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#らんこさ
クッキー
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瀬那
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三十二階。最上階。 標的がいる会議室まで、残り十メートル。
皇髑の声が通信に入る。
M
L
桜斬が指示する。
紫撃が右。 棘碧が左。 爆炎が後方。 緑砕が中央。 皇髑は遠距離。
そして。 桜斬と蝶珀が正面。
L
扉が吹き飛ぶ。一斉に敵が銃を構える。
けれど、遅い。
紫撃の銃弾が敵の武器を弾き。 棘碧のワイヤーが腕を奪い。 爆炎のカプセルが床を吹き飛ばす。 緑砕が敵の懐へ入り、体術で次々と叩き伏せる。 遠くからは皇髑の狙撃。
そして。
L
私は走る。刀を振り抜く。 最後の敵が倒れた。
静寂。
会議室に、雨の滴る音だけが響く。 標的は、目の前。
桜斬がナイフを向ける。
L
通信機に向かって、短く告げる。
M
L
I
H
K
S
M
最後に。 桜斬が私を見る。
L
〇〇
L
一瞬だけ。 その声が柔らかくなる。
私は首を横に振る。
〇〇
L
桜斬はそれ以上何も言わない。
けれど。 私の指にある指輪へ、一瞬だけ視線を落とした。
同じ指輪。 七人全員が持つ、家族の証。
任務中は名前すら呼ばない。
けれど、言葉にしなくても分かっている。 ――誰一人、置いていかない。 ――誰一人、見捨てない。 ――必ず全員で帰る。
それが、SIXFONIAのルールだった。
桜斬が背を向ける。
L
I
H
K
S
M
〇〇
L
七つの影が歩き出す。夜の街へ溶けていく。
そして翌朝。
この建物にいた者たちは、こう噂するだろう。
たった七人の集団が、一瞬で組織を制圧した。
誰がやったのか。
どこから来たのか。
何者なのか。
何も分からない。
ただ
現場に残されていたのは。 七つの――
同じ指輪の痕跡だけだった。
裏社会では、今日も彼らをこう呼ぶ。
“幻”――SIXFONIA。
♡×35