TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

1日目 地下1F

1日はあっという間だ

前回は、脱出を試みたが

今回は、そんな無駄と 分かってる事はしなかった

久田 遥

ほんとに、警察官さん来ないかな

今回は、助けを待つ派が 数名いたくらいだった

福部 瑠衣

夜8時になりました

福部 瑠衣

今から1時間以内に

福部 瑠衣

この中から投票する人を
選ばなければなりませんね

彼は、わくわくしていた

萩村 勇大

なら、誰が人狼っぽい?

と、彼は隣に座る 福部くんに質問する

福部 瑠衣

そうですね〜

福部 瑠衣

あなたと、そちらの女性

福部 瑠衣

ふたりはかなり落ち着いています

福部 瑠衣

うーん……情報がないので
挙動から見ますと、

福部 瑠衣

あなたと、あなたですかね

彼が指差したのは、

江野さんと、 もうひとりの男子だった

宇和野 正太郎

……え?

江野 夏子

なんで、私……?!

福部 瑠衣

なんか、ふたりとも挙動が
怪しく見えたんですよね〜

宇和野 正太郎

俺は本当に用心棒だけど

江野 夏子

私!私も、本当に、
本当に用心棒なんです!!

福部 瑠衣

え、急にどうしたの?

立ち上がる江野さんを、 福部くんはニヤニヤしながら見た

轟 大地

……お前さ

轟 大地

お前こそ人狼だろ?

と、大地は福部くんを責める

福部 瑠衣

急になんですか?

福部 瑠衣

僕は自分の思う事を

轟 大地

変に言うんじゃねーぞ?

轟 大地

ペラペラペラペラ

轟 大地

お前、うるせーんだよ

轟 大地

状況分かってねえだろ?

轟 大地

なんでそんな楽観的なんだよ?

福部 瑠衣

なんです?

福部 瑠衣

あなた、さてはサイコですね?

福部 瑠衣

どっちかが人狼で、

福部 瑠衣

吊られちゃまずい、

福部 瑠衣

そう言う事ですか?

轟 大地

何言ってんだお前?

轟 大地

てめえ良い加減にしろよ!?

大井 宗馬

ストップ!ストップ!!

萩村 勇大

おい、お前座れ

轟 大地

……ちっ

大地は苛立っていた

そして、福部くんの 挑発するような目。

江野 夏子

私ぃぃ

江野 夏子

私じゃないよぉぉぉ

玖珂 舞

……なんか、

玖珂 舞

嘘ついてなさそうなんですけど

久田 遥

私も、そう思います

福部 瑠衣

じゃあおふたりは、
男性の方でよろしいですか?

ふたりはこくりと頷く

福部 瑠衣

他に、異論ある方います?

轟 大地

お前が

福部 瑠衣

はい?

轟 大地

お前が用心棒って確定したわけじゃないだろ?なんでお前が仕切ってるんだよ?

福部 瑠衣

それ、貴方は、他の人が仕切っても
同じ事を言いますよね?

福部 瑠衣

そうか!

福部 瑠衣

あなた目線、用心棒が誰か分かる

福部 瑠衣

何故なら人狼だから!

福部 瑠衣

ボロを出しましたね??

轟 大地

あ?

轟 大地

てめえさっきからマジで!

青木 沙良

彼は!

青木 沙良

江野さんと仲良くしてた

青木 沙良

その彼女が攻撃されてるから

青木 沙良

あなたに敵対してる

青木 沙良

役職ではなく、私は人間的感情面
から見てそう感じました

福部 瑠衣

確かに、それも一理ありますね

福部 瑠衣

なに、あなた達も知り合い
だったんですか?

江野さんと大地は互いを見て こくりと頷く。

轟 大地

あと、

轟 大地

俺とそっちの青木さんも

青木 沙良

……そう

福部 瑠衣

なるほどね、そういう事か

福部 瑠衣

大きい情報です。今後の推理に
活かされると思います

萩村 勇大

……それで

萩村 勇大

今日はどうする?

