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モブA

おい!!聞いてんのか!!

あれ…?

モブA

ほんとだよ。殺すぞ

モブB

ちょっとモテるからって調子乗って

目の前には縮こまる私を蹴る2つの姿があった。

モブA

おい聞いてんのかって!!

ゲシッ

ゲホッ…

モブA

アハハ笑こいつ更に汚くなりやがった笑笑

モブB

アハハ笑笑笑

モブA

もっとやってやろー笑

ドゴッゴスゴスッズゴッ…

アガッ……

モブA

笑笑今日はもうこのくらいにしてやろー

モブB

そうね笑笑

__________________

__________________

はあ…今日は酷くやられたな

まあこんな事気にしてる場合じゃないな。帰ろう。

あ…今日も遅くなっちゃった。アルバイト遅れるな

急いで帰ろ

ハア…ハア…

早くアルバイトの道具取らなきゃ…

ガチャッ

あ…電気、

ガハハハハ…

向こうから笑い声が聞こえる。 …お父さんだ

ねっねぇ、お父さんっ

碧の父

チッ…

ただい、ま…

碧の父

あ?何だよお前

あ、あの…

碧の父

たくっ…
うっせえなあ!!それよりバイトはどうしたんだよ早く金稼いで来いよ!!!

碧の父

ここまで育てやったのは誰だと思ってんだ?あ?
分かったら早く働け!!!

…うん。

気づいたら私の目には涙が溜まっていた。

碧の父

何泣いたふりしてんだよ早く行けって!!

…ごめんな、さい

私は急いで荷物を取り玄関へ向かった。

行って、、きます

碧の父

…ガハハハハ…

父はずっとテレビを見ているだけだった。

ガチャ。

はあ…

あ、今何時だろ

もう間に合わないかな

携帯を素早く取ると時刻はもう18:00を過ぎていた。

…もう間に合わないな

どうせ行ってもロクな人なんて居ないしな

……散歩でもするか。

まだこんなに明るいんだ

はーー風が気持ちいい。

…なんだかもう何も頭にないや

何も考えずに歩いていると__

……えっ、?

薄汚れやせ細った6歳ほどの男の子が道端の端に縮こまっていた。

見るからにして、親にも見捨てられご飯もろくに食べられてないのだろう。

今の時代にもこんな子がいたなんて…。

…ねえ、君。

少年

……?

何があったの、?

少年

お、とさ…ん
おか…さ、ん

きっと水も飲めてなく叫んだんだろう。 喉が枯れていた。

私は自然と涙が出てきた。

…お姉ちゃんに、教えて。

少年

グスっ、グスっ……泣

ああ、世界は残酷だ。

こんなにも困っている子がいるのに。

誰も見つけてあげない。救ってあげない。

生まれた場所や生み親で全てが決まってしまうんだ。

…少年の姿が昔の自分と同じように見えた。

私はしゃがんで、男の子の頭を撫でようと手を伸ばした。

__その瞬間

ッ…?!

ブワッッッ

一瞬にして視界が暗くなった。

あれ…、男の子は…?

あれ…?

私は……

……………

_______________

_______________

ここは…

どこ?

氷結のタイムトラベラー

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