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2人とも幸せにね♡ 続き待ってます!(*^^*)
2人とも末永くお幸せに… 子供も…てことはこの後せっがあるんですかね🤔
⚠️主は結婚式のことあまりわからないので、期待しないでください💧
jp side
とうとう、この日が来た。
朝の光が差し込む控室で、ttは真っ白な礼服の袖をきゅっと握りしめて座っていた。
しっかり着こなしているけれど、表情だけは完全に緊張で固まっている。
tt
jp
tt
ttを見てみると、手の震えがまる見えだった。
jp
そう声を掛けると、ttは少しだけ顔を赤くして目をそらす。
その横で、使用人が呆れたようにため息をついた。
mb
はいはい、と軽く返しながらも、俺はそっと tt の肩に触れた。
触れた場所の温度が、今日だけはいつもよりずっとあたたかい。
tt side
tt
先程までは、jpが落ち着かせてくれたけど、控室で、さらに追い打ちがあった。
tt父
お父さんが大号泣しとる!!!
tt
このままバージンロード歩いたら途中で燃料切れするんちゃう?
tt父
tt
戻ってくる頃には目が腫れてそうやけどまあええか……。
そして今、俺たちは扉の前に立っている。
乾燥した空気が喉を通るたび、心臓の音が跳ねる。
tt
手に“人”って書いては食べるを繰り返してみる。
……なんか、大丈夫な気がしてきた。
tt
mb
扉を開けて入ると、どこを見ても人しかいない。
…まあ、国王の結婚式やからそんなもんやけども…!!
緊張で心臓が張り裂けそうだ。
…でも、前にはjpがこちらに微笑んでいる。
それだけで、なんだか落ち着いたような気がした。
jp side
mb
式場に静寂が落ちる。
ttの肩がびくっと跳ねた。
tt
jp
そっと頬に触れると、 ttはぎゅっと目を閉じて、微かに唇を震わせた。
距離がゆっくりと近づく。 ほんの少し触れるだけの——やさしいキス。
静まり返った式場で、 心臓の音だけが二人にだけ響く。
離れた瞬間、ttの顔は耳まで真っ赤だった。
tt
jp
優しく肩を抱くと、 式場のあちこちから拍手が広がっていく。
その音が、胸にやさしく染み込んだ。
式が終わり、披露宴が始まる。
いろんな人と話してから、やっと2人の時間になった。
jp
tt
静かな控室の片隅で、 ttは指輪に触れながら、ゆっくりと笑った。
披露宴のざわめきが遠く聞こえる。
まるで、ふたりだけの空間にいるように感じた。
jp
tt
jp
その言葉に、ttの耳が少し赤くなった気がした。
tt
tt
指先が触れ合って、 そっと、自然に絡まる。
それだけで、胸の奥が満たされていく。
jp
tt
指輪を確かめるように触れながら、 ふたりは小さく笑い合った。
その幸せはこれから先、どれほど時が流れても、 変わらず静かに続いていく。