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とある廃墟ビルの一室。 ガムテで口を塞がれ、 体を縄で縛り上げられた数人の男と 電話に応えている男と 笑っている女がいた。 「ンーーー!!ンーンーーー!!」 『あはは、怖いね。憎いね。 いいね、その憎悪にまみれた目。 大好き♡』 「おい神楽、早くしろ。 この後、新しい 雇い先に行くんだぞ。 遅れたら、 俺が雇い先に○されンだよ。」 『何? ごめん、コイツらが うるさくて聞こえない。 アンタら、ちょっと静かに しましょーねー。』 女はそう言って男たちに発砲した。 すると、その内の1人は息をとめた。 「だーかーらぁー。 早くしろって言ってンだよ! 俺が○されンだろ!!」 『えー、別に良くない? この業界はそんなモンだって。』 「っっ、はぁぁぁぁぁ。 わぁーったわぁーった。 でも、どっちにしろ行くぞ。 今の仕事も早くしねーと金貰えねーぞ。」 『それはやだなー。 ごめんねー、皆。 もう私行かなきゃなんだよねー。 じゃぁ、バイバーイ。』 ドン、ドン、と音がした後、 無情にも、そこには大量の血が流れた。 「おい、まだアイツ、 死んでねぇぞ。 殺りきれよ。」 『あー、ホントだ。 ……ったく、だりぃな。』 「本音出てンぞ。本音はしまえ。」 『しまった。はぁ。煙草ギレだわ。ねえ、タバコちょうだい。』 「はいはい。 もうお前の肺真っ黒だな。」 『っるさい。 はい、ライターちょーだい。』 「はい。」 『…続きだね。 君、最後に何か言いたいことある? あ、ガムテープ貼ってあるから無理か。 ごめんごめん☆ まあ、言い残したとしても 明日には忘れてると思うけど。 …じゃあ、バイバイ。』 そう言って、女は引き金を引く。 濃い隈が刻まれた女の目は、 怯える男の“目”をしっかりと捕えていた。 バン、と、何回目かも分からない 銃とある廃墟ビルの一室。 ガムテで口を塞がれ、 体を縄で縛り上げられた数人の男と 電話に応えている男と 笑っている女がいた。 「ンーーー!!ンーンーーー!!」 『あはは、怖いね。憎いね。 いいね、その憎悪にまみれた目。 大好き♡』 「おい神楽、早くしろ。 この後、新しい 雇い先に行くんだぞ。 遅れたら、 俺が雇い先に○されンだよ。」 『何? ごめん、コイツらが うるさくて聞こえない。 アンタら、ちょっと静かにしましょーねー。』 女はそう言って男たちに発砲した。 すると、その内の1人は息をとめた。 「だーかーらぁー。早くしろって言ってンだよ! 俺が○されンだろ!!」 『えー、別に良くない?この業界はそんなモンだって。』 「っっ、はぁぁぁぁぁ。 わぁーったわぁーった。 でも、どっちにしろ行くぞ。 今の仕事も早くしねーと金貰えねーぞ。」 『それはやだなー。 ごめんねー、皆。 もう私行かなきゃなんだよねー。 じゃぁ、バイバーイ。』 ばん、ばんと、 何回目かも分からない 銃声だけが部屋に響いた。