福部 瑠衣

……彼で良いと思います

浅野 優樹菜

ならもうそろそろ投票しましょ

浅野 優樹菜

あと20分で9時です

福部 瑠衣

もうそんな時間経ってたんですか

福部 瑠衣

対面人狼って、時間を忘れますね

宇和野 正太郎

……待てよ?

宇和野 正太郎

俺が投票されるって事?

浅野 優樹菜

そうです

宇和野 正太郎

俺はガチで用心棒だぞ?

宇和野 正太郎

良いのか?

福部 瑠衣

まあ

福部 瑠衣

初日は情報が落ちませんから

福部 瑠衣

多少の犠牲は仕方ないですね

轟 大地

……多少の犠牲?

轟 大地

てめえ!!!!!

福部 瑠衣

だから!

福部 瑠衣

何です?

萩村 勇大

……良いだろ

萩村 勇大

やるぞ

大地を止めるのは、 いつも大井くんだった

彼含め私も、 彼の『多少の犠牲は仕方ない』

その発言は気に食わない

萩村 勇大

せーの!

青木 沙良

投票→『宇和野』

江野 夏子

投票→『宇和野』

浅野 優樹菜

投票→『宇和野』

玖珂 舞

投票→『宇和野』

久田 遥

投票→『宇和野』

轟 大地

投票→『服部』

萩村 勇大

投票→『宇和野』

宇和野 正太郎

投票→『轟』

福部 瑠衣

投票→『宇和野』

大井 宗馬

投票→『宇和野』

宇和野が8票

今日の処刑は彼だ

宇和野 正太郎

……ほんとに

宇和野 正太郎

用心棒なんだけどな

ピッ……ピッ……

宇和野 正太郎

……?

宇和野 正太郎

え、マジ?

彼の首輪が赤いランプを点滅させ 音を鳴らしていた

萩村 勇大

よく見ておけ

彼が言った先は、 福部くんだった

萩村 勇大

お前が

宇和野 正太郎

……え?え?

福部 瑠衣

……

萩村 勇大

おーまーえーがーーーー

萩村は後ろ歩きで離れ、 そっと服部の背後に立つ

宇和野 正太郎

ちょ、ちょっと?

バンっっ!

玖珂 舞

……きゃ!?

久田 遥

ぁ……ぁぁぁ!

大井 宗馬

うわぁぁっ!?

福部 瑠衣

……ぇ

ビチャっと音を立てて、 宇和野くんは絶命した。

萩村 勇大

どうだよ

萩村 勇大

お楽しみにしていた

萩村 勇大

人狼ゲームは!

福部 瑠衣

……違う

福部 瑠衣

違う!!!!

福部 瑠衣

こ、こんな……!

福部くんは、ふらふらと座り、 そのまま気を失ってしまった。

萩村 勇大

……おい男、手伝え

彼はそう言うと、 率先して宇和野の頭を持った。

大井 宗馬

……どうしたらいいんですか

萩村 勇大

あの扉の先に投げる

大井 宗馬

え……そんな

萩村 勇大

じゃあこのままにしとくか?

萩村 勇大

この先もここへ来るのに

萩村 勇大

放置するのか?

轟 大地

……おい、持てよ

大井 宗馬

はぁ……ああもう!

宇和野くんの死体を、 3人で持った。

その先にある扉を、 浅野さんが開けてくれていた。

江野 夏子

……沙良さん、行こう

青木 沙良

うん

萩村 勇大

……待て

去ろうとする私たちを、 萩村くんが止めた。

萩村 勇大

夜はサイコキラーがいる

萩村 勇大

誰が誰を守るのか、
それぞれ言っておきたい

轟 大地

なんで

萩村 勇大

もしも、お前が俺を護衛する

萩村 勇大

でもお前が死んでたら、

萩村 勇大

俺がサイコキラーって事になる

玖珂 舞

人狼に襲撃されただけかも

轟 大地

そうだよ

萩村 勇大

そのお前を、他が守ればいい

萩村 勇大

そしたら、お前は死なない

轟 大地

そうか……!

