新八
新八君はこたつを持ち上げ
志村新八
志村新八
神楽
三人がこたつを引っ張り合いながら、そう言い争っていると
お妙
葛葉
坂田銀時
坂田銀時
銀さんは、素手で鍋の中を探り
葛葉
坂田銀時
銀さんが鍋に入ってた手を外に出し、振り払うと
お妙
襖から、顔が紫の液体だらけになったお妙さんがいた
銀さんと、新八君は、コンビニへと出掛けて行き、 私達は四人で鍋を囲んでいた
お妙
神楽
葛葉
事の発端は神楽ちゃんなんだけどな、
お妙
花子
花子さんと呼ばれた女性は、 浮かない顔をして、鍋を見つめていた
お妙
お妙
神楽
葛葉
私がそう言うと、花子さんは 顔を覆って泣いてしまった
花子
お妙
花子
花子
葛葉
神楽
神楽ちゃんは茶碗によそい、 花子さんに差し出す
お妙
お妙
花子
お妙さんはそう言い、 優しく微笑んだ
花子
お妙
花子さんは言いづらそうな表情 を見せ
花子
お妙
葛葉
お妙さんの顔に、一瞬般若が浮かび上がった
花子
花子
花子さんは真顔で涙を流しながら そう言った
その後、花子さんから話を聞けば
踊り子になる為にスナックで働いていた花子さんはある日、 「夢幻教」と呼ばれる宗教の人達に呼び止められ
ドリームキャッチャーという夢を掴む力というのを教えられ、 それは生まれつきの力で 後天的には手に入らないという
そこで、ドリームキャッチャーを手に入れる方法を伝授し、幸せになる、という教えであり そして、
お妙
花子さんの額に、毛が生えたつけホクロが付いていた
花子
花子
花子
その瞬間、 花子さんの顔は鍋に沈められた
お妙
お妙
花子
神楽
葛葉
その後、花子さんは解放され
花子
お妙
神楽
神楽ちゃんは花子さんの背中を摩りながらそう言った
花子
花子
花子さんはお妙さんの肩を掴み
花子
お妙
花子
花子
花子
花子
お妙さんは、花子さんの手を離し
お妙
お妙
お妙
お妙
お妙
そう言い、お妙さんは縁側へと視線を向けた
お妙
坂田銀時
葛葉
そうして、私たちは 夢幻教の本拠地へと着いた
教祖
教祖
信者たち 見てまくってまーす! 走り続けてまーす!!
教祖
教祖
教祖
6人 見まくってまーす、(!)
教祖
お妙
教祖
花子
花子さんは、銀さんとお妙さんに 頭を叩かれた
神楽ちゃんはマイクを取り
神楽
神楽
教祖
教祖
そう言い、教祖は新八君に視線を向けると
教祖
志村新八
そんな新八君の言葉を無視し、 次は私の方に視線が向かれた
教祖
葛葉
夢、、
葛葉
坂田銀時
神楽
葛葉
神楽ちゃんは私に抱きついた
お妙
志村新八
神楽
葛葉
そして、銀さんが最後になった
教祖
坂田銀時
教祖
坂田銀時
志村新八
坂田銀時
教祖
そう言い、教祖は私達の前に立ち
教祖
教祖
坂田銀時
坂田銀時
坂田銀時
新八君は小声で銀さんに
志村新八
坂田銀時
その瞬間、信者達から 私達への罵声で溢れかえった
さらには、消えろコールまで始まった
教祖
教祖
教祖
その時、教祖は構え
教祖
そう言い、手のひらを私たちに向けた
坂田銀時
教祖
教祖は銀さんを指差し
教祖
坂田銀時
坂田銀時
志村新八
志村新八
葛葉
コメント
1件
最初辺りの切ない感じに グッときた我