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病弱な俺の宝物

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病弱な俺の宝物

2 - Episode.1

♥

201

2025年05月26日

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jp

うぅ″っ、

更に3日ほど経ってもやはり、学校に行ける兆しは見えなかった。

俺って、一人じゃなんにも出来ないんだな...っ、

分かりきっているはずだった。

体調を崩すことの多い俺が一人暮らしなんて、正直無理な話だった。

もういいや...、寝よ、っ

ぴーんぽーん__。

jp

んん″っ、(ぱち、っ

誰だ、?

jp

っ、!?(ふらっ、

あっぶな、

ほんとに目眩やばいな...、っ

そんなことを考えながら、俺は玄関の扉を開いた。

がちゃ...、っ

???

っぁ...、俺のこと、覚えてる、?

jp

まあ...、っ

jp

ttさん...っ、でしたよね、?

体調が悪いのを必死に堪えて平静を装いながら、俺はそう言った。

俺が一人でいた時、唯一話しかけてきた人だった。

tt

ttって呼んでや、!あとタメ口で話してっ、!

正直、こういうのは苦手だった。

友達なんて出来ても関わる機会が少ないし、迷惑だって掛けてしまう。

jp

分かった、ttね ッ、

どうせ、そんなに長続きはしないだろうけど...、っ

tt

jpやったよな、体調大丈夫か、っ ?

学校側には″体調が優れない″と連絡をしていたため、彼は俺が休んでいる理由を知っていたのだろう。

jp

別に大丈夫だよッッ、

ttと立ちっぱなしで話してたらきつくなってきたけど、

jp

家入る、?

tt

じゃあっ、お言葉に甘えて...、っ

jp

そこ座って良いよ ッ、

tt

ぁっ、ありがと、(座

tt

あ、そういえばこれ(渡

jp

これなに、?(貰

ソファに座ると少しだけ話す余裕が出てきた。

tt

次行く修学旅行の資料やで、っ

jp

修学旅行...、っ

行きたくないな、と反射的に思った。

だってどうせ、慣れない環境で体調を崩すに決まっている。

そんなことは目に見えている。

jp

なんか飲む、?

tt

あ~っ、じゃあ水...お願いしてもいい、?

jp

いいよ、っ(立上

jp

...っ、(ふらっ、

tt

っ、!?(受止

tt

っぇ、お前大丈夫かよ...、!

jp

大丈夫だよっ、日常茶飯事だから...、

jp

......っ、でも、ありがと...ッ、

jp

はい、水

tt

ああっ、ありがと...、っ

jp

ていうか、資料渡しに来ただけ、?

jp

だったらもう帰って良いけど、っ

俺は水を飲んでいるttに、一方的に言葉を投げかけた。

tt

ちゃうで、? 様子見に来たんやわ

jp

今は大丈夫だよ、

jp

てか先生に言われたから来たんでしょ、?

tt

それもちゃうで、俺が来たかったから来た

jp

ふ~ん、っ

jp

でも大丈夫だよ、別に

jp

元気...、だし、っ

tt

いや嘘やろ、てか無理させてごめんな

jp

別に無理してないし、っ

jp

......今は体調いい方だから大丈夫、っ

tt

そっか、でも寝たほうがええんちゃう、?

jp

うん、ttが帰ったら寝るけど...、

tt

今日、泊まらせてくれん...、?

しばしの沈黙の後、ttが急にそう言ってきた。

jp

え、なんで

tt

心配やからに決まっとるやん...、っ

tt

......だめか、?

jp

...わかったよ、でも今日だけね、っ

tt

いいんかっ、!? ありがとう、!

なんでいいよって言っちゃったんだろ...っ、

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