青木 沙良

……終わらないって事は

青木 沙良

彼は人狼じゃなかった

青木 沙良

預言者がいない中で、

青木 沙良

勘で進めていくの?

大井 宗馬

あのさ、

大井 宗馬

人狼ってサイコキラーを襲撃したら

大井 宗馬

死ぬんだよな?

浅野 優樹菜

そうだけど?

大井 宗馬

なら、サイコキラーを特定しない方が

大井 宗馬

いいんじゃねーか?

青木 沙良

人狼を自滅させる為に、か

大井 宗馬

そう!

萩村 勇大

……なるほどな

萩村 勇大

今日はそれで良いかもしれない

萩村 勇大

明日、それぞれが護衛先を言う

浅野 優樹菜

……でも

浅野 優樹菜

2日連続で同じ人は守れない

浅野 優樹菜

護衛先を言うのもリスクがある

萩村 勇大

……はぁ、難しいな

大井 宗馬

こんな時、こいつが起きてたらな

……と、彼は気絶している 福部くんを見下ろす

1日目・夜 3F

女子たちは4人で 部屋に戻った

後ろを、私と江野さんが 歩いてる。

江野 夏子

沙良さん

青木 沙良

……なに?

私たちは足を止めた

江野 夏子

何でも、ない

玖珂 舞

……じゃあ、私は寝ます

玖珂 舞

おやすみなさい

舞さんはそう言うと、 ひとりで部屋に入った。

久田 遥

……おふたりは、

久田 遥

誰を守るんですか

江野 夏子

私は、まずは沙良さんを
守ろうと思う

青木 沙良

……言っていいの?

江野 夏子

うん

江野 夏子

私は、沙良さんを信じてる

青木 沙良

ありがとう

久田 遥

じゃあ私が、あなたを

江野 夏子

……江野です

久田 遥

うん、江野さんを守る

久田 遥

だから、

久田 遥

沙良さん?は、
私を守ってください

青木 沙良

サイコキラーとかじゃ
ないよね?

久田 遥

大丈夫です

久田 遥

もしも私がサイコだったら明日

久田 遥

江野さんが、
私を殺してください

久田 遥

言い切れるほど、
自信があります

青木 沙良

分かった、信じる

1日目・夜 1F

轟 大地

なあ

萩村 勇大

なんだ?

轟 大地

お前、後半戦だろ?

萩村 勇大

……

萩村は真顔で止まり、 大地の目を見る

萩村 勇大

お前らが後半戦なのは
大体分かってた

轟 大地

だから、

轟 大地

福部みたいな奴が、
ほんとムカついてて……

萩村 勇大

本当に死ぬって分かった時の
あいつの顔……ほんと面白い

萩村 勇大

ああいう奴が驚いてるのを見ると
こっちまで笑えてくる

轟 大地

……

萩村 勇大

なあ、お前サイコキラーか?

轟 大地

あ?

轟 大地

ちげーけど

萩村 勇大

なら、俺はお前を守りたい

轟 大地

……じゃあ俺は

轟 大地

お前を守る

萩村 勇大

後半戦の男同士、
仲良くしようじゃないか

轟 大地

……おう

1日目・深夜 302号室

夜10時を過ぎた

ここから2時間、 用心棒たちの時間だ

青木 沙良

……

沙良は、久田遥に 護衛を頼まれていた

だけど、彼女がサイコキラーなら 私は死んでしまう

……大丈夫

絶対に。

護衛先→『久田 遥』

青木 沙良

……。

沙良は、自分の首輪に手を当てた

首輪は、動かない

【完結!】人狼ゲーム -混迷-(1〜16話)・連殺(17話〜23話)『※映画原作者の許可◎』

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

9

コメント

1

ユーザー

続きが気になるー

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