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続き楽しみにしてます
時花 きざみ
時花 きざみ
並木度 馨
時花 きざみ
四季くん達が羅刹に帰ってから、少し経った。
僕は今だに保護対象として生活しているけど、色々なことを始めた。
並木度 馨
時花 きざみ
一つ目は本を読む事。 お金が多くないから買うことはできないけど、古本屋で読ませてもらってる。
時花 きざみ
並木度 馨
時花 きざみ
あそこにいた時は、本なんて読めなかったし、文字も大して知らなかった。
時花 きざみ
男性
本を選ぶ僕の横を通り過ぎて、男性が古本屋に入って行った。
時花 きざみ
誰にも聞こえない声で呟く。
始めたこと二つ目は、人の観察。 今では見れば大体の種族が分かる。もちろん、強い人ほど隠すのが上手い。
鬼機関だったら、並木度さんは分かるけど、隊長さんは分からない。
時花 きざみ
「 なんか言ったか? 」
時花 きざみ
後ろから聞こえた声に、咄嗟に反応して返事する。
だってこの声は、、、
淀川 真澄
隊長さんだから。
時花 きざみ
「隊長さん」と言いかけると睨まれる。
淀川 真澄
時花 きざみ
外で呼び方を間違えるとこうなる。慣れないなぁ、、、
というわけで連れられてきたのは地下駐車場のような場所。
淀川 真澄
時花 きざみ
始めたこと三つ目は、体術の訓練。 隊長さんに相手してもらったり、戦闘部隊の訓練を見学したりしてる。
時花 きざみ
淀川 真澄
隊長さんの返事を聞くと同時に、僕は気配を消して動き出した。
背後に回り込み、頸動脈を狙って手を伸ばす。 届く、と思ったら隊長さんはいなくなっていた。
時花 きざみ
急には止まれないので、 片手で側転をしてから着地する。
淀川 真澄
隊長さんの手が首元にあった。
時花 きざみ
時花 きざみ
隊長さんは手を離すと口を開く。
淀川 真澄
時花 きざみ
淀川 真澄
淀川 真澄
時花 きざみ
厳しいし。流石に勝てないなぁ、、、
でも、少しずつだけど、強くなってる実感がする。
並木度さんに本を返すのを忘れていたと気づいたのは夜だった。
時花 きざみ
そう思って、古本屋の裏口を開ける。 ここも並木度さんに特別に教えてもらった場所だ。
淀川 真澄
時花 きざみ
隊長さんの声が聞こえて、咄嗟に気配を消す。
淀川 真澄
並木度 馨
華厳の滝、、、?日光のところか、、、
淀川 真澄
並木度 馨
、、、僕も何か力になれれば良いのに。
時花 きざみ
と言うわけで!日光に来ました!
時花 きざみ
時花 きざみ
とりあえず行かせたかったんです。雑でごめんなさい。
時花 きざみ
駅を離れ、辺りを見渡しながら進む。
時花 きざみ
ふと、路地裏に少女が見えた気がした。
時花 きざみ
時花 きざみ
声をかけると、少女がこちらを見る。
涙を流す少女の頭には、ツノが生えていた。
時花 きざみ
少女は泣きじゃくりながら僕に駆け寄る。
時花 きざみ
路地裏の奥に目を向けると、暗闇に赤黒い液体が見えた。 おそらく少女の母親のものだろう。
時花 きざみ
未だに泣いている少女を抱き寄せ、頭を撫でる。
少女は少し落ち着いたのか、泣くのをやめると、すんなりツノを消した。
時花 きざみ
少女は呟く。
時花 きざみ
堀宮 詩
時花 きざみ
時花 きざみ
頭を撫で、安心させるように話す。
堀宮 詩
時花 きざみ
堀宮 詩
時花 きざみ
と、言いかけたところで、詩ちゃんを抱っこして後ろに飛び退く。
???
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