コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
桜花
普段より、少し髪の毛を巻いて、
普段より、少しかわいい服。
メイクも少し可愛めにした。
桜花
いつもよりほんの少し可愛めに。
桜花
これ以上は私のキャラじゃないから諦めた。
せっかくのダブルデートなんだし、楽しまないと!
桜花
桜花
春人
桜花
春人
桜花
春人
春人
興味ないと言うかの如く、春人は先に歩き始めた。
ちょっとくらい、かわいいとか言ってくれたらいいのに!
春人
桜花
少し拗ねた感じで返した。
春人
春人
桜花
私たちも駅に10分前に着いたものの、2人はもう来ていた。
桜花
おろされたクルクルの髪に、ワンポイント編み込みを入れて、
メイクはナチュラルだけど、すごくかわいい。
服は、なのちゃんにあったレース系。
マジでモデル。
本当は、なのちゃんのような服が着たかった。
なのちゃんは私がなりたい女の子そのものって感じで、
だからこそ、なのちゃんのようになれないことを、より実感させられる。
なの
なの
そう言って、照れるなのちゃんはかわいさが増すだけだった。
なの
桜花
春人は、こっちに目もくれずなぜか奏太くんの方を睨むように見ている。
ほんと、何をしてるんだか。
桜花
春人
なの
2人とも、少し顔を赤くしてかわいい!
まあ、いい感じ?
私も、
桜花
奏太
奏太
さすが、王子!
奏太くんは「爽やか王子」と女子の間で呼んでる人が結構いるんだけど、
さすがだなー!
桜花
桜花
照れてるのを誤魔化すように、笑って返す。
奏太
奏太
桜花
奏太くんは少しイタズラっぽく笑う。
返答に困って、慌てていると、
奏太
奏太
照れるの隠してたのに、やっぱ無理!
顔が赤くなるのが自分でも分かる。
行く前にキャパオーバーしちゃうよ!
桜花
話をそらすかのように、慌てて言う。
危ない、危ない、時間ナイス!
電車満員じゃなかったけど、座れなかったなー…
春人
春人
なの
さすが、春人!
ちゃんと色々見てるんだなー!
2人いい感じじゃね!
ガタン!
桜花
やば!電車揺れて、こける…!
あれ…?痛くない…?
私は恐る恐る目を開けた。
春人
桜花
春人
桜花
桜花
春人
春人
桜花
少し俯きがちになると、頭に手を置かれた。
春人
そう言い、照れ隠しの如く頭を撫でられた。
桜花
桜花
桜花
春人
桜花
春人
桜花
私の返事を聞いて春人は、なのちゃんのところに戻った。
奏太
奏太
桜花
桜花
次の駅に着いたようで、謝ると同時に沢山の人が入ってきた。
奏太
奏太
強く腕を引っ張られ、なんとか奏太くんとは離れずに済んだ。
奏太くんに腕を少し引っ張られ、
私達は電車の隅で軽く抱き合っているような体制になってしまった。
奏太
奏太
桜花
桜花
奏太
大丈夫ならいいんだけど、結構距離が近い。
不可抗力なのは分かってるんだけど、
どうしても意識しちゃって顔が熱くなる。
奏太
奏太
分かってて言うかのように、私の耳元で小声でそう言う。
より私の顔が熱くなるのが自分でもわかった。
奏太
本当にデートの前にキャパオーバーになりそう…
桜花
桜花
精一杯の言い訳。
目すら見れずにいると、奏太くんは私の肩に頭を乗せてため息をついた。
桜花
桜花
訳がわからず焦っていると、
奏太
奏太
奏太
驚いて、余計困った表情で動けずにいると降りる駅に到着した。
奏太
奏太
まるで王子のように差し出された手を
今度は素直に受け取った。